約 971,231 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2253.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1379605327/ 京太郎「そうだったのか……。気が付かなかったぞ」 咲「中学生の時にお姉ちゃんに人生相談したら気持ち悪がられてね」 京太郎「もしかしてそれが別居の理由?」 咲「……うん。私と居ると身の危険を感じるんだって」 京太郎「咲が何かするとか思えねーんだけどな」 咲「私も一生懸命、弁解したよ。でも、何か同じ空間に居るのが嫌みたいで」 京太郎「まぁ…仕方ねぇよ」 咲「…そうだね。私が女の子好きなのは身内の恥だと思ってるだろうし」 京太郎「うーん。なんで俺にカミングアウトしたんだ?」 咲「京ちゃんも私と同じって思ったから」 京太郎「……俺は巨乳好きの女好きだよ」 咲「嘘だ!私、見たもん!京ちゃんが嬉しそうな顔して男の人の車に乗るの」 京太郎「チッ…」 咲「あんな顔、私達の前では見せなかった!和ちゃんの胸を見てる時より目がキラキラしてたよ」 京太郎「しゃーねな。咲もカミングアウトしてくれたんだ……。俺も…」 京太郎「今、付き合ってる彼氏とデートしてたよ」 咲「彼氏!?やっぱり、京ちゃんは……」 咲「京ちゃんはホモ?」 京太郎「そうなるな。今、好きな人は男の人だ」 咲「私も……好きな人は女の人」 京太郎「咲は付き合ってないのか。片思いか?」 咲「う、うん。最近その人の事を考えると夜も眠れないの」 京太郎「……完全に恋する乙女モードだな」 咲「毎日毎日の部活が楽しくて…、楽しくて…。 こんな日がずっと続けばいいのにって思う反面、もっと違う関係になれたらとも思う」 京太郎「なぁ、咲の好きな人当てていいか?」 咲「え?部活には四人も居るよ。当てれるの?」 京太郎「麻雀は下手くそな俺だが、これだけは当てる自信がある。99%当てれる」 咲「最低でも25%だよ!?い、言ってみてよ。一回で当てたらレディースランチ奢ってあげる」 京太郎「その言葉、忘れるなよー」 咲「当てれなかったら、京ちゃんが私にレディースランチ奢ってよ?」 京太郎「へいへいその条件のった」 咲(私がかなり有利だよね。三人もハズレが居るわけだし) 咲(やっぱりこう言う賭けはフェアじゃないと駄目だよね) 咲「ヒント出した方がいい?四択ってよく考えたら難しいよね」 京太郎「いらねぇ。むしろ全国含めても良かったくらい」 咲「ホント!?私、ずっと普通の女の子演じてたはずだよ!普通、ノーマル。バレてるわけがないよ!」 京太郎「いやー……、もしかすると部長も気付いてると思うぞ」 咲「嘘だ嘘だウソだ!そんなのバレてたら、もう私学校に来れないよぉ……」シュン 京太郎「部長と話した事はないんだけどな。何となくそう思うだけだよ」 咲「……で誰だと思うの?」 京太郎「和」 咲「~~~~~ッッ!?!??!??!」ビクッ 京太郎「レディースランチご馳走さん」 咲「う、うん///当たってるよ」 京太郎「咲は和に恋愛感情を持ってたのか……。友情にしては…こう…、少し異質な物を感じてた」 咲「同じ部活仲間に恋愛感情を持つっておかしいよね?私、頭おかしい子だよね?」グスン 京太郎「そうだな。頭がおかしいのかもしれない」 京太郎「部活仲間と恋愛はよく聞く話だ。俺と咲なら何の問題もなく付き合ってるだろうな」 京太郎「けどさ……。俺もホモだからわかるけど、好きになっちまったもんは仕方ないって思うんだよな」 咲「うっうっ…、和ちゃんってなんで女の子なんだろう…。 もし男の子に生まれてくれてたら、私も告白して玉砕出来るのに」ポロポロ 京太郎「和は女だからなぁ……。こればっかりはどうにも」 京太郎「後、二年以上あるぞ。ずっと秘密にするのか?」 咲「墓まで持って行こうと思う。和ちゃんとはずっと親友で居たいから……」 京太郎「それがいいかもなぁ……。和がレズならワンチャンあるけどさ」 咲「絶対ないよ!和ちゃん、真面目だもん」 京太郎「俺も真面目なつもりなんだが……」 咲「嘘だー。宿題もロクにやってこないのに?」 京太郎「宿題は……咲の写せばいいからな」 咲「そんな事だから嫁さん言われるんだよ。わ・た・し・が」 京太郎「ごめんな。カモフラージュにはちょうどいいって思ってるぜ」 咲「京ちゃん恋人居るんでしょ?私が嫁扱いされて、怒ったりしないの?」 京太郎「あの人は大人だからなぁ……。嫉妬なんかしないんじゃねぇかな」 咲「大人の人と付き合ってるんだ」ドキドキ 京太郎「おおぅ、大人はいいぞー。奢ってくれるし、帰りは送ってくれるし」 咲「そっかー。いつの間にか京ちゃんは大人の階段登ってたんだね……」 京太郎「まぁな」ドヤッ 咲「ど、どんなデートしてるの?」 京太郎「気になるの?」 咲「もちろん」コクコク 京太郎「咲は俺の秘密を知る数少ない友人だから、話してやるか」 咲「うんうん」コクコク 京太郎「彼氏は俺と違って働いてるから、ホモバレは絶対避けたいはずなんだ」 咲「だよねぇ」 京太郎「だから室内デートが多いよ」 京太郎「咲が見たのは……、多分、俺達映画を見に行ってたかな」 咲「映画かー。いいなぁ……。私も和ちゃんと映画行けたら……」 京太郎「映画くらい行けるだろ?誘えよ」 咲「優希ちゃんがセットで着いて来るから……。私が行きたいのは映画デートで、映画見に行くんじゃないもん!」 京太郎「和って映画のラブシーンで表情変えたりするのかな?」 咲「わかんない。意外にアタフタするかもしれないし、シレッとしてるかもしれない」 京太郎「和は精密機械みたいな印象あるからな。やっぱり何もなかったかのようにポップコーンを食べ……」 咲「恋人さんはどうだったの!?」 京太郎「男同士だからアクション見てたよ。もちろん手を繋ぐ事もなく」 咲「きゃーーーーー!きゃああああああ!!!!!」 咲「こうやって手を重ねるとかないの?」ピトッ 京太郎「ねぇよ。男同士が、手を重ねてたら気持ち悪いだろうが」 京太郎「ってか、俺に触るな!」ババッ 咲「ご、ごめん。つい」 京太郎「女に触られると蕁麻疹が出るんだよ」スリスリ 咲「ごめん、気をつけるよ」ペッコリン 京太郎「手を繋ぐで思い出した。咲、お前和の布団に入りこんだらしいぞ」 咲「うそッ!?」 京太郎「ホントホント。全国大会個人戦の夜な」 咲「あの日かな……。お姉ちゃんに会いに行って叩かれて、トイレで泣いた日」 京太郎「トイレで泣いてたの?花子さんかよ」 咲「みんなの前では泣かないようにって……。でもさ……」 咲『ごめん。今日は一人させ……』 和『咲さん。ウサギさんみたいに目が真っ赤ですよ』 優希『そうだじぇ!ほっとけないじぇ』 咲『ううっ…うぐっ…、えぐっ…な、な、な泣いて…なんか……』ポロポロ 和『咲さん』ダキッ 優希『さーきーちゃーん』ダイブ 和『何があったか聞きません。知りたくもありません』 優希『泣きたいのに我慢しちゃ駄目だじぇ。私なんか試合が終わってからすぐ大泣きしてたじぇ』 咲『わたわわわわたし、昔から変な子で!お姉ちゃんにいっぱい迷惑かけて!ぐすっ…えぐっ…、それで…、それで!』ポロポロ 和『咲さん、今日は私と優希がずっと側に居ますから……』ギュウゥゥゥ 優希『私達、ズットモだじぇ!』ビシッ 咲『うん!うんうん。和ちゃんと優希と友達になれて良かった』ポロポロ 咲「で、三人で仲良くガールズトークしながら寝たの」 京太郎「その後。その後だ、話は。和が言うにはなぁ~」 モゾモゾモゾ…… 和『なんだか寝苦しいです』 咲『くーかー』スピー 和(咲さん!?) 咲『お姉ちゃん…今までごめん。そしてありが…と…う…。変われなくてごめんなさい』ムニムニ 和『んっ…くぅ…、咲さん咲さん、私はお姉さんではありませんよ』小声 咲『最後に…これで最後だから…、昔みたいに…』ポロポロ 和『……咲さん』 咲『甘えさせて下さい』モミモミ 和(今夜だけですよ?寝苦しい夜になりそうですね) 京太郎「ってわけよ。おかげで和には目のクマがばっちりと」 咲「あーーーーーーーー!あの日の翌朝、和ちゃんが眠そうにしてたのは私のせいなんだ」 京太郎「安心しろ。本人的には青春の一ページの思い出として話してた。レズビアン特有の行動とは思ってないはずだ」 咲「ううっーーー恥ずかしい///私、何やってるの……」ドヨーン 京太郎「このままだといずれボロが出るかもしれないぞ」 咲「ごめん。気をつける」 京太郎「俺に謝られてもなぁ……。咲は和に触れたいのか?」 咲「そりゃ…少しは…、思ってるよ…」 京太郎「咲にも性欲があるのか。お兄さんびっくりだ」 咲「むっ!?性欲なんかじゃないもん!もっとこうピュアな感情だよ」 京太郎「性欲でも肉欲でもいいよ。咲は、和の体に触れたいんだろ?」 咲「……」コクン 京太郎「レズならバレずに触れ。優希にもベタベタしつつ、和ともベタベタすればいい」 咲「う~ん、難しいなぁ」 京太郎「女はまだマシだぞ。ベタベタしてても、同性愛とは疑われにくい」 咲「そうだね。私も優希がこっち側の人間かと思ってたけど」 京太郎「アイツは違う」 京太郎「男同士なんか人目がある所でイチャイチャ出来ないんだぞ!?この辛さがお前にはわかるのか?」 咲「でも京ちゃん、恋人居るし……。私よりずっとずっと、幸せだよ!」 咲「いや…私も十分に幸せなはずかな。とても仲のいい友達が居る、好きな人が同じ部活に居る」ブツブツ 咲「和ちゃんの横顔を眺めている時間は私にとって、とても…とても…幸せな時間のはず」ブツブツ 京太郎「そうそう。今以上の幸せを望むなら、失う覚悟もしないとな」 咲「それって和ちゃんとの信頼関係って事?」 京太郎「そうだ。俺がホモだとバレたら、きっと俺はクラスで孤立するだろう」 咲「……うん。私もバレたら、優希ちゃんも余所余所しくなるかもしれないね」 京太郎「和はもっとひどいかもしれん」 和『咲さんってレズビアンの方ですか?すいません、私はそっちの気はないので……、その…とても…困ります』ビクビク 咲「うわあああああああああ!!!!!!!!!!」 京太郎「落ち着け!それはまだマシなパターンだ!もっと最悪なパターンもある」 咲「どうしよ…どうしよ…」カタカタ 京太郎「今のままの付き合い方だとバレる可能性があると思う。部長が勘付いてるくらいだし」 咲「うっう…、私が和ちゃんを嫌いになればいいの!?無理、無理ムリムリ!嫌いになんかなれるわけない」ポロポロ 京太郎「恋心を隠して上手く付き合って行くしかないんじゃないか?」 京太郎「レズなら少しくらいベタベタしても大丈夫だからさ」 咲「……うん」 京太郎「元気出せよ。帰りにマグロナルド奢ってやるから」 咲「京ちゃん優しいね。男の人にもモテるわけだよ」 咲「そーいえばさー」モグモグ 京太郎「ん?」 咲「京ちゃんの彼氏ってどんな人?写真ある?優しい人?」チューチュー 京太郎「優しいよ。咲の知ってる人だよ」 咲「誰だろ……。全くわかんないなぁ」パクパク 京太郎「ハギヨシさん///」 終わり
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1263.html
淡「京太郎!部活終わったらちょっと付き合って!」 京太郎「なんだいきなり」 淡「実は東京でKちゃんが限定販売されるって噂があるの。一緒に来てくれない?」 京太郎「ぬいぐるみ買いに男連れてく気かよ……暇だからいいけどさ」 淡「ありがとー!じゃ、後でね!」 淡「遅れてごめん!レギュラーだからミーティングだーって菫先輩がうるさくて」 京太郎「いいって。早く行こうぜ。途中の本屋でちょっと見たいものあるけどいいか?」 淡「じゃ、その前にどっか入らない?ちょうどお菓子切れててさー」 尭深「……淡ちゃんに、京太郎くん?」 京太郎「あ、渋谷先輩」 淡「タカミー、さっきぶり」 尭深「うん。2人は……デート?」 淡「!?」 京太郎「ちょっと買い物行くだけですよ。そんなデートって程じゃ…」 淡「こ、これって京太郎とデートなの!?じゃ、じゃあ今までのも含めたら何回…」顔真っ赤 尭深「……じゃ、デート楽しんで来てね」 京太郎「先輩……行っちまった。デートねぇ。淡」 淡「ひゃ、ひゃいっ!!」 京太郎「何驚いてるんだ?」 淡「な、なんでもないから!で、何?」 京太郎「いや、これってさっき先輩が言ったようにデートなのか?」 淡「あー、そ、そうだねー。京太郎がどうしてもって、言うなら、デートってこと、にしてあげてもいいよ?」 京太郎「いや、そこまでじゃないけど」 淡「……そっか」シュン 京太郎「しかし、今日いつも以上に人が多いな……よし、淡」 淡「何?ひゃっ!」手、握られる 淡「い、いいきなりなんなの!?」 京太郎「こうしないとはぐれそうだからな」 淡「私はテルーじゃないよ!」 京太郎「どの道人多いんだからしばらくこのままでいいだろ。さっさと行こうぜ」 淡「もー……特別に許す!」 京太郎「そりゃ良かった」 淡「うん……じゃ、張り切っていこー!」 京太郎「おい、引っ張るな走ろうとするな!」 その日の淡はいつも以上に機嫌良かったとか
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1861.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ 京太郎「ぎゃ、逆転だ!やったぁぁぁ!!!」 透華「ぃ、いま、のは」 智紀「は、早い、そんな大物を」 ハギヨシ「お見事です」 京太郎「いままでのツケなのかなー!?やっべちょーうれしー」にやにや 一「……いままでからは考えられないくらいすごい引きだったね」 純「あぁ、そう、だな」 衣「……京太郎」 京太郎「ん、なんですか?」 衣「新月の夜に、龍門渕に来てくれ」 京太郎「へ?」 衣「京太郎の力、衣が見定めよう」 京太郎「うぇ?え?えぇ?」 その夜 京太郎(なんなんだ、新月の夜にって一番近くても二十日も先じゃないか) 京太郎(その日は…土曜か。学校はやすみだけど、うーん) 衣(京太郎は、衣と真逆なのだ) 衣(麻雀を素直に楽しんでいるのに、牌に恐れられている京太郎) 衣(素直に楽しめていなかったのに、牌に愛された衣) 衣(わかったよ、京太郎。私たちが拮抗する訳が) 衣(衣が月に引かれ宙を舞うなら、お前は月に見放され闇を這う。) 衣(いままで対局した時、いずれも満月、十日夜の月。衣よりだ) 衣(闇に染まった夜、引く力がない夜。お前はどうなる?) 某日ー清澄高校 月齢ー満月 京太郎「うーん…」カチカチ 京太郎「ダメだな。てんでバラバラだ」 優希「どうだー犬ー……うっわ、こりゃーひどいぜ」 京太郎「おかしいよなー、何しても裏目になるし」 咲「カン!カン!カン!カン!」 まこ「その表情、見切った!!」ピキーン 和「SOA!」ドッギャアーーーーン 久「そんなんじゃ、だ・め♪」スパァァン! 京太郎「あっちはあっちで魔界と化してるし」 優希「今日は優希ちゃんも調子がいいじぇ。京太郎が悪いの吸い取ってるのかもなー!」ケラケラ 京太郎「んなことあってたまるかってーの」 衣「……」タンッ 純(何か、今日は不思議な気分だな) 透華(柔らかな光に包まれて、登っていくような) 一「……あ、あれ?ツモ」 透華「え?」 衣「……」スゥ チャラ 一「あ、うん。僕の親番だね」カチャカチャ 透華「衣?」 衣「……不思議な気分だ、いつもよりもどこか清々しい」 衣「自らの技で道を切り開くというのは」 そして 新月の夜 ハギヨシ「夜中にすいません」 京太郎「ハハハ、抜け出すの大変でした」 ハギヨシ「何かあったら責任はとりましょう。では、どうぞ」 京太郎「あれ?部屋の明かり、ついてないんじゃ……たしか部室って言ってたよな、でも……まぁいいか」 京太郎「失礼します」ギィィィ 衣「待っていたぞ京太郎」 京太郎「あ、衣さん。なんでそんなロウソクだけで?」 衣「雰囲気だ」キリッ 京太郎「雰囲気って……なんすかそれ」 透華「っ……」 一「暗くて見えにくいなぁ……明かりつけようよー」 衣「いいだろう偶には。さて、京太郎。対面に座って欲しい」 京太郎「はいはい、よっこらせっと」 一「じじくさ」 京太郎「や、やかましい!……コホンッで、なんのようで、こんな夜中に?」 衣「四人で雀卓についたのだ、やる事は一つだろう」 京太郎「……え、麻雀?」 衣「打ってみたいんだ。本物のお前と」 京太郎「で、でもおれ、毎回本気で打ってきましたけど」 衣「わかってる、それでも、だ。」 透華「……須賀君、早く、始めましょう」 京太郎「え?え?わ、わかりました」 一(なんかへーんな雰囲気。衣も事情説明してくれないしー) 東一局 親ー透華 京太郎「…お」 衣(やはり、配牌がいいか京太郎) 衣(今や深淵たる闇の世界ではお前が唯一の動くもの、王だ。牌はそれに従う。それに比べて……) 透華(手牌が、重い) 一(うわー、清一とかの大化けはあるけど、おっもいなぁ) 透華「で、では」タンッ 衣「っ」 衣(重い闇が牌に絡みついている。引くのも一苦労だ。どれ) 衣(くっ、どうにも、活かしにくい)タンッ 一「うっわー」タンッ 京太郎「ー♪」タンッ ー ーー ーーー 衣(この手牌、マンズで染めて大きくなりそうだがまだまだ先だ。それじゃだめだ) 京太郎「来た!ツモ!」 衣(このノロマな様では京太郎に追いつけない) 京太郎「ツモチャンタ中ドラ2、満貫」 透華(薄い待ちを当たり前のように……) 一「うわ、調子良さそうだね」 京太郎「あぁ、幸先いいなー俺」 衣(京太郎は気がついていない。自分の異常さに。そのままではやがて、まことの闇に呑まれる) 衣(力に酔うのは衣だけで十分だ!) 東4局 親番ー衣 衣(ここまでは、京太郎が軽いアガりを織り交ぜる他、一が混一をアガった。連荘なしのまま、衣の親番) 衣(一気に巻き返す!) 衣「ポン」 京太郎「あ、はい(白を鳴かれた、早上がりの連荘?)」 衣「チー」 京太郎(今度はソウズ…混一?) 衣「チー」 京太郎(三フーロー、今度はピンズ。鳴き三色?手が悪いのか) 透華(何をする気なのでしょう、衣。気を失う前に早くして欲しい、ものです、わ) 京太郎(234の三色…その辺りは絶対にきれないな、それはブラフで白のみもあり得る、警戒を)タンッ 衣「カン!」 京太郎「!!」 衣(さぁ、これで自分を見つめろ京太郎) 衣(自らの異質さには、自分で気がつくしかないのだ!) 衣「ツモ、嶺上開花三色白、新ドラは……白!親跳の責任払い18000!!」 京太郎「っ」 衣「逆転トップだ、京太郎」 京太郎「やっぱ、衣さん強いや」 衣「うむ、たくさん練習したからな。透華や一、純や智紀。全員一緒に強くなって、今の衣がいる」 京太郎「ハハハ……そういえば、満月に近いほど強いとか聞きました。本当ですか?」 衣「本当だ……だから今日なんかは、ダメなんだ、本当は」 衣「でも、普段より弱くても、麻雀は楽しい」 京太郎「俺は、勝てないのかな」 衣「む?」 京太郎「そりゃあ、まだまだ練習不足なのはわかる。龍門渕の皆さんや、清澄のみんなは、俺よりずっとずっと練習して、今がある」 京太郎「でも……衣さんは今日本気ではあっても全力じゃない。俺は調子がいい、なのに負ける」 京太郎「そんなの、かっこ悪いじゃないか」 衣「京太郎?」 京太郎「負けたくない……!負けたくない!」ゴッッ!!! 衣「っ!?」 衣(これは、悪運……) 透華(な、なんですの、これ。黒い渦が、周りに……) 一「お、落ち着きなよ……あれ?寒気して来た」ブルッ 衣「…そうか」 衣(京太郎は、月が満ちる時に地にいた。月に引き上げられて幸運が空に登るなら、悪運はどうなる?地に溜まる) 京太郎「衣さん、連荘ですね…サイ、お願いします」 衣(それを京太郎はひたすら溜め込んで来た。それを今吐き出したのだ。 悪運は打ち捨てられ、勝利への渇望という仮初めの意思を持ち、暴れまわる) 衣(その標的は…衣達だ) 衣「ぐっ(配牌がひどい、これでどう戦う!?)」 京太郎「……」ユラァ ダンッ 衣(京太郎はこんな牌を渡されて、振り込まず上がりを目指していたのか)タンッ 透華「うぅっ」タン 京太郎「ロン」 透華「ぁっ」 京太郎「断ヤオ三暗刻、3900の一本場は4200」 透華「ぐ、ぅ」チャリ 一「は、早いなぁ」 衣(次が、一の親番……だが) 京太郎「カン」 衣(暗カンでドラが丸乗り……!) 京太郎「……ツモ、断ヤオドラ4、満貫」 一「う、親かぶりかぁ……」チャリ 衣(まずい!京太郎の親番だ!) 京太郎「俺の、親……ですね」 京太郎「…勝つんだ、勝つんだ。勝てるはずだ」ブツブツ 衣(止める、絶対に止める!) 透華(……ヘタレてる場合じゃない!衣に協力して、なんとか須賀君を) 一「ブ、ブツブツ怖いよ」タンッ 京太郎「リーチ」 一「うわ、ダブリー!?」 透華(っ、振り込むわけには)タンッ 衣(く、スジも安牌もない)タンッ 京太郎「ロン」 衣「ぐっ」 京太郎「ダブリー一発断ヤオドラ2、親跳ね18000」 衣「ここまでできるか……!」 衣(まずい!この高火力では次で飛ばされるかもしれん!) 京太郎「一本場……」 衣(ダメだ、新月じゃ所詮衣はこんなものか?) 衣(……違う!京太郎は満月の最も力の出ない日、衣と渡り合っていた。なら逆もしかりだ!) 衣「さぁ、次いくぞ!!」 透華「ロン、発のみ1000。一本場は1300」 衣「うむ」チャラ 一「あ、ロン。タンピンドラ1、3900」 透華「はい」チャリ 衣(なんか普通に流れたぁぁぁ!!) 京太郎「ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない」 一(こわぁぁぁぁああ!!) 透華「あぁ、闇が一層濃くなって……」 衣(と、ともかく、衣の親でオーラスだ!なんとか、京太郎の目を覚まさせる一撃を……まて) 衣(考えてもいなかった。これで京太郎の闇を屠らばどうなる) 衣(衣を光とするなら京太郎は闇。 再現なく、闇が溜まれば溜まるほど強くなるが、その身を破滅に陥れてゆく。 なんせ悪運だ。貯めていいものであるわけない。しかし) 衣(これで力を失えば京太郎はどうなる。確かに、極端な悪運はなくなるかもしれん、しかし極端に強い事も、なくなる) 衣「…自分一人じゃ、決められないか」 衣「京太郎、一つ聞きたい事がある」 京太郎「なんですか」 衣「麻雀をして来た中で、一番嬉しかったことはなんだ」 京太郎「いちばん、うれしかったこと……」 京太郎『ロ、ロン、国士無双!』 京太郎「始めて、役満をアガった時、いや」 京太郎『こ、これでいいのかな?えと、ロン、た、断ヤオトイトイ』 京太郎「始めて、自分の力でアガったとき、かな」 衣「そうか」 衣「麻雀、楽しいか?」 京太郎「はい、楽しいです」 衣「そうか。京太郎」 京太郎「なんですか」 衣「今、麻雀楽しいか?」 京太郎「あまり」 衣「そうか、衣もだよ」 衣「明日日曜日だったな、今日は泊まっていけ。明日、たくさん麻雀打とう」 衣「すまない」 京太郎「」タンッ 衣「ロン。大三元」 しんえんあるきのきょうたろうにかった! やみのちからはきえさっ……た? 翌日 京太郎「!」 京太郎「ここは、何処だっけ」 京太郎「あ、そうか。たしか昨日は龍門渕によりに呼ばれて」 京太郎「思い出せない」 コンコンッ 京太郎「あ、はい」 ハギヨシ「失礼いたします。お目覚めになられましたか。衣様がお呼びです、準備ができたらおこしください」 京太郎「失礼しまーす」 衣「お、来たか京太郎」 一「おはよ、ふぁーあ……」 透華「一、はしたないですわ!」 京太郎「あの、昨日俺寝ちゃったみたいで、すいません」 衣「なに、気にするな……京太郎」 京太郎「はい」 衣「麻雀をしよう」 衣「京太郎の親だな」 京太郎「なんだろう、デジャヴを感じる。じゃあいきます…ね…」 衣「……?どうしたんだ?牌を握って固まって」 京太郎「俺は」 衣「?」 京太郎「俺は、負けたくないぃぃぃぃぃぃい!!!」 衣「えっ」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/680.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346835217/ 京太郎「『全国麻雀大会身体検査のスタッフを募集中』……?」 京太郎「(確かに学生大会とはいえ麻雀だからな)」 京太郎「(牌の持ち込み等の不正防止のためには必要なんだろうけど……)」 京太郎「(バイト代は……安っ! でも大会の裏側ってちょっと興味あるな)」 京太郎「(よし、応募してみるか)」 京太郎「はいっ、もういいですよ~」 「あ、ありがとうございましたっ////」 京太郎「ふぅ……、身体検査も楽じゃないなぁ……」 京太郎「次の人どうぞ~」 咲「お、お願いします………って、え?」 京太郎「おお、次は咲だったか」 咲「きょ、京ちゃん!? どうしてここに!?」 京太郎「どうしてって……身体検査のスタッフだよ」 咲「そ、そんな冷静に……」 咲「もしかして……(京ちゃんに裸見られちゃうのぉ!?)」 京太郎「それじゃあ咲」 京太郎「服、脱ごうか」 咲「 」 咲「ハァ……ハァ……////」 京太郎「うん、異常なし。 もう行っていいぞ」 咲「あ……ありがとうございました……////」 京太郎「……咲の奴、随分息荒かったな。 緊張してたのかな?」 京太郎「まぁいいや。 次の人、どうぞ~」 和「お願いします……って須賀くん!?」 京太郎「咲がいるだもん、和もいるか。 やぁ」 和「そ……そんな……どうして…///」 京太郎「スタッフのバイトだよ。 それよりほらここ座って」 和「で……でも私……男の人に裸なんて……初めてで……///」 京太郎「そうかぁ……それじゃぁ」 京太郎「和の初体験は俺が貰っちゃおうか」 和「 」 京太郎「はい、オッケー。 もういいよ和。 ……和?」 和「……うぅ……///」 京太郎「どうかしたか? 診た限りじゃ至って健康極まりない綺麗な体だったけど……」 和「っ、!? は、恥ずかしいこと言わないでください……////」 京太郎「……また胸でかくなってる気がするなぁ。 ホント、可能性は無限大だぜ」 京太郎「次の人どうぞ~」 優希「へい! よろしく頼むじぇ!……おおっ!?」 京太郎「おっす。 相変わらず元気だなお前は」 優希「京太郎……私に会いたくてこんなトコロにまで……」 京太郎「はーい、腕伸ばしましょうねー」 優希「コラァ! レディに向かって何たる扱い!」 京太郎「漫才してる暇は無いんだよ。 ほらさっさとするぞ」 京太郎「夫婦漫才ならいつでもしてやるから」 優希「……えっ!?」 京太郎「うん、元気な女の子ですね。 もういいぞ、優希」 優希「……あぅ……///」 京太郎「?」 京太郎「……検査中は随分しおらしかったな……。優希も人並みの恥じらいはあるってことか」 京太郎「次の人どうぞ~」 久「よろしくおねがいしまーす……ってあらま」 京太郎「部長。 その節はどうも」 久「……須賀くん……。 いくら健全な高校生だからと言ってこんな所にまで……」 京太郎「人を犯罪予備軍みたいに言わないでくださいよ」 久「どうせバイトでしょうけど……。 ふふ、私の体に見蕩れても知らないわよ?」 京太郎「そりゃあ、難しいなぁ」 久「えっ?」 京太郎「だって部長、俺好みなスタイルなんですもん」 久「 」 京太郎「はい、もう服着てもいいですよ部長」 久「……須賀くんって意外と……」 京太郎「えっ?」 久「……いや、なんでもないわ……ええ、なんでもないもの……」 京太郎「……部長がモゴモゴしてるなんて珍しい。なにかあったのかな? 京太郎「……まあいいや、次の人どうぞ~」 まこ「おう、頼むわ…………ぁあああ!?」 京太郎「まこ先輩っ、声大きいですよっ」 まこ「わ、わりゃぁ……なにしとんじゃ……ああぁ…///」 京太郎「見ての通り、身体検査係員ですけど」 まこ「い、いけしゃあしゃあと……」 京太郎「ほら、時間もありませんし」 京太郎「まこ先輩の体、俺に見せてください」 まこ「うぇえええええ!?」 京太郎「以上です。 そちらから出てくださいね」 まこ「お……おおぅ……おうおうおう……」 京太郎「先輩、そっちは入り口です」 京太郎「目が定かじゃなかったな……。 一応先生呼んどくか」 京太郎「さてと。 少し休憩するか」 ____________________________ ____________________________ 咲「きょ……京ちゃんに……見られちゃった……////」 和「……もう、お嫁に行けません……////」 優希「……夫婦……私と……アイツが……///」 久「……なんか随分と呆けてるわねぇ……。 あら、まこ。 お帰り……」 まこ「ぶ、ぶぶ、部長ぉ……いい、今帰ったわ……あわわわ……」 久「………」 久「……こりゃぁ、面白くなってきたわね……!」 ピンポンパンポーン 『龍門渕高校の生徒は、速やかに身体検査場に集まってください』 純「おーい、オレらの番だぞー」 透華「やっとですね……。待ちくたびれるかと思いましたわ!」 一「ここに来て15分も経ってないよ。 全く、透華は短期なんだから…」 純「おめーら忘れもんは無いかー?」 智紀「……」コクコク 一「まるでお父さん見たいだね、ジュンくん」 純「うるせーオレは女だよ」 純「……って、衣の奴は?」 透華「もう先に行きましたわよ?」 純「……」 一「身体検査なんて衣には初めてだろうしね、待ちきれなかったんでしょ」 透華「衣のことですから心配ないでしょう……。 それじゃあ行きましょう?」 智紀「……」コク 京太郎「休憩終わり。 さて、次の人は……」 テテテ ピョン 衣「衣だ! 気楽に頼むぞ!」 京太郎「おお、龍門渕の。……何故俺の膝の上に?」 衣「わからん! ……だが差し支えなければこのままで頼みたい」 京太郎「……」 京太郎「まあいいか」 衣「~♪」 京太郎「天江衣……17歳? 俺より年上なのか…」 衣「むっ。 人を見附で判断するのは好かんぞ。 こう見えても衣はおとななのだ!」 京太郎「……」 衣「なんだ? 衣の顔に何かついてるか?」 京太郎「……いや、なんでもないです。 それじゃあ服を脱いでください」 衣「うむ、頼んだ」バッ 京太郎「……?なぜ万歳を?」 衣「ん? 万歳は脱がせやすくする為にするものだとハギヨシから聞いたぞ?」 京太郎「あ、俺が脱がすのか。 んじゃ、失礼しますね」 衣「んっ……。 どうだっ?」 京太郎「ええ、とても脱がせ易かったです。 ありがとうございました」 衣「えへへ。 衣、偉いか?」 京太郎「偉い偉い」ナデナデ 衣「ふぁっ……」 衣「……えへへー////」 京太郎「はい、これで終わりです。そこから出てくださいね」 衣「はーい! ありがとうきょーたろー!」バイバイ 京太郎「またねー」バイバイ 京太郎「……やっぱどう見ても年上には見えねえなぁ」 京太郎「撫でられると喜ぶ所とか歳相応だと思うし……」 京太郎「……世の中広いんだな……」 衣「とーかー」テテテ 透華「おかえりなさい、衣。 ちゃんと検査は受けられましたか?」 衣「うん! とっても優しく、暖かかった!」 透華「ふふ、そうですか。 ……うん?」 衣「えへへ……///」 京太郎「次の人どうぞ~」 純「失礼するぜー」 京太郎「おー、おっきいなぁ」 純「うっ……結構気にしてんだよそれ……」 京太郎「ああ、すいませんでした。それじゃ衣服はそこに置いてくださいね」 純「おうっ」 京太郎「……はい、いいですよ。異常はどこにもありません」 京太郎「至って健康な体です」 純「おう、サンキュッ」 京太郎「とてもスレンダーで綺麗な体ですね」 純「うええっ!?」 京太郎「……まあ、これは個人的な意見ですけどね」 純「あ……、ああ……」ドキドキ 純「た、ただいま……」 一「おかえり。…? ちょっと顔が赤いよ? 熱でもあるの?」 純「い、いや。 別にどこも異常はなかったよ……」 純「無かったんだけど……」 一「?」 純「(……男に裸見せるなんて全然気にならないことだと思ってたのに……)」 純「(今思うとむちゃくちゃハズい……!!)」ドキドキ 純「ぅうあああああああああ!!」 透華「ど、どうしたのでしょう……?」 智紀「」オロオロ 京太郎「……俺と同じくらい、いやそれ以上の高さか? あれで同い年なんだもんなぁ」 京太郎「ホント、世界は広いなぁ」 京太郎「……次の人どうぞ~」 智紀「おねがいします……」ペコリ 京太郎「はい、衣服はこちらにおねがいしますね」 智紀「はい……」 京太郎「……」 智紀「……ん……」ヌギヌギ 京太郎「……」 智紀「……っしょ」 ブルンッ 京太郎「!?」 京太郎「……」ジー 智紀「……」 京太郎「………」ジー 智紀「……あの…」 京太郎「……………」ジー 智紀「そんなに……見つめられると……」 京太郎「………………」ジー 智紀「……////」 京太郎「……あ、これでおしまいです。 出口はそちらです」 智紀「あ……ありがとうございました……」ペコリ 京太郎「いえいえ。こちらこそ、どうも」 智紀「ぁぅ……////」 一「おかえりともきー。 どうだった?」 智紀「えっと………」 智紀「(………)」 ~~~~~~~~ 京太郎「……」ジー 智紀「……////」 ~~~~~~~~ 智紀「っ! ////」フルフル 一「……? よ、よくわかんないけど大丈夫そうだね……」 智紀「はぃ………////」 京太郎「ふぅ……」 京太郎「…………世界は広い」 京太郎「………故に可能性は無限だ」 京太郎「我々はそれを只々暖かく見守ろうと思う」 京太郎「来たれ次の人」 一「珍しい呼ばれ方されたよ……、よろしく」 京太郎「はい、こちらこそ。 衣服はそちらに……」 一「……?」 京太郎「……」ジー 一「な、なにさ……」 京太郎「……あー」 京太郎「このままでいいか」 一「!?」 一「うわぁぁぁん!!」ダッ 透華「は、はじめ!? 一体どうしたのですか!? まさか命に関わる病気でも……!」 一「そ、それは無かったけど………無かったけどぉ……!」 透華「では一体…?」 一「………うぅ……///」 透華「……?」 一「うきゃぁあああ! ////」ダッ 透華「は、はじめェ!?」 一「男の人って……! 男の人って……! ////」 一「う……うわああああああ/////」 京太郎「……」 京太郎「むしろよく今まで恥ずかしいと思わなかったもんだな……」 京太郎『はい、異常無しです。 そちらから……』 一『ちょっと! 脱がなくていいってどういうことさ!』 京太郎『? いや、だって……その服……』 一『…? この服がどこか変かい?』 京太郎『……ちょっとこちらに近づいて貰えますか?』 一『……?』 京太郎『……いやね? ちょうど俺からの目線だと』 京太郎『見えてるんですよ、ポッチ』 一『……』 京太郎『……』 一『……』 一『 あ!! 』 京太郎『はい』 京太郎「龍門渕はキャラ濃いなぁ」 京太郎「…次の人どうぞ~」 透華「よ、よろしくお願いしますわ」 京太郎「はい。 脱いだ衣服はそちらに置いてくださいね」 透華「……」モジモジ 京太郎「……どうかされましたか?」 透華「…わたくし、生まれてこの方異性に裸を見せる経験が浅くて……」 透華「少々……恥ずかしいですの……////」 透華「ですから、至らぬ点があるかもしれません……」 京太郎「……おぉ」 透華「その……ですので……」 透華「不束者ですが……よろしくお願いします……わ……////」 京太郎「……」 京太郎「(……え?)」 京太郎「……えーっと……。 あまり緊張なさらなくても大丈夫ですよ?」 京太郎「その……ただの身体検査なわけなんだし……」 透華「あ……そ、そうですわね! わたくしったら……全く……!」 京太郎「は、ははっ……」 透華「ほ、ほほほっ……」 「…………」 「…………」 京太郎「……それじゃあ」 透華「!」ビクッ 京太郎「脱がせますね?」 透華「……」 透華「はい……////」 京太郎「はい……これでおしまいです。 お疲れ様でした」 透華「あ、ありがとうございました……」 京太郎「……」 透華「……そ、それでは…」 京太郎「 龍門渕さん 」 透華「っ、……なんですの?」 京太郎「とてもお綺麗なお体でした」 透華「 」 京太郎「出る所は出て、引っ込むところは引っ込む。 全くのムダのないパフォーム」 京太郎「その指一本一本まで丁寧に磨き上げられたかのようで、肌の肌理細やかさも素晴らしい」 京太郎「まさしく、『透き通るような華やかさ』がありました」 透華「 」 京太郎「……」 京太郎「……お大事に……」 京太郎「……ふぅ。 これで龍門渕の検査も終了、っと」 京太郎「……休憩するか」 _____________ _____________ 透華「 」 ハギヨシ「お疲れ様ですお嬢様。 検査の結果はどうでしたか?」 透華「 」 ハギヨシ「……透華お嬢様?」 純「うおおおおお!! オレってやつはぁあああ!!」 智紀「ぅぅ…………////」 一「皆……皆今まで僕のこと……そんな目で……!」 ハギヨシ「こ……これは一体……!?」 衣「また検査したいなぁ~……。 そしたらまた、撫でてくれるかな……」 ハギヨシ「……どうやら原因は検査にあるようですね……ならば」 ハギヨシ「 私も受けるべきですね 」 _____ ____ ___ __ ピンポンパンポーン 『永水女子高校の生徒は、速やかに身体検査場に集まってください』 霞「あら、私達の番ね」 巴「身体検査なんて久しぶりね~」 初美「きっと今年は大きくなってる!! ……気がします……」 春「……無駄な足掻き……」 初美「うわー!! なんでそういうこと言うんですかー!!」 小蒔「ま、まあまあ、そのくらいにして……。 そろそろ行きましょう?」 初美「うっ……、はーい……」 霞「ところで小蒔ちゃん、前より大きくなってるわよね?」 小蒔「あう……。 で、でも霞ちゃんほどじゃないし……」 霞「大丈夫、まだまだ大きくなるわよっ。 きっと」 初美「……泣きたいです……」 巴「……今は同情するわ……」 京太郎「次は……永水女子校。 鹿児島県代表……か」 京太郎「わざわざ遠いところから来たんだ、しっかり検査しないとな」 京太郎「……最初の人どうぞ~」 初美「よろしくおねがいしま~す」 京太郎「 」 初美「? どうかしましたか~?」 京太郎「…あ、いや。 随分露出の多い巫女服だな、っと」 初美「あー、係員さんエッチですね~! 私の体に見とれちゃいましたか~?」 京太郎「(誰でもそう思うと思うけど……ここは無難に……)」 京太郎「ははっ。 まぁ、そういうことで」 初美「えっ……えええええっ!?」 京太郎「…えっ?」 初美「あ……あのっ! 私に見とれちゃったんですか!?」 京太郎「え? あ、はい……。とっても可愛いと思いますよ?」 初美「……そ、そんなっ! そんなこと言われたの……生まれて初めてぇ……////」 京太郎「(……もしかして、選択間違えた?)」 初美「うわぁ! うわぁ! どうしよう! すっごい嬉しいです……////」 京太郎「そ……それじゃあ、始めましょうか、検査」 初美「あっ! そ、そうでしたっ!」 初美「(生まれて初めて私に可愛いって言ってくれた……)」 初美「(この人になら……全部……)」 初美「それじゃ……私の全てを見てください!! ///」バッ 京太郎「うおっ!? 下まで脱がなくていいんですよ!!?」 京太郎「お、お疲れ様でした……帰りはそちらからどうぞ……」 初美「あ、ありがとうございましたー! とっても嬉しかったですよー!」 京太郎「は……はは……」 巴「おかえりハッちゃん。 どうだった?」 初美「えへ……えへへー……/// 知りたいですかー!? 知りたいですかー!?」 巴「あ、ごめん。 やっぱいいです」 初美「えへへ……可愛いって……可愛いってー!! キャー!!」 春「……どうしたんでしょう」 巴「……さぁ?」 京太郎「外見を見て一瞬デジャヴかなと思ったらそんなことなかった」 京太郎「もっと恐ろしい、3年生とは思えないあの言動と行動……」 京太郎「世界って……広い……」 京太郎「ふぅ……。 なんとか収まったし」 京太郎「……つ、次の人どうぞ~」 春「よろしくおねがいします」 京太郎「こちらこそ。 脱いだ衣服はこちらにお願いします」 春「はい」 京太郎「(良かった……普通っぽい人だ)」 京太郎「……」 春「……」ゴソゴソ 京太郎「……」 春「……」ポリポリ 京太郎「すいません、その黒糖も置いてください」 春「 」ポロッ 京太郎「…はい、大丈夫です。 これでおしまいです」 春「……ありがとうございました」 京太郎「どういたしまして。 出口はそちらになります」 春「……」 つ【黒糖】 京太郎「あ、貰っていいんですか?」 春「……」コクリ 京太郎「いただきます。 ……あ、美味い」 春「……」ニコリ 春「……バイバイ」 初美「おかえりはるる! どうだったですかー?」 春「特には……」 春「……ふふっ」 巴「! 春が笑ってる…!」 初美「お……おっぱい大きくなったのかな……?」 京太郎「変わった人だったけど……良い人だったな」 京太郎「……美味いなこれ」ポリポリ 京太郎「次の人どうぞ~」 巴「し、失礼しまーす……」 京太郎「強張らずに、そこにどうぞ」 巴「は、はい……。 うぅ……緊張する……」 京太郎「リラックス、リラックス」 巴「あ、メガネ外したほうがいいですか!?」 京太郎「……」ははっ」 京太郎「(すっごいマトモな人だ!)」 京太郎「(良かった! 本当に良かった!)」 京太郎「はい、いいですよ。 異常無しです」 巴「あ……ありがとうございました……」 京太郎「……まだ緊張してたんすか……」 巴「な、慣れないことだもの……しょうが無いでしょっ。男の子に裸見せるなんて……」 巴「(しかもこの子結構好みだし……!)」 小蒔「あ、おかえりなさい巴さん」 霞「悪いところは見つからなかった?」 巴「特にはありませんでしたよ。 ……ただ……」 巴「(私好みってことは……この二人の好みでもあるのよねぇ……)」 巴「……無事を祈るわ…」 小蒔・霞「?」 京太郎「っ、……なんだ? 寒気が……」 京太郎「まぁいいや……。 残り二人っ」 京太郎「次の人どうぞ~」 「あ、失礼します……」 タプンッ 京太郎「おもち!!」 小蒔「ふえ!?」 京太郎「……すいません、少し取り乱しました」 小蒔「い、いえ。 気にしないでください……こちらこそ驚いちゃって……」 京太郎「いえいえ、こっちこそ急に叫んだりして……」 小蒔「そんな…、私こそへんな声出しちゃって……」 京太郎「……」 小蒔「……」 京太郎「(……埒があかない)」 京太郎「そ、それじゃあ早速検査をしましょうか」 小蒔「あ、あのぅ……それなんですが……」 京太郎「はい?」 小蒔「私の巫女服……どうも着付けが悪かったのか中々胸元が開けなくて……」 小蒔「できれば……手伝ってくれませんか?」 京太郎「oh...」 京太郎「ここですか?」 小蒔「は、はい……。 力一杯開いてください……」 京太郎「……」 京太郎「(巫女さんの胸襟に両手突っ込んで広げようとする俺)」 京太郎「(傍から見たらどんなもんだろうか……)」 京太郎「それじゃ……いきますよ……っと」 グイッ 小蒔「んあんっ!」 京太郎「あ! どこか痛かったですか!?」 小蒔「だ……大丈夫です……ですから…」 小蒔「もっと……強く……お願いします……」ハァハァ 京太郎「わ……わかりましたっ」 グイッ 小蒔「ふぁんっ! んあああっ!」 小蒔「そ……そうですっ……もう少しで……」ハァハァ 小蒔「イヤンッ……はあんっ!……そこっ……いいですぅ……!」ハァハァ 京太郎「………」 京太郎「(なんでこの人息荒いの)」 小蒔「ああっ……イイッ…です……! もうそろそろ……!」 京太郎「あ……開いて来ましたか…!?」 小蒔「はいっ! ……だからもっと強くお願いしますぅ……!」ギュム 京太郎「んぐっ……!」 京太郎「(抱きつかれた? え、なんだこの感触、スゲェ)」ムギュムギュ 小蒔「ふぁあ! そんなにしたら……ああっ……あああああ!!」 ギチギチ ギチッ! 小蒔「イっちゃいますぅうううううう!!!」 ドプルンッ その時見えたのは今でも鮮明に覚えている。 人間にあるはずのない、『何か』が 俺の目の前で、神代さんの前でこれでもかというほど 暴れていた。 京太郎「……ん……ここは……」 小蒔「あ…気付かれましたか?」 京太郎「俺は……。 あ、そうだ! 胸元!」 小蒔「安心してください! 京太郎さんのお陰で……ほらっ」 ドプルンッ 小蒔「ね?」 京太郎「うわ、強烈」 巴「霞さん……。 今、姫様が……」 霞「ええ……一瞬だけど、『寝た』みたいね……」 初美「中でいったい何が……」 春「……」ゴクリ.... 京太郎「……はい、異常なしです。 もう仕舞っても大丈夫ですよ」 小蒔「は……はい。 ありがとう……ございました……////」スッ 小蒔「……あの、京太郎さん!」 京太郎「は、はい?」 小蒔「……今日あったこと、私絶対に忘れません……っ///」 京太郎「……」 小蒔「……で、ではっ」トテテ 小蒔「か、霞ちゃん!」 霞「あらあら、はしゃいじゃって。 なにかイイコトでもあったの?」 小蒔「はい! 私、絶対忘れません!」 小蒔「えへ……えへへ……////」 巴「……一応お祓いしましょうか」 初美「そうですね。 なんか乗り移ってそうですし」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「そうだ、トイレ行こう。」 京太郎「……ふぅ。 次で最後だ」 京太郎「次の人どうぞ~」 霞「は~い」 ドドタプンッ 京太郎「 」 京太郎「 」 京太郎「 」 京太郎「嘘だろおい」 霞「(あら……あらあらあら……)」 霞「(この子……私のドストライクだわ……)」 霞「ふふっ……」 霞「(得意分野、いかせてもらおうかしら)」 霞「係員さん? 巫女服、脱いでもよろしいですか?」 京太郎「えっ。 あ、ああ。 どうぞどうぞ……お願いしますっ」 霞「(わたわたしちゃってる……可愛いっ)」 霞「んっ……んんっ…」ググッ... 霞「ふぅっ」グイッ ※効果音はイメージにお任せします 京太郎「あ……ああ……」 霞「さて……係員さん……」 霞「しっかり検査、してくださいね?」 京太郎「……」ゲッソリ 霞「ふふ……うふふふ……」ツヤツヤ 京太郎「お、お疲れ様でした……お出口はそちらからです……」 霞「ありがとうございましたっ。 ……とっても有意義でしたわ……ふふっ」 京太郎「(検査に有意義もなにも無いと思うけど……)」 霞「ああ、そうでした。 係員さん」 京太郎「は、はい」 霞「私達永水女子の巫女は皆伝統ある決まりごとを守ってまして」 霞「その決まりの1つにこんなものがあるんです」 「異性に裸を見せた場合、その者を生涯の伴侶としなければならない」 京太郎「 」 京太郎「え?」 京太郎「……え? ……じょ、冗談でしょう?」 霞「ふふふ……それは周りを見ても言えるかしら?」 京太郎「え……、うわっ」 初美「えへへー……京太郎さーん、一生一緒ですよー」 春「毎日黒糖、食べさせてあげる……」 巴「ま、まあ? 決まりごとだもの、しょうが無いじゃない?」 小蒔「私、将来の夢はいいお嫁さんになって旦那様の側にいることなんです……///」 小蒔「今、ようやくその夢が叶うと思うと……嬉しくて嬉しくて……////」 京太郎「……」 霞「……そういうわけで、がんばってね?」 「 私達の旦那様っ 」 -カンッ!-
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3342.html
京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 照「パンツ屋さ~ん!!」 京太郎「おや、また来たんですか照さん」 照「今日は咲のパンツを四枚くれ」 京太郎「もうすっかり常連さんですね」 京太郎「それで代金は?」 照「ああ」 照「菫パンツ一枚と亦野パンツ一枚と渋谷靴下三セットに大星パンツ二枚だ」 京太郎「う~ん、最近は大星パンツの価格が落ちてきてますからねぇ」 照「そこをなんとか」 京太郎「まあ照さんは常連ですしおまけしときましょう」 照「助かる」 京太郎「じゃあポイントカードを出してください」 照「はい」サッ 京太郎「今日は木曜日何でスタンプは三倍ですよ」 京太郎「お、あと咲パンツ一枚でスタンプ100個貯まりますよ」 照「む、今月はもうキツいんだけどな。菫の使用済みストロー10本とペットボトル3本で咲パンツは買えるか?」 京太郎「ええ、近頃菫さん関連は高騰しているので充分ですね」 照「じゃあそれで」 京太郎「これでポイントカードがスタンプいっぱいになりましたので商品贈呈です」 京太郎「こちらのカタログからお選びください」サッ 照「」ペラペラ 照「!?こ、これは!!」 照「この『脱ぎたて咲ブラ咲パンセット』というのはなんだ!!」 京太郎「そちらは文字通り脱ぎたての咲ブラ咲パンを即座にタッパーに回収、品質を保ったまま二日以内にお届けする品です」 照「これを頼む!!」 京太郎「そちらは入手が不定期になりますので入手次第メールで連絡致します」 照「分かった」 京太郎「では次回のご利用をお待ちしております」 京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 泉「お、パンツ屋さんや」 京太郎「おや二条さん。ちょうど良いところに来ましたね」 泉「へ?」 京太郎「つい先日、レアものを仕入れたところなんですよ」 京太郎「なんと弘世さんが使用したストロー10本とペットボトル3ぼ……」 泉「買った!!」 京太郎「それで代金は?」 泉「園城寺パン一枚に清水谷ブラパン1セット、船パン二枚や」 京太郎「それだとストローはともかくペットボトルの方は無理ですね」 泉「そんな!!そこをなんとかならへんの!?」 京太郎「これでもかなり勉強している方なんですけどね」 京太郎「江口さん関連が品薄なのでそれがあればよかったんですが……」 泉「一応江口先輩の着たタンクトップが一枚あるんやけど、クリーニング済みやしなぁ」 京太郎「ふむ」 京太郎「ではとりあえず今回は手付金としてそのタンクトップを貰いましょう」 京太郎「それで売らずにこちらで保管しておきますから」 泉「そうか。それなら頼むわ!」 京太郎「では今回の分のスタンプをポイントカードに押しときますね」ペタペタ 泉「あ、そういえば明後日ならポイントスタンプ四倍やったやん。損こいたわぁ」 京太郎「まぁ今回のものはレアものでしたからね。明後日には売れてしまっていたかもしれませんし」 泉「ならラッキーやったかな」 京太郎「それでは次回までに料金の方をお願いします。では」 京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 洋榎「久のパンツ出しぃや!!」 京太郎「いきなりですね愛宕さん」 洋榎「当たり前や。こっちは前々から予約入れとんのに中々手に入らんのやから」 京太郎「部長のは需要に供給が追い付いていないんですよ」 京太郎「とりあえず今回はパンツ二枚だけですが」 京太郎「以前から予約いただいていたのにお待たせしてしまったのでパンストを一枚サービスさせていただきます」 洋榎「ホンマか!?」 京太郎「はい、ですから今後ともご贔屓に」 洋榎「おう、贔屓にするで」 洋榎「ほんで代金なんやけどな」 洋榎「恭子パン二枚とうちの脱ぎたてホカホカパン一枚でどうや!!」 京太郎「はい、結構です」 洋榎「ほな、おおきにな!!」 京太郎「もしもし愛宕さんですか?実はお姉さんが二分前に脱いたパンツが手に入ったんですが──」 京太郎「パンツ~パンツはいらんかね~」 憧「お、やっと着た」 京太郎「新子さん。今回はご足労いただきありがとうございます」 憧「別に構わないわよ。いつも世話になってるんだし」 京太郎「そう言っていただけるとありがたいです」 京太郎「ではこちらから注文していた松実宥さんのマフラー、パンツ、ブラ、その他は手に入りましたか?」 憧「もちろんよ。マフラー二着、パンツ三枚、ブラ四着、靴下五セット、他にも使用済み割り箸とか色々用意してあるわ」 京太郎「ありがとうございます。近頃松実宥さん関連は品薄が続いているので助かります」 憧「それで報酬は?」 京太郎「まずは高鴨さんの小学生時代のジャージ一着、中学生時代のジャージ二着です」 京太郎「ただ、小学生時代のジャージについては年代物ですので若干の品質の劣化があります」 憧「構わないわよ。というかどうやってそんなの手に入れたのよ」 京太郎「申し訳ありませんが仕入れ先については守秘義務がございますので」 憧「ゴメンね、野暮なこと聞いて」 京太郎「お気になさらず」 京太郎「次に千里山の江口さんのパンツ三枚、ブラ三着(内二着スポーツブラ)、短パン二着」 京太郎「小学生時代の卒業文集、中学生時代の卒業文集、使用済みフェイスタオル四枚」 京太郎「あとクリーニング済みですがタンクトップもお付け致します」 憧「充分よ」 京太郎「それでは商談成立ですね」 京太郎「ご用命があればいつでも御呼びください」ペッコリン 久「はい、須賀くん。約束していた前払いの品よ」 京太郎「手作りクッキーに和パン三枚」 京太郎「確かに受けとりました」 久「約束の品、期待しているわよ」 京太郎「任せてください」 春「」ポリポリ 京太郎「滝見さん。先日ご連絡したものはこちらにございます」 春「これが……」 京太郎「はい。『竹井久手作りクッキー』です」 春「」パク 春「美味しい///」 京太郎「では代金の方は」 春「……そこに置いてある」 京太郎「永水五人の巫女装束一着ずつの計五着、確かに受けとりました」 春「また呼ぶ」 京太郎「はい。どうぞご贔屓に」 京太郎「部長、ただいま戻りました」 久「そう。それで注文の品は?」 京太郎「こちらにあります」 京太郎「これがご注文の巫女装束サイズ違い五着です」 久「ありがとう須賀くん」 久「やっぱり巫女プレイをするにしても市販のコスプレなんかより本物を着させた方が背徳感も合わさってより興奮するわね」 久「サイズも一通りあるし誰とでもいけるわね」 京太郎「ご要望があればいつでもどうぞ」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1867.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ 【衣と衣①】 衣「なぁきょーたろう」 京太郎「ん、なんです?」 衣「衣は衣だろ?」 京太郎「?まぁそりゃそうですね」 衣「うん、なら!」ピョンッギュッ 京太郎「わ、ちょ、なんですか」 衣「衣は身に纏うものだぞ!」 京太郎「もう。なんですかそれ」ナデナデ 衣「お気に入りの衣になれー」スリスリ 京太郎「はいはい」クスッ ------- 【衣と衣②】 京太郎「ただいまー、あーつかれた」 衣「おかえり!」 京太郎「ん?」 京太郎「お?」 京太郎「……もしもしハギヨシさん今うち「やめろ!」あいたっ!?」 衣「勝手に入ったのは悪かったが、いきなり強制送還しようとするな!」プンスカ 京太郎「いや、だって驚いたんですもん。して、なぜ俺のアパートに?」 衣「今日はお菓子のお礼に衣がきょうたろーにご飯を作ってあげるぞ!」 京太郎「いやいや、そんなんいいですって」 衣「遠慮はするな!」 京太郎「遠慮してないですよー」 衣「……衣の料理は、いやか?」 京太郎「あーちょうおなかへったし!もうきょーちゃんうごけないし!」 衣「そ、そうか!いま衣が作ってくるぞ!」パタパタ 京太郎(チョロい) 衣「またせたな!」パタパタ 京太郎「おお、これは……パチパチ音がしてたから何となくわかったけど、天ぷら?」 衣「熱々だぞ!さぁたべるのだ!」 京太郎「はーい、いただきます」サクッ 京太郎「……」サクサク 京太郎「衣さん」 衣「ん?どうした?」 京太郎「衣さんが今回作ったのは純粋なものですが、世間では中にエビや大葉、サツマイモをいれて揚げるものもあるそうです」 衣「そうなのか!今度作ってみるぞ!で、こんかいのはどうだ?」 京太郎「サクサクで、もう、食感最高です」 衣「ほんとうか?」 京太郎「ええ、食感サイコーですぅ、もう全部食べちゃっていいですか」 衣「いいぞ!」 京太郎「じゃあガツガツげふっサクサク」 衣「あ、あんまり急ぐからむせるんだ!」 京太郎「すいまゴホッせんケホッあんまりにケフッおいしいから」 衣「おかわりあるぞ!」 京太郎「……」 衣「お粗末さま、だ。食いしん坊だなきょうたろーは」 京太郎「コヒューッコヒューッ」 衣「また作ってあげるからな!」 京太郎「?ぁい……」 ------ 【HAGISING】 衣「ー♪」パタパタ ヤン1「やべぇ、あの子超可愛い」 ヤン2「あれだな、頭なでてあげたくなるな」 ヤン3「あの小ささなら抵抗できないだろ。ヤっちゃうかw」 ヤン1「えっ」 ヤン2「YESロリータNOタッチ」 ヤン3「キモッなにいってんのおまえ。穴ありゃ何でも一緒だろw」 ヤン2「いやいやそれはさすがに……」 「私の主に近寄るな」 ヤン1「!!」 「私の主に近寄るな」 ハギヨシ「私の主からはなれろ」 ヤン3「うぜっ」バキッ ドカッバキッゴキャッボキッ ドサッ ヤン3「うぜーこと言ってるからだよ執事さんw」 ヤン1「おまっ天下の往来で」 ヤン2「なにやってんだよ!そりゃこの人も怒るよロリコンの風上にもおけねー発言してたもんお前」 ヤン3「いやおれロリコンじゃねーし。よーしお前らあのガキを「走狗め」!!」 ハギヨシ「イヌでは私は倒せない」グチャグチャグチャグチャ ヤン3「お、折った腕が戻って……!!」 ハギヨシ「執事を倒すのは、いつだって主だ」 ● ● ヤン「「「ひ、ひいぃぃぃい!!」」」 ヤン3「な、なんだよあれ!なんだよあれ!!」 ヤン1「腕がグロい治り方してた」 ヤン2「ロ、ロリコンの怒りに触れたことで正義の心が怒りに目覚めてスーパーロリコン人に!」 ヤン3「おめーは黙ってろよ!!言ってる場合じゃねーよあれマジのバケモンだぞ!」 ハギヨシ「よく言われる」 ヤン「」 ハギヨシ「その化け物に手を出した気様らはなんだ。イヌか、人か、それとも人間か」ガシッ ヤン3「ひぐぁっ!?」ミシィッ ミシミシミシミシミシ ブチィッ ヤン1「」 ヤン2「神よ我をお許しくださいロリコンの教義に背いた私をどうかごじひを」 ハギヨシ「髪引っこ抜いただけで気絶か。これからはカッパとして生きろ。良かったな、化け物の仲間入りだ」ポイッ ハギヨシ「担いでうせろ。二度と我が主に近寄るな」 ヤン1.2「は、はいぃぃい!!」 ハギヨシ「しまったな、ノリで衣様を主と言ってしまった。透華様にどう言い訳しよう」 -------- 【天然カイザー】 ケース1「KY」 一「……」ショボン 透華「元気だしなさいな、一」 純「あんなに落ち込んでるの久しぶりだなぁ」ヒソヒソ 智樹「あんな風に言われたら、誰でも落ちこむ」ヒソヒソ 衣「むぅ」 京太郎「お邪魔します、呼ばれてきました……ん?」 衣「お、おお、よくきたな」 京太郎「は、はい。(何かあったんですか?)」あいこんたくと 衣(仕事のミスで叱られたらしい。そっとしてやってくれ)あいこんたくと 京太郎(わかりました) 衣「ん、じゃあさっそく、麻雀しよう」 京太郎「はい」 衣「ん?あ」 京太郎「すべてを犠牲にしてでもおれは、かぁつ!!!」ゴッ!!!! 純智樹「」 一(すべてを犠牲に…そんな覚悟がないから私は)しおしおしお 透華「あぁ、一!おちこまないでくださいまし!」 衣「京太郎」 京太郎「どうしたぁ!」 衣「きょうは、しずかにやろう、な?」ナデナデ 京太郎「わかったぁ」ボソボソ ケース2「たまーに致命的なミス」 京太郎「どうでしょう」 ハギヨシ「……」ドキドキ 衣「…京太郎」 透華「ハギヨシ」 純「ハギヨシだな」 一「京太郎くん」 智樹「須賀くん、かな」 ハギヨシ「また、負けた」ガクッ 京太郎「んー、今回のクッキー勝負は普通に負けてると思ったんだけどなぁ」 衣「でもこんなにおいしいぞ!」サクサク 透華「一度どんな風に作ってるかみてみたいですわね」 京太郎「おれはいいですけど」 ハギヨシ「もっと、試行錯誤を」ブツブツ 純「ハギヨシー、おーい……だめだ、また自分のからに閉じこもった」 智樹「かわいそうなハギヨシ」 一「京太郎に票入れた私たちがいうことかなぁ?」 衣「というわけで、今日は衣が見学するぞ!」 京太郎「はい、面白いかはわかりませんが。では開始します。」 京太郎「……」くわっ 京太郎「生地にバター10!20!30!40!50グラムダァ!!」ドカドカ 京太郎「小麦粉200!砂糖大さじ三杯塩ひとつまみ!!」 衣「はげしいな」 京太郎「」ピタッ 衣「ど、どうした?」 京太郎「塩と砂糖、逆だぁ……ぐぁああああ!!」ライフ0 衣「作り直そう、な」 京太郎「うぐぅ……」メソメソ -------- 【ハギヨシと京太郎、休日にてぶらぶら】 京太郎「あ、どうも」 ハギヨシ「おや京太郎くん」 京太郎「街中で会うなんて偶然ですねぇ」 ハギヨシ「そうですね。なにやらお嬢様に休暇をいただきまして、なにをすればいいのかもわからずぶらぶらと」 京太郎「んー、俺は本を買いに行く途中ですけど、もし時間があるなら一緒にきますか?」 ハギヨシ「本ですか、最近読む本がないと思っていたところです。ご一緒させていただきましょう」 京太郎「最近、俺龍門渕に入り浸りですよねー」 ハギヨシ「おや、ご不満でしたか?」 京太郎「いえ、そういうことではなくて、もう龍門渕生徒みたいだなーって、なーんて、あはは、あそこ女子高ですしねー」 ハギヨシ「おや、転校しますか?」 京太郎「へ?」 ハギヨシ「いえ、転校しますか?と」 京太郎「いや、俺は男ですよ?」 ハギヨシ「そうですね?」 京太郎「あそこはお嬢様校で、俺はいわゆる一般庶民です」 ハギヨシ「そのようです」 京太郎「無理です」 ハギヨシ「できますよ?」 京太郎「え」 ハギヨシ「え?」 京太郎「さ、本屋に行きましょう」 ハギヨシ「おや?京太郎くんどうしたのですか?おーい」 ----------- 【宥ねえのように胸が大きくならないかハギヨシに相談する衣】 衣「なぁ、ハギヨシー」 ハギヨシ「どうなさいました?衣様」 衣「胸を大きくするにはどうしたらいいのだ?」 透華「ブーーーーーーーッ」 衣「……どうしたのだ透華、紅茶を吹き出して」 ハギヨシ「お口に合いませんでしたか?」 透華「なんでもゴホッないですわゴホッ」 衣「そうか。でだ、ハギヨシ。このまえの旅行で阿知賀のあったかいの。アレにくっつかれた京太郎は嫌に嬉しそうだった」 ハギヨシ「そうでしたか?」 衣「うむ。で、なんかわかんないけどもやもやしてくやしい」 ハギヨシ「おやおや」ほっこり 衣「だから衣も大きくなって京太郎をでれでれさせてやるのだ!」 透華「」ズルッビターン 衣「透華どうした!?椅子か、転げ落ちるなど!?」 透華「いたたた……だ、大丈夫ですわ」 衣「そ、そうか?うむ、でだ、ハギヨシ、いい案はないか?」 ハギヨシ「一つございます、お耳を拝借」ゴニョゴニョ 衣「なぁ、きょうたろー」 京太郎「はい?」 衣「衣の胸を吸ってくれ」 京太郎「ブーーーーーッ」 ハギヨシ「」ほっこり 透華「ハギヨシーーーーーーーーー!!!」 --------- 【もし咲-saki-が格ゲー主流の作品だったら】 司会「白糸台VS清澄!試合はクライマックスを迎えております!」 淡「」ガチャガチャガチャガチャ 咲「」タンタンタンタンタンタン 和「互いに、相手の次の行動を感で読んで行動をしている!」 誠子「凄まじい戦いだ、もはやコマンドが目で追えない」 久「勝てる、勝てるわ!白糸台に!」 尭深「がんばれ、淡……!」 まこ「相手も強いわ、攻撃を的確にガード、反撃をしとる」 菫「相手の方、カウンター主体か。淡、先責めするな」 優希「いっけーーーー!!」 照「咲……」 京太郎「あー、また負けちゃった」 衣「ふふーん、衣はつよいだろー!」 京太郎「うぁーだめだー、気分転換に麻雀しましょう」 衣「えー、麻雀難しいからやだー!」 京太郎「うー、でも身近に麻雀できる人ハギヨシさんとアカギさんしかいないから、あと一人いないと四人うちできないんですよー」 衣「その二人なら今頃外でリアルファイトしてるぞー」 京太郎「なんでアカギさんまで!?はぁ、しゃーない、もうちょい格ゲーしますか」 衣「わーい!」ジョインジョイントキィ 京太郎「咲たち、勝ってるかなぁ」ジョインジョインジョインジャギィ ------- 【もしお城デートの時ヘルカイザーコートだったら】 松本城デート 衣「あ、いたー!きょうた、ろ?」 京太郎「」コォォォォ… 衣「か、変わったコートだな。おーいきょうたろー」 京太郎「む、あぁ、衣さんか」 衣「む、なんだその言い草は」 京太郎「済まない、寝不足、でな」 衣「むー、しゃべり方が変だぞー」 京太郎「普段通りさ」 衣「そんなわけないけどなー。それより、変わったコートだな。異様に似合ってるけど」 京太郎「外行き用はこれしかなくてな」コォォォ 衣(しかしあのコート、なぜ支えもなく広がっているのだ?) 衣「まぁいいや、さ、いくぞ京太郎」 京太郎「あぁ」こぉぉぉぉ… ------- 【ドジカイザー】 京太郎「ふはははは!ロオォン!」 一「うわっ、シャボは読めないやぁ」 京太郎「ふはははは!これで一位を200点まくってトップだぁ!」 透華「いえ、それだと400足りなくて二位ですわよ?」 京太郎「」 衣「また符計算間違いかきょうたろー」 京太郎「」ショボン 一「いじけちゃったね」 純「同じミスで七回トップのがしてるからなー。しかしあいかわらずあいつの作る菓子はうまい」 智紀「今日は、どーなつ」 一「あー僕ドーナツ大好きなんだよねー!」 純「……あれ?一人二個のはずなのに一つ多いな」 京太郎「」ビクン 智紀「間違えちゃったんだね、数」 京太郎「」めそめそ 衣「あー!衣が三つ食べるー!」 一「まぁ、結果オーライだね」 京太郎「俺は……俺は!ドジりたくないぃぃぃぃ!!!」 純「いや、そう言われてもなー、この前だって……」 -ちょっと前のこと- 京太郎「うぅぐぅぅ」ふらふら 透華「どうしたのですか?目の下にお化粧して呻くなんて」 京太郎「ねぶーそくーなのーだー」よろよろ 一「先週きた時もちょっと調子悪そうだったよねー」 京太郎「今日はー、ねれるー、おかしー、つくるー」くるくる 一「あ、そういえば衣が飴細工の城を食べたいとか言ってたよねー、もしかしてそれ?」 京太郎「そーなのだー」狂狂 透華「飴細工の城って、もしかしてそれを調べてて寝不足?なんとまぁ、バカとはいいませんが、自分のこと考えなさいな」 京太郎「きっちんー、いかなきゃー」おろろろ 透華「って、聞いてないし」 一「こんなになるまでやるなんて、全くとんでもない衣バカだねー」 京太郎「じゃー、いくぞー」ガシッ 透華「えっちょっま!?」 一「な、なんで担がれたの!?」 京太郎「あめをー、ねるぞー」ズカズカ 透華「は、はなしてぇ……!」 純「ってことがあったな」 一「なんでかついでったんだろ。あれ」 智紀「…まな、いや、なんでもない」 --------- 【清澄でヘルカイザー】 京太郎「お、きた!ツモ!三 倍 満 !」 優希「じぇー!?」 咲「うわっ、親かぶりだよー!」 まこ「うっげぇ、この終盤に」 和「須賀くん、最初の配牌からよくここまでこれましたね」 京太郎「へへ、運が良かったな。このメンバーから始めて一位が取れるかも!」ワクワク 優希「ぬうぅ!やらせはせん!やらせはせんじょー!」 咲「そう簡単には勝たせないよー?」 まこ「うむ、超えるべき壁は高くなきゃなぁ!」 京太郎「っちー、勝てる気がしない。む」 まこ「ん?これは…」 和(おお、須賀くん、配牌時点でタンヤオ気味の二向聴。サクッと流して勝てますよ) 京太郎「よーし」タンッ まこ「ロン」 咲和優京「は?」 まこ「す、すまん、人和じゃ。いや、なんか、本当にすまん」 京太郎「」 和(ひ、ひどい……トップから一気にラスに) 優希「さ、さすがに同情するじょー」 咲「あ、あー、と……」 和(最後の親は咲さん、トップの染谷先輩とは50000近い差、これは……) 京太郎「……たくない」 京太郎「俺は!負けたくなぃぃぃぃ!!!」 「!?」 ドバァッ 咲(な、な、な、なに!?変な黒いのがまとわりついてっ!) 優希「あ、あわわわわわ」 まこ「く、空気が重くなりよった」 和「す、須賀くん。納得できない心情はよく理解できますが、叫ばなくても」 京太郎「」ゴッ!! 和(……今、黒い何かが見えたような) 京太郎「コォォォォ」タンッ! 優希(ひっ!?ば、バカみたいに重い配牌だじぇ!)タンッ まこ(んー、染手で大きくなりそうじゃが、そうなると遅いしのう。よくはない) 咲(は、牌が震えてる) 京太郎「一瞬を、永遠に」タンッ 優希(うぐ、は、牌が鉛みたいに重いじぇ) まこ(ッチ、嫌なところじゃな)タン 咲(な、なんか変だよこれ!はやくあがらないと!) 京太郎「クク、クハハハハハ!!!一カン!二槓!三連槓!!」 優希(なぬ!?この時点で三暗刻三槓子かくていだじぇ!?しかもドラが三つ!) まこ「何やら恐ろしいことになってきたのう(でも、まだアガりは遠い……)」 和(な、なんですか、これ。須賀くん、引きがおかしいです!有効牌しかツモってこない!) 京太郎「エヴォリューションリザルトカン!」 和(す、四暗刻四槓子!!あとはツモさえしてしまえば!) 咲「あ、ご、ごめんね京ちゃん」 京太郎「なに?」 咲「ロ、ロン。槍槓国士」バラバラバラ 京太郎「」 和「す、須賀くん、動きませんね」 まこ「そっとしといて、やりんしゃい」 --------- 【暑がりユウチャー】 玄「ただいまー」 玄「って、えっ?」 宥「暑いー」したぎー 玄「ちょちょちょちょちょ!?!?なんて格好してるのおねーちゃん!」 宥「あ、あついよー、体が火照るよー」 玄「あ、あつい!?何を血迷ったことを!おねーちゃんは何があっても防寒着を脱がない寒がり天使じゃないかー!」 宥「あっついよー、くろちゃあん……あいすー……」ポテン 玄「な、何が起きたのでしょう。と、とりあえずいわれたとおりにアイスを」テテテー 宥「ん……はぁ」ぬちゃ 宥「お腹の中が、熱いよぉ」 宥「人肌が恋しいよぉ……」 説明しよう!人を求める闇を蓄えたユウチャーは人肌恋しくなってしまったのだ! 玄「アイス持ってきたよー」がちゃり 宥「くろちゃーーーーん!!」ガバァッ 玄「えっちょっまっ」 アッーーーーーーー!!!! -------- 【ともきーハッピーバースデー】 衣「えー、こほん。ハッピバースデイトューユー!」 一「ハッピーバスディトゥーユー!」 純「ハッピバァスデェイディイア」 透華「智紀ぃぃぃぃぃぁぁぁああああ!!!!」 智紀「」ポカーン 「ハッピーバースデートゥーユーーーー」 パンパンパンッ! ハギヨシ「おめでとうございます、智紀様」 京太郎「(普通に俺混じってるけどいいのかな?)おめでとーございまーす」 智紀「ぇ、あ……ありがとう///」 透華「ぜーいん、貴女にプレゼントがありましてよ!」┣¨┣¨┣¨┣¨ 智紀「な、なにぃぃぃぃいッッ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 京太郎(あぁ、またキャラがぶれてる智紀さん。透華さんは割と普段からあんなんだからいいや) 一「じゃーまずは僕から!よいしょーっと!」 智紀「これ、は?大きい」 一「開けてみてー」 智紀「ん…」ゴソゴソ 智紀「い、椅子?」 一「智紀、よくパソコンするでしょ?その椅子、ほんっとーに座り心地いいビシネスチェアーなんだよー!」 智紀「あ、ありがとう」 純「じゃーつぎ俺から!ほら!」 智紀「…キーボード?」 純「おう。最新式のやつだぜ!」 透華「わたくしは!なーんと大型ディスプレイ+スパコンを!ご用意させていただきました!」デーーーン!! 智紀「お、おぅ……すごい」 智紀(いやほんとうに、素直に嬉しいけど) 智紀(パソコングッズだけ、かぁ。そんなにパソコンばっかりいじってるイメージが強いのかなぁ) 衣「衣もあるぞ!」ごそごそ 衣「衣はなー、京太郎と選んだんだぞ!智紀、おめでとー!」キラーン! 智紀「こ、これは、めがね?」 衣「智紀に似合うのを選んだぞ。予備にしてくれ」 智紀(ブルーライトカットレンズだ) 智紀「ありがとう、衣」なでなで 衣「こ、子供扱いするなー」 透華(満更でもない表情)ほっこり 京太郎「さ、さいごは俺とハギヨシさんから」 ハギヨシ「見劣りするかもしれませんが、どうぞ」 京太郎「あんまり自信ないんですけど、はい」 智紀(袋…) 智紀「あけていい?」 京太郎「もちろん」 智紀「じゃあ……これは、カーディガン?」 透華「あら、かわいい。どこのブランドの品ですの?」 京太郎「いやじつは、手編みです」 純「なん…だと…?」 一「嘘!?これが!?」 ハギヨシ「彼のデザインセンスは素晴らしいものでしたよ」 智紀「き、着てもいい?」 京太郎「もちろん」 智紀「よいしょ……わぁ、ピッタリ」 京太郎「フリーサイズですけど、丈は適当に合わせておきました」 智紀「…ありがとう、京太郎くん、ハギヨシ」ニコッ 京太郎「いえいえ、お誕生日おめでとうございます、智紀さん」 衣「むー……ずっこい」 -------- 【一家に一人ヘルカイザー 宮永家編】 みょんみょん…←スズメの鳴き声 咲「う、うーん……あと五分ー」もそもそ 照「きゅー…きゅー…」 「ほら、起きろ、二人とも」 照「うにゃ、京ちゃん、おはよ」ぽけー 京太郎「はいおはよう。咲、起きろ、さーきー」 咲「一心不乱の大対局をむにゃむにゃ」 京太郎「ったく」 京太郎「エヴォリョーション目覚ましバーストグォレンダァ!」バチンッ! 咲「みゃう!?」 照「うわ、デコピン、痛そう」 京太郎「たとえあとで怒られるとしても!俺は!咲を起こしたいぃ!!」 咲「う、うゅー!痛いよ京ちゃん!」 京太郎「朝のあと五分は永遠になる」 咲「う、うー」 照「さ、朝ごはん食べよ、咲」 咲「うん……」 京太郎「今日は、両親さん、仕事で不在だったな、朝は俺が作った」 照「ありがとう。うん、美味しい」 咲(なんで私より美味しいんだろ)ブツブツ 京太郎「さて…今日こそ!俺は!かぁつ!!」ゴッ! 咲「む、まだまだ京ちゃんにはまけないよ!」 照「今日の罰ゲームは、だきまくらー」 京太郎「まだ始まってすらいないわ!今日こそかぁつ!」 咲「嶺上四槓子!」 照「八連荘!」 京太郎「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!」25000→0 照「さぁ、おとなしくだかれろー」わきわき 咲「えへへ、お邪魔しまーす」わきわき 京太郎「やめろぉぉぉぉぉおおお!!」 あの子を雇ってから姉妹仲が良くなって助かりました!(Mさん) ヘルカイザー京太郎!好評貸し出し中! (効果には個人差があります) ------- 【一家に一人ヘルカイザー 愛宕家編】 絹恵「は、は……クチュンッうぅ」ぐしゅん 洋榎「ふぁっくしょん!!うっぐぅ、喉痛くなってきたわ」くしゅくしゅ 京太郎「あー、花粉症の薬きれてるー」 洋榎「な、なんやて!?ホンマや!」 絹恵「えぇー、質より量いうてお姉ちゃんが使いすぎたんとちゃう?」 洋榎「んなわけないやろ!うぐー、今日は花粉多いしなー、外出るのは億劫や」 京太郎「あー、じゃあ俺買ってきます」 絹恵「え?カイザーも花粉症じゃん、大丈夫なの?」 京太郎「まぁ多分。いってきますね」 ガチャ バタン グォレンダァ!! グゥオレンダァ!! 洋榎「あれ、くしゃみか?」 絹恵「多分」 洋榎「絹、うちも行ってくるわ」 絹恵「うちも行く」 洋榎「うーん」ぐしゅ 絹恵「うにゅぅ……」くたー 雅枝「で、ついてったはええけど、花粉にやられて発熱て寝込んだと」 京太郎「そのようです。は、は……バーストォ!!」くしゅん 雅枝「お前それくしゃみかい。おちゃらけとるんとちがうか?」 京太郎「そんな悪趣味な真似はしません」 雅枝「まあまええわ。お前も養生しときな。まだまだうちの雇用は終わらんで」 京太郎「わかっていますよ」 こんな愛宕家 ----------- 【京太郎ガッチャになった日】 ガッチャ!楽しく麻雀しようぜ! 京太郎「清澄高校麻雀部一年、須賀京太郎!」 咏「ふふん、初日から遅刻するドロップアウトボーイには厳しい現実を突きつけてやるぜぃ、知らんけど」 麻雀王GX!(嘘 京太郎「んー、リーチ」タンッ 衣(ふむ、今日は、衣と打っているのに変な風にならないな、ちょっと寂しい) 京太郎「ツモってこないっと…うわ、いやなところだな」タン 衣「む、それだ、ロン」 京太郎「だぁっ!?」 透華「なんといいますか、ごく普通の麻雀してますわね」 一「だねー、にしても京太郎今日はついてないね、ダントツでラスだよ」 京太郎「うぐー、悔しいなぁ。でもまだ勝負はわかりませんよ」 衣「うむ!麻雀は最後まで何が起こるかわからない!」 京太郎「そう!さぁ続けよう!」 透華(とはいっても、トップの衣と点差は40000近い点数、一人沈みの状況下) 京太郎「っ」 透華(配牌もよろしくないようですね、ならば私は私で一位を目指すだけ) 京太郎(くぅ!配牌が悪い、チャンタ手か、ここから目指すとしたら、国士無双?いや、だめだ、おそらく)チラッ 衣「ふむ」タン 京太郎(この状況下、衣さんならほぼ間違いなく早上がりの綾牌を持っている、おそらくは自風の南) 京太郎(逆転は厳しい、でも!俺はこの配牌を、牌を、信じるぜ!)ズバッ! 京太郎(!これは)タンッ 一(!……なんとなく、だけど。何かしかけてくるかも)タンッ 京太郎「ポン!」 衣(九ソウ?なぜこのタイミングでこの鳴きを?) 京太郎(いくぜ!あとは自力だ!) 京太郎「ん、カン!」 透華(加槓ですか、一体何を狙って) 京太郎「」タン 一(いったい何を狙ってるのかな?あの目は一位を獲りにきてる目だ) 衣(この状況ならば、三倍満以上おそらくは、役満) 京太郎「!…」タン 衣(来たか!しかしならば逃げるわけにもいかない!セオリーなど知るか!真っ向から受けて立ってやる!) 衣「リーチ!」チャリン 京太郎(関係ない、まっすぐ上がりを目指すだけ!きた!) 一(ふ、雰囲気が変わった。いま、何か光ったような) 衣(勝負だ!京太郎!) タンッッ 京太郎「ロン、清老頭」 衣「!!」 透華「……危なかった、ですわね。申し訳ありません須賀くん。混一ドラ2、頭ハネ、ですわ」 京太郎「ダメだったかー」 衣「ほ、本当にきもが冷えたぞ」 透華「うぅー、この私が二位確しかできないなんて」ショボン 一「いや、ー、蚊帳の外だったなー」 京太郎「あー、でも、楽しかった」 カンッ!なお実際にあった話の模様 ------- 【とある龍門渕麻雀部の金髪親子】 透華「須賀くん、少しよろしくて?」 京太郎「はい?」 衣「む、とーか、いま京太郎は衣とへるしんぐごっこしてるんだぞ」 透華「ごめんなさい、衣。でも、ハギヨシはいま出払っているし、男手が必要で」 京太郎「俺は構いませんよ。ごめんなさい衣さん、すぐ済ませてきます」 衣「むー、わかったっ」ムスッ 透華「ではついてきてくださいな」 京太郎「はいー」 チクタクチクタク 衣「」 チクタクチクタク 衣「」イライラ チクタクチクタク 衣「」ゴッゴッゴッゴッ 透華「ええ、ハルコンネンをこのケースに」 京太郎「はーい。うわ、ジャッカルだ、すげぇ」 透華「それはハギヨシの獲物ですわ」 京太郎「えっ」 透華「しかし、須賀くん見かけより力あるんですのね」 京太郎「あー、ヒョロくみえますか?」 透華「いえ、そういうわけではないんですの。ただ、片手でヒョイヒョイ重い荷物を持っているので」 京太郎「あー、まぁ体動かすのが好きですからね」 透華「力こぶ、触ってもよろしくて?」 京太郎「いいですよー、んっ」ムキッ 透華「ぁ、すごく硬い」ツンツン 京太郎「へへーん、そうでしょう」 衣「何をしているのだ」ジトーッ 透華「」ビクン 京太郎「あ、衣さん、どうしてここに?」 衣「20ぷんもまったのに!きょうたろーこないんだもん!」プンプン 京太郎「あー、思ったより量があって」 衣「トーカと戯れてたくせにッ!」ムスーッ 透華「こ、衣、落ち着いて」あせあせ 衣「ふんっだ!」プイッ 京太郎「」ほっこり 透華(ほっこりしてないで助けてくださいな) 京太郎(え?俺ですか?じゃあー……) 京太郎「」ギュッ 衣「!?」 京太郎「じゃあ、一緒に仕事しましょう」ヒョイッ 衣「お、おー、たかい!」 透華(か、肩車) 京太郎「そこの上の箱、高くてとってください」 衣「ん!任せろ!」ヒョイッ 透華「」ほっこり 透華(はっ!?何時の間にほっこりと、これが、ほっこりパワー!) 京太郎「ありがとうございます。じゃあ、次は隣の小物入れを」 衣「うん!」ヒョイ 透華(あ、これは親子ですわ)ほっこり また別の日 京太郎「お邪魔しまーす」 衣「お、きょうたろーよくきたな!」BBAーーーーン!! 京太郎「」 透華「だめです!衣!上着を着なさい!」 一(む、僕の時はそんなこと言わないのに)むすっ 京太郎「こ、衣さん、なぜ一さんの私服を?」 衣「ぇっと……私服のこうかんだ!」ビシッ 衣(言えない、きょうたろーにみてもらいたいから、とか言えない!) 京太郎「そ、そうですか、よくお似合いですよ」 京太郎(やべぇ!めちゃくちゃ肌綺麗!そ、そして腰の微妙なくびれががががが) 京太郎(だが、おもちは、ない) 京太郎「あはは、ごめんなさい。ちょっと見慣れない光景だったからびっくりしちゃって。さぁ麻雀しましょう。今日は負けませんよー」 衣「あ、うん」しょんぼり 透華(こ、この格好の衣に対して淡白な!!認めませんわ!ここは切り札、ヘルカイザースタイルです!) 透華「衣、これを」 衣「え?うん」バサァッ 透華「そう、これこそが!裸コート!……とは少々異なりますが、半ばそんな感じですわ!」 一「ちゃんと下に僕の服きてるじゃないかー」 透華「同じようなもんでしょう」 一「」 透華「で!!いかがですか!」 京太郎「いや、なにがですか?」 透華「えっ」 京太郎「えっ」 衣「むー、ごわごわするぞ。とうかー脱いでもいいかー?」 透華「えっ」 衣「えっ」 透華「…グスッ」じわぁ 京衣「!?」 透華「わ、わたくしは、グスッ衣のことを思って、グスッ」 京太郎「え、えと、と、とうかさん?」 衣「ど、どうしてないて」オロオロ ツカッ 京衣「!!」 ハギヨシ「京太郎くん、君は私の主を泣かせた。生きてここから帰れると思うなよ?ブチころがすぞ人間」 京太郎「」 ハギヨシ「衣様は、お仕置きです」ニッコリ 衣「」 ------ 【プール日和】 龍門渕家別館 温水プール 衣「うにゅぅぅぅ」ぷかぷか 京太郎「温水プール、か。実家で入って以来だなー」チャプチャプ 透華「あら、家にプールがあるんですの?」 京太郎「こんなに大きくはないですけどね。カピバラ買うのに必要だって、 親父が増設したんですが、品種改良カピバラだから必要なくて、俺がよく遊んでたんですよ」 衣「はにゅぅうぅぅぅ」ぷかぷか 透華「まぁ、カピバラ。ぜひ一度みてみたいですわねー」 京太郎「写真ならありますよ、今度持ってきます」 衣「くぎゅぅぅぅぅぅ」ぷかぷか 京太郎「……衣さん、さっきから奇声をあげながらぷかぷかしてますね」 透華「ま、まぁ別に溺れてるわけでもないし」 ザブン! 京透「」 透華「み、みみみ、水に飲み込まれた!?ここここころもぉーーー!!」 京太郎「ッ!」ザプンッ! ロ…コロ… コロモッ! 衣「……ん?」パチッ 透華「あぁ!目を覚ましましたのね!衣!」ギュッ 衣「え、ぁ、すまん透華、寝てた」 透華「違うんですの!貴女は溺れて気を失っていたんですのよ?覚えていません?」 衣「えっと、覚えてるぞ?だから言ってるだろう。寝てしまった」 透華「……えっ」 衣「浮いてたら気持ち良くて、寝ちゃった」テヘッ 衣「」ピクピク 透華「さ、さすがにげんこつくらいは許されますわよね?」 京太郎「いーんじゃないすかねー」 透華「あ、須賀くん。言いそびれていましたが、衣を助けていただいて、ありがとうございました」ぺっこりん 京太郎「いや、いいですよー別に。」ぽけーっ 透華(……?何やらぼーっとしてますわ。非日常な体験をしたからでしょうか?) 京太郎(人口、呼吸)ぽけーっ ------ 【ともきーへん】 京太郎「んー、今年ももうすぐ終わりですねー」 ハギヨシ「ですねぇ。街はクリスマスムード一直線ですよ」 京太郎「しかし、いいんですかねえ?」 ハギヨシ「なにがですか?」 京太郎「まだ半分もスレ進んでないのにもうすぐクリスマスネタなんて。前回は800くらいだったのに」 ハギヨシ「は?」 京太郎「こちらの話です」 ハギヨシ「そ、そうですか」 京太郎「しかし、八月後半からやたらと龍門渕と縁があるなぁ。何回遊びに行っただろう」 ハギヨシ「14回ほどでございます」 京太郎「あれ?意外と少ないなー」 ハギヨシ「週末以外はなかなかこれませんからね。さ、つきました」 京太郎「あ、ありがとうございます」 京太郎「失礼しまーす」ガチャ 「お、待っていたぞきょうたろー」ピョーンギュッ 京太郎「おわ!衣さんずいぶんと背丈、が……」 智紀「えへへー」スリスリ 京太郎「」 ハギヨシ「な、なんだこれは」 京太郎「な、なにしてはるんですか智紀さん」 智紀?「んー?いつもしてるだろ?頭スリスリーって!」スリスリ 京太郎「いや、それは衣さんでしょう?」あせあせ 智紀?「んー、だからだ!」 京太郎「いや、なにが?」 智紀?「衣は今、智樹と入れ替わってるぞ!」 京太郎「!?」 「あ!きょうたろー!」ギュッ 京太郎「な、なんだ!?」 透華「よくきたな!」スリスリ 京太郎「」 ハギヨシ「」 とーかへんも同時上映! 京太郎「な、な、な、な、な!?」わたわた 透華「ん?いつもは頭撫でてくれるのにどーしたんだ?」 京太郎「ままままさかあなたも!?」 ハギヨシ「オカシイ、コンナコトハユルサレナイ」 透華「きょうたろー、どうしたんだ?///」キュウッ 京太郎(あれ、しがみつく力が弱い) 智紀「いつもとようすがちがうぞー?」グリグリ 京太郎「こっちは積極的ぃぃぃぃぃ!!」 ハギヨシ「なぜ、どうして、こんなことに」ブツブツ 京太郎「助けてと言うのはおかしいから言わない!誰か状況を説明してぇぇぇぇ!!」 ガチャ 衣「むー、うるさいぞ」 ハギヨシ「ん?」 京太郎「あれ?」 透・智「あ」 衣「あーーーー!!きょうたろーになにをしてるんだふたりともー!」 透華「あ、あの、これはその」 智紀「え、えと」 京太郎「こ、衣さんといれかわってるんじゃ?」 衣「いれかわる?なにをいってるのだきょうたろー、そんな怪奇はありえない」 京太郎「」 ハギヨシ(つまりお二人は衣様の真似をして、須賀くんに抱きついたんですね?) ハギヨシ(事態が悪化したじゃねーか!!)ガンッ!! 衣「衣もギュッてするー!」むぎゅう 京太郎「えっちょっまっ!?」 透華「こ、こうなったらやけですわ!うぁぁぁ!!」クンクンペロペロ 智紀「ま、いっか」ぐりぐりむにむに 京太郎「にゃあああああ!!!!!」 ------- 【ヘルカイザーコロタン】 透華「さぁーはじまるざます!」バァーン! 衣「とーか、扉は静かに開けないか」 透華「あら、ごめんあそ、ば……し」 衣「……?何をじっと見つめている、牌が透けて見えるのか?」カイザァーー 透華「うわぁぁぁぁあああ!!」 ヘルカイザー衣! 大騒ぎ編 透華「なんなんですのもー!?須賀くんに文句いってやる!」prrrr 透華「もしもし須賀くん!?どういうことですの今日の衣の格好!?」 須賀『え?格好って、寝巻きとかだったんですか?』 透華「違いますわ!コートですのコート!あなたと同じコート着てましてよ!?」 須賀『え?俺のせい?』 透華「とにかく一度見にきてくださいまし!」 須賀『え、おれ今日学校』 透華「公欠にしてあげますから!至急今すぐ早くハリーハリーハリー!」ガチャン 透華「ハギヨォーーーーシ!!」 ハギヨシ「いってまいります、透華お嬢様」 透華「あとは須賀くんがくるまで衣を愛でるだけ」スリスリ 衣「にゃー!スリスリするなー!」パタパタ 京太郎「で?」 衣「」正座 透華「」正座 京太郎「なんで衣さんが俺のコート持ってるんですか?そしてなぜ透華さんは盲目的に俺を疑ったんですか?」プンスカ 京太郎「まず透華さん」 透華「だって、あんな変なコートを衣が着るわけないと思って…だとしたら須賀くんにしか心当たりなくて……」しょんぼり 京太郎「しばらく俺の作ったお菓子は抜きです」 透華「そ、そんなぁ!?やめてくださいまし!なんでもしますからぁ!」 京太郎「つぎにー、ころもさぁーん」 衣「うっ」ビクッ 京太郎「なぜ、俺の、コートを、持っていたんですか?あのコートは特注品で、世界に二つとないはずです」 衣「う、うぅ」 衣「き、きょうたろーのこーと、かっこよかったから」ブルブル 京太郎「許します」 衣「ぇ?」 透華「!?!?」 京太郎「ころもさんいいこー!もうそのコートあげちゃう!俺もう一着作るからいいですよあげちゃう!」ナデナデ 衣「や、やったぁ!ありがとうきょうたろー!」キャッキャッ 透華「あの……なぜ、衣をお許しに?」 京太郎「コートです。俺のコートを褒めてくれました」 透華(そ、それだけぇーーーー!?) 京太郎「これで、俺と衣さんだけの、コートですね」 衣「うん!」 透華「そ、そんなぁーーーー!!」 純「あのコート、かっこいいよな、俺も作ろうかな」 一「正気?」 智紀「腕に、大きなアクセサリーつけなきゃ、ね」 カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2276.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363190997/ 東京 アパート 京太郎「やった!!ついに憧れの一人暮らしだ!」 京太郎「部屋も家賃がやすいし広いしで最高!さあ!片づけするぞ!」 京太郎「お?なんかこの段ボール重いな」 京太郎「そんな重いもの入れたっけ…と」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 咲「……」 ゴソゴソ 段ポール「……」 京太郎「……」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 ゴソゴソ 京太郎「さてと、廃品回収はっと」 段ボール「ちょ!ちょっとまってよ!京ちゃん!」 京太郎「咲、いや、段ボール姫」 段ボール「段ボール姫ってなに!?」 京太郎「なんでお前がここにいる!」 段ボール「あ!あとさっき京ちゃん重いって言った!ひどい!」 京太郎「そりゃあそうだろ!段ボールに人が入ってりゃ重いわ!」 段ボール「そんなの知らない!謝ってよ京ちゃん!」 京太郎「す、すまん……って!」 京太郎「お前話逸らそうとしたな!」 段ボール「あうっ!ばれたっ!」 京太郎「まったく……そろそろ出てこいよ」 段ボール「……ヤダ」 京太郎「は?なんでだよ」 段ボール「……おしえないもん」 京太郎「……お前はいつもそんなよく分からないすねかたするよな、なにをして欲しいんだ?」 段ボール「……聞かないで」 京太郎「何をだよ」 段ボール「私がここに来た理由」 京太郎「はぁ……なんでそんなに隠したいのかは分からないけど、分かったよ、聞かない」 段ボール「……!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタ揺れるなよ!下の階の人の迷惑になる!」 段ボール「……ごめんなさい」 京太郎(絶対中でショボンとしてるな) 京太郎「いいよ、で、きちんと親に連絡してるんだろうな」 段ボール「…………」 京太郎「…………」 段ボール「…………シテルヨ」 京太郎「嘘付け」 10分後 京太郎「電話してきたぞ」 段ボール「おかーさんなんて言ってた?」 京太郎「……お姉ちゃんで慣れてるから心配するな、京太郎さんがいいならここで3日お世話になってから帰ってこいだと」 段ボール「!やったーーー!!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタするなっ!それに俺が良いって言うかは分かんねえぞ?」 段ボール「……えっ?だめなの?」ショボーン 京太郎(感じる……しょぼんとしてる…) 京太郎「ったく、まあいいけどさあ」 段ボール「ホント!?やったーー!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタすんな!」 京太郎「ていうかさ、段ボール姫」 段ボール「なあに?京ちゃん」 京太郎「それ取れよ」 段ボール「なっ!なにを言うのかな!京ちゃんは!」 京太郎「俺が間違ってるのか?」 段ボール「この段ボールは私の結界なんだよ!解くための方法はただ一つ!」 京太郎「ほう?してその方法は?」 段ボール「咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいいって言いながら段ボールを3回なでなでするんだよ!」 京太郎「……えー」 段ボール「ほら!地球の命運は京ちゃんにゆだねられたよ!」 京太郎「なんか壮大なバックストーリーだな」 段ボール「さあ!京ちゃん封印をといて異世界にジャンプだよ!」 京太郎「地球見捨てるんだな、やればいいんだろ?やれば」 京太郎「こうか?咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい」ナデナデ 段ボール「なななななんと!」 カボッ 咲「段ボールの中は咲ちゃんでしたー!」 京太郎「おう、知ってた」 咲「……へ?」 京太郎「だってさっきからずっと話してただろ、それにお母さんにも連絡したじゃねーか」 咲「……あ」 京太郎「……!おまえまさか!」 京太郎「いままで気づかれてなかったと思ってたんじゃ」 咲「うわぁぁ~~~ん!」 カポッ 段ボール「か、かわいい咲ちゃんはいなかったよ!いるのは私段ボール姫だけ!」 京太郎「……図星なんだな」 段ボール「ちがうもん!気づいてなかったのは京ちゃん!今のは幻覚!」 京太郎「思わずなん…だと…と言いたくなるな」 段ボール「そうだよ!私中身なんてないもん!ロボットだから」 ぐぅ~~~~ 京太郎「……」 段ボール「……」 京太郎「今の腹の音はなんだ」 段ボール「……京ちゃん」 京太郎「そうか、なら段ボール姫はロボットだからご飯いらないな」 段ボール「ごめんなさい、わたしです」 5分後 京太郎「ゴメンな、引っ越しの途中だったからカップ麺しか用意できなかった」 段ボール「ううん!かっぶめん大好き!」 京太郎「そうか、ほれ、引っ越しそばだからどん兵衛だ」 段ボール「わぁい!どん兵衛!」 にゅ~~ 京太郎「その手はなんだ?」 段ボール「ちょうだいの手!」 京太郎「その中で食べるのか?……まあいいけどさ」ヒョイ 段ボール「ありがとう!」 ズルズル 段ボール「……京ちゃん」 京太郎「なんだ」 段ボール「すごい暑い」 京太郎「だろうな」 京太郎「段ボール姫、俺はこれから買い物に出かけようと思うのだけど」 段ボール「……あ、そっか」 京太郎「姫は残っとくか?」 咲「うーん、そうだ!ちょっとまってて!」 スススススススス 京太郎(奥の部屋に去っていったぜ) トトトトトトトト 咲「あっ!京ちゃん偶然だね!どこかいくの?」 京太郎「……おう、ちょっとスーパーにな、咲もいくか?」 咲「うんっ♪いくいくっ♪」 咲(ふふっ♪うまくいったよ!) 京太郎(ここ俺の家のリビングなんだが……黙っておいてやるか) 東京の大型デパート(東京しらん) 京太郎「さて、ついたぞ」 咲「うわぁ、すごい人だね!」 京太郎「そうだな、はぐれないようにしっかり側にいろよ」 咲「京ちゃん!すごい!あっちにとっても大きなペットショップがある!」ドドドドドド! 京太郎「っていってる側から!」 咲「早く行こうよ!京ちゃん!」 京太郎「ったく、ほら」 ギュッ 咲「あっ」 京太郎「手、つながないと迷子になるだろ?」 咲「……………………」 京太郎「咲?」 咲「……………………………」 京太郎「咲っ」 咲(これが……最後の京ちゃんの手の感触……これが……最後……) 京太郎「咲っ!」 咲「ひゃあ!」 京太郎「大丈夫か?具合はどうだ?ふらふらしないか?」 咲「っ!……あはは、京ちゃんは心配症だね」 京太郎「間違いなくおまえによって育てられた性格だ」 咲「そうかなー?ねえねえ京ちゃん!早く行こうよ!あっちにカピパラの赤ちゃんがいるって!」 京太郎「って引っ張るな!ちょっと!」 咲「カピパラの赤ちゃんみんな寝てるね」 京太郎「カピパラは隙があれば寝るからな」 咲「でも寝てるカピパラって可愛いね!」 京太郎「そうだな、カピもよく俺の布団を占領してた」 咲「そういえば京ちゃん言ってたねー「数学の時の咲はカピパラみたいだな」って!」 京太郎「あー言ってたな」 咲「数学の時の私がこんなに可愛いなんて照れちゃうよー」 京太郎(……相変わらずバカだな) デパート 食品売場 京太郎「晩ご飯なにがいい?」 咲「京ちゃんが作ってくれるならなんでもいいよ!」 京太郎「おっうれしいこと言うな、なら」ドサッドサッ 咲「トマトピューレに鳥モモ肉?」 京太郎「ああ、今日はミネストローネもどきを作ろうと思ってな」 咲「わーい!京ちゃんのミネストローネ!」 京太郎「落ち着け、お菓子売場があそこにあるからお菓子一個かっていいぞ」 咲「ほんとっ!?ありがとう!」トトトトトコケッ 京太郎「あ、コケた」 ドシーン 京太郎「……頭からいったな、あ、子供に心配されてる」 アパート 京太郎の家 玄関 京太郎「ただいまー」 咲「ただいまー……はっ!」 京太郎「どうした?咲」 咲「ちょっとまってね!」トトトトトト 京太郎「どうしたんだ?あいつ?……あー、なるほど」 ススススススス 段ボール「ただいまー!」 京太郎「そこに戻るのか」 段ボール「戻るのです!」 京太郎「圧力鍋のおかげで料理もらくちんだな」 段ボール「圧力鍋ってすごいね!」 京太郎「ああ、あと一時間ほど待ったら完成だ、だからその間に片づけをしよう」 段ボール「手伝うよ!」 京太郎「それはありがたいが……おまえその中にいて片づけできるのか?」 段ボール「……あ」 京太郎「わっせわっせ」 段ボール「がんばれー!」 京太郎「ほいさ、ほいさ」 段ボール「ふぁいとー!」 京太郎「よいしょ、よいしょ」 段ボール「まだまだー!」 京太郎「どっこらせ!どっこらせ!」 段ボール「ふれーふれー!」 京太郎「ちょっと静かにしてくれよ!」 段ボール「ええーーっ!」 段ボール「じゃあ私はなにをすればいいの?」 京太郎「……ちょっと隣の部屋で静かにしていてくれないか?」 段ボール「むー、わかったよ!」 スススススス 京太郎「ふー、っと、このテーブル組立式か、金槌隣の部屋からもってこよう」 京太郎「おーい、咲って!!なんだこりゃ!」 ゴチャア! 段ボール「前が見えなくて段ボールに激突しちゃったよう……」 京太郎「よし!片づけも終わったしご飯にするか!」 段ボール「わーい!ご飯!」 京太郎「まったく、あ、食べながらでいいから聞けよ」 段ボール「なあに?京ちゃんの美味しいよ?」 京太郎「食べおわったら風呂沸いてるから行ってくれな」 段ボール「あ、………………」 京太郎「姫?」 段ボール(このままじゃ……私………) 京太郎「段ボール姫、どうしたんだ?」 段ボール「京ちゃん」 京太郎「どうした?」 段ボール「一緒に…入る?」 京太郎「は?へ?咲?」 段ボール「どう…かな…?」 京太郎「だ…だめだ!だめに決まってる!」 段ボール「……プッ」 京太郎「へ?」 段ボール「あはははははは!京ちゃんかわいー!」 京太郎「なっ!だましたな!」 段ボール「なにを騙したのかなー?私わからないや!京ちゃんおしえて!」 京太郎「ぐっ!ぐぬぬ!」 段ボール「あはははは!」 段ボール(…………………) 夜 京太郎「じゃあ段ボール姫、俺は座布団で寝るから姫は布団で寝てくれ」 段ボール「ふぇ?そんなの悪いよ」 京太郎「いいんだよ、お客様だしなにより女の子だ、こうしないと俺の気がすまない」 段ボール「……うん、じゃあありがとう」 京太郎「電気消すぞ」 段ボール「うん、大丈夫」 パチン 京太郎「……なあ、咲」 咲「へ?私は咲じゃないよ、段ボール姫…」 京太郎「まっくらでなにも見えないんだ、わかんねえよ」 咲「………」 京太郎「すまないけど、約束破らせてもらうな」 咲「……うん」 京太郎「おまえ、どうしてここに来たんだ?」 咲「……どうしてだと思う?」 京太郎「解ったら聞いてねえよ」 咲「あはは、そうだね……それじゃあ、言えないよ」 京太郎「……どうしてもか?」 咲「………………」 咲「うん、どうしても」 京太郎「……そうか」 咲「そうだよ」 京太郎「聞いて、ごめんな、お休み」 咲「うん、お休み」 一日目 終了 二日目 段ポール「京ちゃん、おはよう!」 京太郎「ん、おう、おはようって、お前まだその格好なんだな」 段ボール「これが戦闘服だから」 京太郎「明らかに戦いに向いてないな、このあと俺は朝ご飯食べてちょっと観光しようと思うけどどうする?」 段ボール「私は行けないけど代わりに咲ちゃん呼んでくるよ」 京太郎「ちゃんと段ボールは片づけておけよ」 段ボール「大丈夫!この段ボール折りたたみ式だから」 京太郎「段ボール姫はなんか見たい場所なんかあるか?」 段ボール「私?私はせっかく東京に来たんだし東京の雀荘に行ってみたいな!」 京太郎「それは観光というのか?」 段ボール「見たい場所だもん」 京太郎「わかったよ、じゃあチェンジしてこい」 段ボール「わかった」 ススススススス 咲「ただいま!」 京太郎「もうただいまとか言ってるしな」 時を同じくして アパート 別の部屋 菫「ついに!」 菫「ついにようやく念願の一人暮らしを始めたぞ!」 菫「ずっと前から憧れていたんだ、片づけにも力がはいる」 菫「ん?なんだこの段ボールは、やけに重い?」 パカッ 照「……」 菫「……」 菫「……」 照「……」 カポッ 段ボール「……」 菫「……」 パカッ 菫「……」 照「……」 ゴソゴソ 菫「たしか燃えるゴミは今日だったな、よし」 段ボール「ひどい」 菫「照、なにをしている」 段ボール「照じゃない、段ボールプリンセス」 菫「どうでもいい、なぜここにいる」 段ボール「……さっき菫私が重いって言った」 菫「照、話を逸らすな」 段ボール「……」 菫「……」 段ボール「照じゃない、段ボールプリンセス」 菫「どうでもいい」 菫「ほら、とっととそれを外せ、その中は暑いだろう?」 照「……ヤダ」 菫「はあ?なんでた?」 照「……教えない」 菫「まったく、片づけにならないな、一体なにがしたい?」 段ボール「……」 菫「……だんまりを決め込むか」 照「……だんまり」 菫「喋ってる、喋ってるぞ」 菫「……わかった、私の負けだ、なにも聞かない」 段ボール「……!」 ガタガタッ 菫「うれしいからって暴れるな!」 一つ下の部屋 ガタガタッ 段ボール「上の部屋の人どうしたのかな?」 京太郎「上の人も今日引っ越しだから忙しいんだろ、あとでお蕎麦もっていこうか」 十五分後 段ボール「みっちり怒られた」 菫「当然だ、勝手に忍び込んでこれくらいですむほうがおかしい」 段ボール「それは一理ある」 菫「万理ある!はぁ……そろそろそれ外せ」 段ボール「……じつはこれ私の結界、解くためにはテルちゃん可愛いテルちゃん可愛いテルちゃん可愛いといいながら……」 菫「やらないからな?」 照「……」ショボーン ピンポーン 菫「来客だな、行ってくる」 段ボール「ちょっと待って、恥ずかしいからこれ外してくる」 菫「その良心があって安心した」 照「お待たせ」 菫「よし、行こうか、どうぞー」 ガチャ 京太郎「チョリーッス、下に越してきた須賀でーす……咲?」 菫「あ、これはどうも……照?」 咲「…………」ゴゴゴゴゴゴ 照「…………」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎「咲?」 菫「照?」 咲「……京ちゃん!ちょっとまってて!」ダダダダダ! 照「菫、ちょっとまってて」トテトテ! 段ボール「京ちゃん!ただいま!」スススススス 段ボール「菫、ただいま」のっそのっそ 菫「……なんだこれ」 京太郎「……さあ」 段ボール「お姉ちゃん!会いたかったよ!」 段ボール「お姉ちゃんじゃない、段ボールプリンセス」 段ボール「段ボールプリンセス!会いたかった!」 段ボール「私も……えっと」 段ボール「段ボール姫!」 段ボール「段ボール姫に会いたかった」 段ボール「段ボールプリンセス!」 段ボール「段ボール姫」 ギュ 京太郎「姫とプリンセスで被ってますね」 菫「あー、須賀くんはそこから突っ込むタイプか」 京太郎「はい、菫さんは?」 菫「私なら「まずそれを取れ!」と言うかな」 京太郎「バシッと一発決めるタイプですか、かっこいいです」 菫「ふふっありがとう」 段ボール「段ボール姫、会えたのは嬉しいけどあまり長く会話はできない」 段ボール「なんで!?段ボールプリンセス!」 段ボール「それは封印を解いた私たちは戦う運命にあるから」 段ボール「そんなのってないよ……」 段ボール「だから次に私たちが抱き合うのは、この偽りの関係を脱ぎ捨てたら」 段ボール「……!段ボールプリンセス!私、頑張るよ!」 段ボール「うん、段ボール姫なら出来る」 京太郎「素直に仲直りはしないんですね」 菫「無駄に頑固だからな」 段ボール「京ちゃん!私頑張るよ!偽りの殻を破るために!」 京太郎「今破れよ」 菫「須賀くん、お蕎麦本当にありがとう、これ関係で長いつきあいになるだろうがよろしくたのむ」 段ボール「段ボール姫、バイバイ」←これ 京太郎「俺の方こそこれが迷惑かけるでしょうがよろしくおねがいします」 段ボール「段ボールプリンセス!バイバイ!」 菫「ああ、よろしく、それじゃあ、ありがとう」 バタンっ 京太郎「それじゃあ咲、行くぞ」 段ボール「ちょ、ちょっと待っててね」 スススススス 京太郎(まだ続けるのか) 咲「お待たせ京ちゃん!どこに行くの?」 京太郎「ああ、どうせなら咲が好きそうな所がいいよな」 咲「私が好きな所?」 京太郎「ああ、浅草の雷門だ」 咲「そこをなんで私が好きなの?」 京太郎「出店がたくさんあるからだ」 咲「好き!大好き!」 東京 浅草 雷門 京太郎「昨日のデパート以上に人が多いな」 咲「そうだね、京ちゃん」 京太郎「はぐれないようにしっかりついてこいよ」 咲「……うん」 咲(…………………) 咲(私…は…) 段ボール『次に私たちが抱き合うのは、この偽りの関係を脱ぎ捨てたら』 咲(!段ボールプリンセス!そうだよね!) 咲「京ちゃん」 京太郎「なんだ?」 咲「手、つないでいい?」 京太郎「ん?いいぞ」 ギュ! 咲「えへへ!京ちゃん!おっきいね!」 京太郎「あの提灯か?確かにすごくでっかいな」 咲「ちがいますよーだ!」 京太郎「え?じゃあなにが?」 咲「早く行こう京ちゃん!」 グイッ 京太郎「うわっ引っ張るなよ!」 咲「ちょうちんモナカおいしい!」 京太郎「これは絶品だな」 咲「フランクフルトおいしい!」 京太郎「祭りの肉ってなんでこんなにうまいんだろうな」 咲「たこやきおいしい!」 京太郎「げ、たこ入ってなかった」 咲「あとリンゴ飴とクレープと牛串とフライドポテトとチョコバナナとカットパインとわたあめおいしい!」 京太郎「食いすぎだ!」 咲「体に当てるとその部分が良くなる煙が出るあれだよ!」 京太郎「正式名称なんなんだろうな、咲、あびてけよ」 咲「むむっ!京ちゃんのことだからどうせ「胸にでも当てろノーおもち」っていうんでしょ!その手にはのらないよ!」 京太郎「いや、頭にあびてきてほしい」 咲「……」 京太郎「……」 咲「ちょっとあびてくる」 京太郎「おう」 京太郎「浅草楽しめたか?」 咲「うん!とっても美味しかった!」 京太郎「食べ物ばかりだな、さて、最後はここだ」 咲「ここは……雀荘!」 京太郎「先に調べておいたんだ」 咲「ありがとう京ちゃん!早速いこう!」 京太郎「ああ、そうだな」 カランコロン おっさん「いらっしゃい、今ほぼ満席でひとつしか空きがないけどいいかい?」 咲「うん!いいよ!」 おっさん「じゃああっちの一番奥にどうぞ」 咲「はーい!行こう!京ちゃん!」 京太郎「ほいほい、すいません対局してもらっていいですか?」 ???「ああ、かまわない」 ???「だいじょうぶ」 京太郎「ってあなたたちは!」 咲「すみれさんにお姉ちゃん!」 照「……!」 菫「早い再会だな」 咲「あわ!あわわわわわ!」 咲「京ちゃん!まってて!」 照「……」ゴソゴソ 菫「須賀くんたちも浅草に?」 京太郎「はい、観光目的で、弘世さんも?」 菫「私たちはここ目的だな、レベルが高いんだ、ここ」 照「あとメンチカツと揚げまんじゅうを食べにきた、宇宙からの意志で」ゴソゴソ 京太郎「そうなんですか、偶然ですね」 段ボール「京ちゃん!おまたせ!」 京太郎「なんとなく予想はしてたけどどこから持ってきた?」 段ボール「さあ、麻雀をはじめよう」 菫「照、脱げ」 菫「まったく、恥ずかしいと思わないのか」 京太郎「弘世さんの言うとおりだ、咲、恥ずかしいぞ」 段ボール「……それならこれで」 段ボール「恥ずかしくないよ!」 京太郎「こ、これは!」 段ボール「さあ、麻雀を始めよう」 東家 段ボール 南家 段ボール 西家 段ボール 北家 段ボール 段ボール「いい牌だ」 段ボール「……それポン」 段ボール「カン!もいっこカン!」 段ボール「ピンフの条件わかりにくい…」 段ボール「……ツモ」 段ボール「ふむ、してやられた」 段ボール「すごいよ!段ボールプリンセス!」 段ボール「うわっ早い!」 段ボール「「シュールすぎるわ!!!」」 段ボール「……ねえ、段ボールプリンセス」 段ボール「……なに?段ボール姫」 段ボール「私にはね、お姉ちゃんがいるんだけど」 段ボール「うん」 段ボール「ちょっとしたことが原因で喧嘩しちゃったんだ」 段ボール「そっか」 段ボール「だから私は仲直りするためにいっぱいお姉ちゃんが好きなことを練習してきたんだよ」 段ボール「……そうだね」 段ボール「私とおねえちゃんは、仲直りできるかなあ?」 段ボール「……」 段ボール「あなた一人の力じゃだめだと思う」 段ボール「……そっか」 段ボール「だって相手が仲直りしたいと思わなきゃ仲直りできないもん」 段ボール「そう……だよね」 段ボール「でも」 段ボール「え?」 段ボール「安心して、きっとそのお姉ちゃんも仲直りしたいと思ってる」 段ボール「それじゃ!」 段ボール「大丈夫、勇気を出して、あなたはあなたが思ってるよりずっと可愛くて愛されてる」 段ボール「っ!うんっ!」 段ボール「ええ話やなあ!」 段ボール「そうだな」 おっさん(なんだあいつら) 段ボール「……ロン、私の勝ちだよ」 段ボール「うんっ……グスっうんっ!」 段ボール「やれやれ、これじゃ勝負なんてできないな、須賀くん、咲さんをつれていってやってくれ」 段ボール「はい、わかりました、段ボール姫、行こうか」 段ボール「……うんっ!」 おっさん(意味わかんねえ) 段ボール「……いっちゃったね」 段ボール「そうだなっと、ふう」カポッ 菫「今日のおまえはよくやったよ」 段ボール「ほめてくれる?」 菫「ああ、いいぞ」 段ボール「……じゃあ、なでなでして?」 菫「それは無理だ、頭がない」 アパート 京太郎のいえ 玄関 京太郎「ただいまー」 咲「ただいまっ!京ちゃん!ちょっとまってて!」 京太郎「いつものか」 トトトトトト スススススス 段ボール「おまたせっ!」 京太郎「おう」 段ボール「ここで重大発表があります!」 京太郎「へ?」 段ボール「なんと!」 段ボール「私段ボール姫の中身は!」 カポッ 咲「咲ちゃんでした!」 京太郎「知ってた」 咲「それを知ってた!」 咲「さらにもいっこ!」 京太郎「おう」 咲「私!宮永咲は!」 咲「段ボールを卒業します!!」 京太郎「さ!咲が段ボール卒業!?」 咲「なんだかんだで被ってたの一日ちょっとだけどね」 京太郎「そ、そうだな、なんかやたらに驚いちまったぜ」 咲「ふふふ!こっから私の時間が始まるんだよ!」 京太郎「始まるのか」 咲「はじまるのです」 京太郎「そうか、咲は腹へってるか?俺はすいてないけど」 咲「すいてないよ」 京太郎「そうか、じゃあお風呂沸かすから入れよ」 咲「京ちゃん!」 京太郎「なんだ?」 咲「いっしょにお風呂はいろ?」 京太郎「」 京太郎「さ、さきさん?」 咲「どうしたの?」 京太郎「じょ、冗談だよな」 咲「本気だよ!」 京太郎「」 京太郎「展開が急すぎるぞ!」 咲「そうかな?いろいろヒントはあったと思うけど?」 京太郎「て、テンション上がってねえ?」 咲「上がってるよ!だってやっと気づいたんだもん!」 京太郎「な、なにをだ?」 咲「私が手をのばし続けることが出来れば、いつかあなたが手をのばしてくれた時、絶対にその手を掴めるってこと!」 京太郎「ぐっ!ぐぬぬ!ダメだ!絶対にダメだ!」 咲「そっか、別にいいよ、私は手をのばし続けるだけ」 京太郎「おまえが魔王に見えるよ」 咲「ひどいなあ、じゃあ私お風呂いってくるね」 トトトトトト 京太郎「…………」 京太郎「完全につかまった?」 そのころ アパート 一つ上お風呂場 照「ぴちぴちちゃぶちゃぷらんらんらん」 菫「行く時にお風呂沸かして正解だったな、おかげですぐ入れた」 照「……おせなか流します」 菫「おっ!たのんでいいか?」 ゴシゴシ 照「力加減どう?」 菫「ちょうどいいぞ、背中が気持ちいい」 照「……菫、私があんなことした理由…聞きたい?」 菫「あの段ボールか?聞きたいな」 照「……とっても単純でね…ただ、こうして菫と遊びたかったの」 菫「……そうか」 照「でも、どうすればいいかわからなくて、菫が一人暮らしするって聞いて、それで…これだってなって」 菫「まったく、ふつうに玄関から遊ぼうと言えばいいのに」 照「……断られるかもしれかったから」 菫「お前の誘いを断るわけがない、それにしても、まったく、そっち向くぞ」 照「?うん」 クルッ ギュッ! 菫「かわいいこと言うじゃないかコノコノコノーッ」 照「ひゃん!あはははは!くすぐったい!やめてぇ!」 菫「全く!そんなことか!そんなことだったのか!ほーれ!コチョコチョ!」 照「ちゃ!しょこはやめてぇ!」 菫「もうはなさないからな!一緒に寝るぞ!抱き枕にしてやる!」 照「あははははは!しゅみれぇ!わかったからぁ!」 夜 咲「ホントにベッドで寝なくていいの?」 京太郎「いいんだよ、男のプライドだ」 咲「そっかじゃあありがとうお休み」 京太郎「おやすみー」 カチッ 京太郎「明日、帰るんだよな」 咲「うん、そうだよ」 京太郎「……楽しかったか?」 咲「うん、とっても!」 京太郎「そうか、なら良かった」 咲「それにね」 京太郎「それに?」 咲「………うんん、明日言う」 京太郎「ちょっ!寝る前に気になること言うんじゃねえ!寝れなくなるだろ!」 咲「あはは、頑張って寝てね、おやすみ」 二日目 終了 三日目 咲「おはよー京ちゃん」 京太郎「おう、おはよう咲、今日は何時に帰るんだ?」 咲「んーとね、大体お昼過ぎくらいの新幹線で帰るかな」 京太郎「そうか、じゃあそこまで時間はないな」 咲「うん、だからどこかにいくとしても遠くにはいけないね」 京太郎「そうか、じゃあさ」 咲「なにかアイデアあるの?」 京太郎「ぶらりと、このあたりを散歩しないか?」 外 京太郎「いい日差しだな」 咲「うん、東京って言っても緑はたくさんあるんだね」 京太郎「東京に夢を持ちすぎだって、東京だって自然はあるさ」 咲「あはは、そうだね」 咲「堤防の上は気持ちいいよ」 京太郎「高いからな、気分もよくなる」 咲「うん!わたし高いところ好き!」 京太郎「その好きはことわざ的な好きだろ?」 咲「へ?……あ!ひっどーい!」 咲「あ、猫ちゃん」 京太郎「黒猫の親子だな」 咲「黒猫って不幸の象徴だったらしいね」 京太郎「おう、それなら論破できるぞ」 咲「どうやって?」 京太郎「あんな可愛い猫がみれたなら幸せな気分になるに決まってる、だから黒猫をみて不幸になるはずない」 咲「あ、そっか!京ちゃんすごい!」 京太郎「そいつはありがとう」 ピュッ!バチャン 咲「なんの音?」 京太郎「魚が虫を食べたんだろ」 咲「……なんで虫を食べる魚は水の中にいるのかな?」 京太郎「どゆことだ?」 咲「だって虫食べたいなら地上にでればいいじゃん」 京太郎「……そうして生まれたのが両生類です」 咲「あ、そっか」 咲「せーかいーにひーとーつだーけーの」 京太郎「流行ったよな、それ」 咲「うん、私この歌好き!」 京太郎「その歌では俺たちふつうの人もオンリーワンだって言ってくれてるけどさ」 咲「うん」 京太郎「もともとナンバーワンでオンリーワンのやつとつりあうにはどうしたらいいんだろうな」 咲「?よくわからないや」 京太郎「……そうだな、忘れてくれ」 咲「あ!京ちゃんあっち見て!」 京太郎「ん?あ、照さんと弘世さん、アイス食べてるな」 咲「って言うかあれって……」 京太郎「照さんのスプーンを取り上げて弘世さんがアーンで食べさせてるな、弘世さんニコニコしてるぞ」 咲「~~~~~っ!恥ずかしい!早く行こう!」 京太郎「ちょ!待てよ咲!」 咲「ハアッ!ハアッ!ハアッ!」 京太郎「まったく、急に走るからだ、休憩してくか?」 咲「だ、だいじょうび、はあっ」 京太郎「ほら、ベンチがあるから休憩していこうぜ」 咲「うん、ごめん、ありがとう、って京ちゃんなにしてるの?」 京太郎「ベンチにハンカチを敷いてるだけだが?」 咲「……京ちゃんやるね」 カキーン! 京太郎「お!リトルリーグやってるぞ!」 咲「あ、ホントだ!ワンナウトランナー1、2塁のチャンスだよ!」 京太郎「こうゆうのって見てるとあの一番小さいやつを応援したくなるよな」 咲「ちょっとわかるかな?じゃあ私もあの子応援しよう」 京太郎「お!満塁であいつだ!」 咲「ガンバレー!」 カキーン! 京太郎「おお!特大ホームランだ!」 咲「すごーい!すごいよ!」 京太郎「へんな目で見られたな」 咲「そりゃあそうだね」 京太郎「お?あそこで犬がフリスピー追いかけてるぞ!」 咲「ほんとだ!わんちゃん早い!」 京太郎「く!でもギリギリとどかないか?」 咲「あっ!ワンちゃん跳ねた!」 京太郎「すっげえ!ジャンピングキャッチだ!」 京太郎「……そろそろ、時間だから戻るか」 咲「……そうだね」 京太郎「…………」 咲「…………」 京太郎「楽しめたか?」 咲「…………」 京太郎「…………」 咲「楽しめるわけ、ないじゃん」 咲「いままで一緒にいた時間よりずっと少ないよ」 京太郎「…………」 咲「いままで一緒にいた時間は今度からどうすればいいの?」 京太郎「…………」 咲「なんで京ちゃんは、東京に行くの?」 咲「ねえ、どうしてなの?」 京太郎「…………」 咲「答えてよ……」 京太郎「…………」 咲「ねえっ!」 京太郎「……咲」 咲「……なあに?」 京太郎「俺は咲が好きだ」 咲「……へ?」 京太郎「おバカな咲が好きだ、ほんわかとした咲が好きだ、ニコニコしてる咲がすきだ」 咲「きょ!京ちゃん!」 京太郎「心優しい咲が好きだ、前を向ける咲が好きだ、おバカな咲が好きだ」 咲「お、おバカって二回言った…」 京太郎「俺より、はるか高いところにいる咲が好きだ、そして」 京太郎「俺はお前に追いつきたい」 咲「……そんなことで?」 京太郎「俺にとっては大事なことなんだ」 咲「別にそんなこと気にいないのに?」 京太郎「俺が気にしてしまうんだ」 咲「京ちゃんの勝手」 京太郎「ああ、勝手だ」 咲「……私も勝手にするからね」 京太郎「…………」 京太郎「ああ、勝手にしろ」 そのあと 俺と咲は会話を一つもしなかった 俺は顔を隠す咲をできるだけ見ないようにした 電車が来た時に引き留めようとも思ったけれど 行動には起こせず、過ぎ去っていく咲を見送った 三日目 終了 最終日、あるいは一日目 京太郎「うっへー、今日も忙しいなあ」 ピンポーン ハギヨシ「ちわーっすあざっーす、宅配便でぇーっす」 京太郎「っはーい!」 ガチャ ハギヨシ「うぃーっすおとどけものの段ボールでぇーす、ここにサインお願いしまーす」 京太郎「はーい」 ハギヨシ「ご利用ありがとうございましたぁー!」 京太郎「はーいって!重っ!なに入ってんだ!?」 京太郎「ったく、重かったぜ、中身はなんだろなっと」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 カポッ 京太郎「……」 段ボール「……」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 カポッ 京太郎「咲」 段ボール「咲ちゃんじゃありません段ボール姫です」 パカッ 京太郎「……」 咲「……」 京太郎「咲」 咲「咲ちゃんでした」 京太郎「お前段ボール卒業したんじゃないのか」 咲「うそです!」 京太郎「……まあいいけどさ、何しに来たんだよ」 咲「勝手なことをしにきました!」 京太郎「勝手なこと?」 咲「うん!勝手に京ちゃんの家に住み着いて家事をして主人の帰りをまつの!」 京太郎「主人てなんだよ」 京太郎「まったく、お前にはかなうねえよ」 カポッ 段ボール「どっからでもかかってこい!」 京太郎「それ取ってから言えよ、ったく、好きにしろ」 段ボール「いいの!?」 ガタガタッ! 京太郎「暴れるな!ったく、ここにいればいいじゃないか」 段ボール「やったあ!」 京太郎「でも一つだけ言わせてもらうとな」 段ボール「?」 京太郎「段ボールを脱げよ!」 段ボール「だが断る!」 カン! ハギヨシ「家……ですか」 透華「ええ、命令いたしますわ、今すぐ自室をひきはらいこちらが用意した家に引っ越しなさい」 ハギヨシ「……理由がわかりかねます」 透華「あら、ハギヨシならとっくに気づいているでしょう?そのような遠回しな反対は好みませんわ」 ハギヨシ「もうしわけありません、透華お嬢様」 透華「分かっているのなら自分で理由を説明してご覧なさい」 ハギヨシ「は、私の行動が、執事としての職務を逸脱していることかと」 透華「その通りですわ、龍門淵家での扱いが執事だろうと、相手する方々からすれば、 もはやあなたはただの執事ではありません、交渉相手の一人です」 ハギヨシ「もったいなきお言葉」 透華「自分と対等の立場にある交渉相手を龍門淵では私財も与えず奴隷のように扱っている、 だから気に入らない、こうなってはもう遅いですわ」 ハギヨシ「実際には給与はこの身には余るほど頂いているのですが」 透華「あいつらにとっては使わない金など持っていないも同じ、レッテルを張られるのはできるだけおさえたいですわ」 ハギヨシ「いちどついた印象は長い時間か大量の金でしか変えることができませんからね」 透華「そうゆうこと、本日の職務は終了とし至急引っ越しの準備をなさい」 ハギヨシ「かしこまりました」 龍門淵の屋敷麻雀室 咲「でね!京ちゃんたら酷くて私に勝手にしろって!」 衣「よくわからないがそれは極悪外道、京太郎というやつは酷い」 咲「ちょっと!そこまで言ったらいくらころもちゃんでも怒るよ!」 衣「……衣はどのようにすれば良いのだ?」 ギイッ ハギヨシ「衣さま、失礼します」 衣「む?なんだ?ハギヨシ」 ハギヨシ「は、この度住まいを変えることとなりましたので連絡に参りました」 衣「……は?」 説明後 ハギヨシ「と、言うわけでございます」 衣「ま!まて!ハギヨシが仕事の時間にしか居なくなるということは!衣の寝るときに見る絵本は誰が読んでくれるのだ!」 ハギヨシ「すでに国広様に依頼しております」 衣「ま!まて!衣は!衣はぁ!」 ハギヨシ「……失礼します」 ギィッバダッ 衣「さっ咲!どうしよう!ハギヨシが!ハギヨシが!」 咲「うーん、これは……そうだ!」 衣「おお!その意気軒昂なひょうじょう!なにかあるのか?」 咲「我に秘策あり!だよ!」 ハギヨシホーム(豪邸) ハギヨシ「予想はしていたことですが、住むのに困るほどの広さですね」 ハギヨシ「しかもこの家財道具の量…」 ゴチャア ハギヨシ「これは全て片づけるのに30分はかかりそうですね、執事として恥ずかしいことです」 ハギヨシ「では、とりかかりましょう」 カサッ… ハギヨシ「!これは!」 ハギヨシ(荷物の中に生体反応が一つ、大方龍門斑家に送り込まれた生物兵器あたりでしょうか…) トクッ…トクッ… ハギヨシ(心音を捕らえることが出来ました、まったく、 心臓を止める技術もない生物兵器を送りこむとは龍門斑もなめられたものです、この心音によると…) ハギヨシ「あの段ボールの中…ですね…」 ハギヨシ(まずは背後にテレポート)ヒュン! 段ボール「!」ガタッ! ハギヨシ「おとなしく投降しろ、死よりも恐ろしいものを見てみたければ話は別だがな」 段ボール「」ガタガタガタガタ ハギヨシ(ふむ、感情があるタイプの兵器ですか、幸いそのタイプの相手は日常茶飯事です) ハギヨシ「カウントする、3」 段ボール「」ガタガタガタガタ ハギヨシ「2」 段ボール「」ガタガタガタガタガタガタガタ ハギヨシ「1、殺します」 段ボール「ひっ!!ごめんなしゃいー!」 ハギヨシ「!!?」 ハギヨシ(この声!まさか!) パカッ 衣「……」グスッ ハギヨシ「……」 ゴソゴソ 段ボール「……」 ハギヨシ「……」 パカッ 衣「……」グスッ ハギヨシ「……」 ハギヨシ「……ああ、やってしまった」 衣「はぎよし?もうおこってないか?」 ハギヨシ「……はい、すいませんでした」 衣「いや、いいんだ、ハギヨシはいつも守ってくれてくれてる、今回もそのつもりだったのだろう?」 ハギヨシ「……ですが」 衣「いい、衣が許す」 ハギヨシ「……感謝します」 衣「そんなことよりもだ!」 カポッ! 段ボール「ハギヨシ!ころ……じゃなかった!私を拾ってくれ!」 ハギヨシ「…………突然すぎて意味がわかりません」 段ボール「およ?宮永はこうすれば分かる……と」 ハギヨシ「お言葉ですが分かるわけがありません」 段ボール「ふむ、すこし早いが宮永が託してくれた秘密兵器を一つ使うか」 ハギヨシ「秘密兵器……とは?」 段ボール「ここから開けるだけでいいらしいぞ?」 ハギヨシ「では、失礼して」 パカッ ハギヨシ「ふむ、何か書いてありますね、これは…」 ひろってやってください ハギヨシ「……」 衣「ふぇ?どうしたんだ?」 カポッ 段ボール「にゃ!何で閉めるんだ!」 段ボール「どうだ?ハギヨシもころ…私と一緒に居たくなったか?」 ハギヨシ(俺はロリコンではない俺はロリコンではない俺はロリコンではない) 段ボール「ま!まさか怒ったのか!?宮永はこの段ボールペット衣作戦は絶対に成功すると言っていたんだが……」 ハギヨシ「……失礼、今なんと?」 段ボール「!よくぞ聞いてくれた!いまの衣は衣ではない!」 段ボール「段ボールペットだ!」 ハギヨシ「……ははは」 段ボール「どうだ?ハギヨシもころ…私と一緒に居たくなったか?」 ハギヨシ(俺はロリコンではない俺はロリコンではない俺はロリコンではない) 段ボール「ま!まさか怒ったのか!?咲はこの段ボールペット衣作戦は絶対に成功すると言っていたんだが……」 ハギヨシ「……失礼、今なんと?」 段ボール「!よくぞ聞いてくれた!いまの衣は衣ではない!」 段ボール「段ボールペットだ!」 ハギヨシ「……ははは」 衣「ふふふ!ハギヨシが笑った!こんなこと初めてだ!このまま咲の秘密兵器その2で畳み掛ける!」 ハギヨシ「まだあるのですか!」 衣「秘密兵器を一つ、と言ったからな!二号があって至極当然!今度の秘密兵器はこれだ!」 ハギヨシ「紙…いや、カンニングペーパーですか」 衣「さあ!読むぞ!」 衣「ハギヨシへ、あまえころも ハギヨシ、いつもころものために色々なことをしてくれてありがとう いつもは恥ずかしくて言えないけど、ハギヨシにはいつもかんしゃしています でも、そんなハギヨシが引っ越しちゃうと聞きました 我慢したいけど我慢できないからいいます ハギヨシにあえなくなったらさみしいです ハギヨシといっしょにいれなかったらさみしいです ハギヨシにお休みを言えなくなったらさみしいです だからどうか、ころもをハギヨシの家においてください おやつのプリンもがまんします、おてつだいもがんばります だから、ハギヨシのとなりでお昼寝させてください ハギヨシと一緒にいさせてください それが衣のおねがいです」 段ボール「その……どうだ?ころもも恥ずかしいのだが……」 ハギヨシ「これは……自作で?」 段ボール「うん、細かいところは直してくれたけど大体は」 ハギヨシ「……少々失礼します」 衣「?どうしたのだ?」 スタスタスタスタ ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ! 段ボール「ハギヨシ?どうさた?壁なんてたたいたら手が痛い痛いしてしまうぞ!」 ハギヨシ(私はロリコンではない私はロリコンではない私はロリコンではない) 段ボール「これでもだめか!?だめなのか!?」 ハギヨシ「いえ、衣様、わかりました、わかりましたから…」 段ボール「わかった!ころ……わたしも出そう!最終兵器を!」 ハギヨシ「おねがいですから…話を…」 段ボール「最終兵器は!これだ!」 ハギヨシ「こっ!これは!」 回想 段ボール姫「完璧!これで今日からころもちゃんも段ボールペットだよ!」 段ボールペット「これが段ボールの住み心地……生まれ変わったようだ」 段ボール姫「これでハギヨシさんとも一緒にいられるよ!」 段ボールペット「本当か!?」 ???「……相変わらず姫は詰めが甘い」 段ボールペット「お、お前は!」 段ボール姫「段ボールプリンセス!」 段ボールプリンセス「……ドヤァ」ドヤァ! 段ボールプリンセス「……彼は強敵、生半可な力じゃ倒せない」 段ボールペット「そ、そんな……」 段ボール姫「じゃあ…どうすれば…」 段ボールプリンセス「……だから私がきた、これを見て」 段ボール姫「なっ!これは!」 段ボールペット「これがあれば……ころもも…」 段ボールプリンセス「……ドヤァ」ドヤァ! それからころもたちの挑戦がはじまった あんな時も 段ボールプリンセス「もっとなめらかに、しなやかに」 段ボール姫「必要なものもらってきたよ!」 段ボールペット「あっ…こぼしてしまった…」 こんな時も頑張った 段ボールペット「ころもはだめだ!なにも出来ないんだ!」 段ボール姫「がんばって!」 段ボールプリンセス「……ペットならできる」 一「段ボール外してやれよ」 そして! 段ボール「出来たのが……これだ!」 ハギヨシ「……これは」 段ボール「ああ、これが段ボールペットお手製!」 段ボール「プリンセスプリンペットバージョンだ」 ハギヨシ「……ころもさま、ころもさまが…」 段ボール「さあハギヨシ!食べてくれ!」 ハギヨシ「……いただきます」 ハギヨシの舌は、そのプリンの味を冷静に語っていた 焦げていて、甘すぎて、所々堅い、そんなプリンだった だが、彼が今までに食べた物の中で一番美味しかったものを選ぶとすれば まちがいなくこれを選ぶ そんなプリンだった それと同時にハギヨシは宮永咲を衣に近づけてはいけないと、深く心に刻みつけた 次の日 ハギヨシ「ヘイユー!ミス咲!」 咲「へ?ハギヨシさん?どうしたんですか?」 ハギヨシ「ユーは京太郎になんのアクションもしないのカイ?」 咲「でも……場所が離れてるし…」 ハギヨシ「甘えるな!」 咲「!?」 ハギヨシ「もっと熱くなれよ!もっと熱くなれよ!」 咲「……そうですね!もっと熱くなります!」 ハギヨシ「そうか!ならこの段ボールに入ってくれ!」 咲「はい!」 ハギヨシ「マッハで行くぜ!」 ドドドドドド ハギヨシ(こいつだけは!衣様から離れさせる!なんとしても!) ハギヨシ「ゴーーーー!」 衣「ハギヨシはどうしたんだろうか……」 透華「大丈夫、夢だからすぐに覚めますわ」 衣「そうか!なら安心だな!お?あそこにいるのは!」 段ボール「……また会った」 カポッ 段ボール「段ボールプリンセス!」 段ボール「……いこう、段ボール道は奥が深い」 段ボール「ああ!」 スススススス 透華「……夢、これは夢」 一「現実ですよ」 がんばれハギヨシ負けるなハギヨシ いつか君の努力が報われる日まで! カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6058.html
《星は儚く輝く》 私は強い。同年代で私に勝てる人なんていない。 皆皆、私の前では無力。他の人が手を揃える前に私がアガる。 そうだったはずなのに。 そんな私の前に二人、トクベツな人が現れた。 最初は部活の先輩、宮永照。 場の支配をものともせず、ばしばしアガられて負けた。 悔しい。ほんとに悔しかった。 なにより澄ました顔がよりいっそうむかつかせた。 二人目は喫茶店の店員、須賀京太郎。 テルにリベンジしようと思って、つけた先の喫茶店で四人目として卓に入ってきたのだけど、安々と私の支配を抜けてきた。 テルにも負けたし本当に最悪だった。 むかつく……けど…… 私よりも強い人が同年代でもいる。 そう思うと、世界が少し開けた気がした。 テルは凄い。 強いのにそれを変に誇るわけでもない。 格好いいというのが相応しいのかもしれない。 なのに私達、身内の前ではお菓子が大好きな一面を晒してて、ちょっと可愛いかも。 きょーたろーは話してて凄く楽しい。 私と話をする時、時折嫌な顔をする人が多いけど、きょーたろーは全くそんなこと無い。 しかも色んな話題を振ってくれて飽きることもない。 麻雀の腕はそんなにだけど、何故か負ける。きょーたろーも私と同じだ。 だからかな?ちょっと親近感。 そんな二人が大好きだ。 きょーたろーが真剣に麻雀を練習し始めた。全国を目指すみたい。 確かに私との勝率は悪くないけど、私が抜けた途端がくっと勝率が下がる。 色々と試行錯誤しながら勉強してるきょーたろーの顔はちょっとだけカッコイイ……のかも。 でもちょっとムカつくことがある。 野依プロに頭を撫でられたときはあんまり抵抗しないのに、私が撫でると凄く嫌がる。 生意気。 そういう態度はちょっとカワイイけど、もうちょっと撫でられてもいいじゃん。 もしかして……そんなわけない。なんにもない。 顧問の先生からきょーたろーと練習してもいいって許可をもらってから一ヶ月。 きょーたろーのおかげでプロの人たちからの指導を受けられ、私はかなり上手くなった。 高校に上がった頃の気持ちなんて欠片も残ってない。 他の人に負けるわけない、なんて思いもしないけど、私は強い。自信を持ってそう言える。 きょーたろーもかなり上手くなった。もしかしたら、本当に全国にいっちゃうかも。 でも、きょーたろーはきょーたろーだ。 たくさん下らない話をするし、悪ノリにも付き合ってくれるし、軽口も叩き合える。 今の私ならちゃんと言えるよ。自分の気持ちをちゃんと言えるよ。 きょーたろーのこと好きだって。 でも、聞いちゃった。聞こえちゃった。 きょーたろー、野依プロのことが好きだって、だから少しでも近づきたくて真剣に麻雀やり始めたって…… 私は応援するよ。 好きな人には幸せになって欲しいもん。 それからテルも。 妹が全国に来るみたい。 どこであたるかなんてわからないから決勝までいって闘わないとね。 ごめんね、きょーたろー。 テルのことは手伝ってあげられるけど、きょーたろーは手伝ってあげられない。 だから応援。 なんて声かけたらいいかわかんないけど、応援してるから。 きょーたろーはすごく頑張ってた。怖いぐらいに。 休憩時間、自分達の試合もあったけど、きょーたろーの試合見てた。 最後の試合はこっちの結果発表もあって見れなかったけど、ぎりぎりの逆転で、あぶなっかしいけど一位の人に勝ってたみたい。 でも……個人戦はその一戦で決まるわけじゃない。 たったの二。それだけの差をつけて、五位の人がきょーたろーを抜いて三位になった。 私は急いできょーたろーを探した。 スミレが電話をいっぱいかけたのに出なかったし…… 会場内で見つからなかったから外まで行って探した。 見つけた時、きょーたろーは魂が抜けたようだった。 目は斜め下を彷徨わせ、足取りはまるで重りでもついてるようにほとんど引きずった歩き方。 声をかけても反応しなかったから思わず手を掴んで振り向かせた。 ようやくこちらを向いた目はこっちを見ているはずなのに見てなかった。 普段有り余ってる元気は欠片も感じられない。 違う…… 私の知ってる京太郎と違う。 元気を出して「よぉ、淡!」って言ってよ。 元に戻って欲しい…… でも声のかけ方なんてわからなかった。 あんなに頑張ってたきょーたろーが三位に入れないなんておかしい。 だから慰めようとして難癖をつけてしまった。 結果は逆効果。 私、駄目だよ。 慰めたいなんて思ったの初めてだもん。 こんなに親しくなったの初めてだもん。 こんなに好きになったの初めてだもん。 スミレに叩かれて、きょーたろーが去っていって、きょーたろーのこと苦しみから助けてあげられなかったとわかったら悲しさが、自分の無力さが、それに対する悔しさが、涙になってこぼれた。 ごめんね。ごめんね、きょーたろー…… きょーたろーから連絡があった。 少し疲れた声してたけど、それでも元気な声だった。 ごめんって言ってきたけど、バカって返した。 バカってなんだよバーカって、冗談交じりな声で返してくれた。 自分がバカなんて知ってるよ。 もう聞いたもん、自分から。 そう、こんなんでいいんだよ。 私達の関係なんて。 バカって言ってバカって言われる、こんなやり取りをしながら笑いあって、ずっと友達でいられたらいい。 でも、ちょっと待ってよ。 もうすぐ雨はあがるから、そしたら星が輝いてるから――― カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5696.html
2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 02 35 08.59 ID pMZkOtLJo [2/3] \ . \ \ ; イ .i . ヾ\ つ /\/ .,' ハ .} .i// ハ;/ \//i / ! /i i′ / 气テテZ=, // -‐‐''" ! }{. l ;;; i テ=ェx_ / .} .;' 乂 ソ | ;;; 「./ ./i/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ xxxx 乂ソ厶イ _;ィ′ | 必 お ま | 、 "" i ノ \\ |. 然 っ. : | \ r‐ ― ァ U 八i' // | な か : |..r‐/≧ ..._  ̄ __, イ i / | ん け ま |" \ /  ̄ ! i < や .は あ .|i /‐'iハ | .;' | け |ハ__,/》《∧_}\. |/ | ど |,/ /|| |ト、! \ | な |_/ .|| || i } \________/ /ハ! ,/ i { / .! i/ |\ } \ / / 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(54) <雀力> F(14) <歌唱力> F(13) <演技力> D(30) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllll歌唱力|lllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 98 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/05(木) 23 34 43.30 ID 6hvUCspUo [2/4] いかん、スレが殺伐としてきた…… ここは、ぽんこつで清めるしかない……!! ということで 【第一回 ぽんこつ会議】 照「ということで、みんなに集まってもらった」キリッ 咲「ふぇ?」 和「あの、これはどういうことなんでしょうか?」 菫「……」 照「さっきも説明した通り、私達は不名誉にもぽんこつの烙印を押されている」 咲「ぽんこつ?」 和「そんなオカルトありえません!!」バンッ 菫「そうだ! 私のどこがポンコツなんだ!?」クワッ 照「……」 咲「え、それは……」 和「……」メソラシ ---、...--<¨\-...、 / -- --\ \ \ // \ \ \ /´ \ .. / | | \ _| . l\__ | | 、l _ _ Ⅵ | . l_/ _l イ|\ | \ 〉| | . 八 ´ l八|  ̄ =苧芹| | え? |`¨Τ=苧芹 V_ノ | | | | . V_ノ l /| | | ∧ ' イ | |. 八/i .、 rっ /| | | | 个 .... /| | | | | | Τ ∨| | | | l | /У り l―┴ 、 | | 斗{/-、 , -/| | /-、 ┌‐  ̄ |´ ̄ ̄/ | |--// ∧ \ | / . /// | { `ト \ l / . -=/ /´ / { ノ |二ニ=- { -=ニ二/ { / \ / /\二二ニ、∠二ニ= i | | } / / >‐〈ニニ/ニニ\ | ∧ | \__/ /. ∨ { /二ニ/¨¨゙\ニニニl/、∨| l「 ̄ ̄ ̄ `く ∨--/二ニ/ } `¨¨¨¨¨ /{ニニニニニニニ | } 厶=イ 〉 / |_ ┬―‐┬v' /__} { / `¨| |¨′ 照「(どうしよう、気づいてない)」ヒソヒソ 和「(それとなく教えてあげるというのはどうでしょう?)」ヒソヒソ 咲「(で、でも……!)」ヒソヒソ 菫「おーい」 107 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/05(木) 23 43 58.38 ID 6hvUCspUo [3/4] 照「ということで、脱ぽんこつを目指して頑張ろうと思う」 咲「う、うん!」 和「何を持ってぽんこつなのかはわかりませんけど」 菫「いや、だから私はぽんこつじゃ……」 照「それじゃあ、進行役を呼ぼう」パンパン 菫「頼む、聞いてくれ……」 はやり「はぁーい! 呼ばれて飛び出て、はやりだよっ☆」キャピキャピッ 咲「(こっち側じゃないんだ)」 照「(こっち側だと思ってた)」 和「(どう見てもこっち側ですよね)」 菫「なぜ、瑞原プロが……?」 はやり「まぁまぁ、細かいことは気にしない♪ 早く始めちゃおうよ!」 照「そうだった。私達はぽんこつを脱却しないといけない」キリッ 咲「頑張らなきゃ!」 和「(もっとまともな人はいなかったんでしょうか)」ウーン 菫「私はしっかりしている。しっかり者なんだ……」ブツブツブツ はやり「はいはい! それじゃあ、最初のお題はこれだよ!」 安価↓3 1 京ちゃんのいいところ 2 好きなモノ 3 苦手なこと 4 自由安価 ※内容によっては安価↓ 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 23 59 06.52 ID 6hvUCspUo [4/4] はやり「はい、これっ!」デケデンッ! 【ファン度自慢】 はやり「ファン度自慢だって☆」 咲「ファン度自慢?」カキカキ 和「一体なんのファン度でしょう?」カキカキ はやり「そこらへんも踏まえて考えてみてね」フフフ 照「……」カキカキカキカキカキカキ 菫「う、うーん」カキカキ ピンポンパンポーン はやり「はい、時間だよっ! 一斉にカードをオープン!」 咲「えっと」 <雑誌を三冊ずつ買った> 和「こんなものでしょうか?」 <実は声を録音して目覚ましにしている> 照「このくらい当然」 <おはようからおやすみまで見守っている> 菫「まぁ、こんなものか」 <出ているCD全てを揃えている> はやり「……えぇ?」ドンビキ 咲「ちょっとお姉ちゃん!? それどういうこと!?」 照「当然でしょ」ドヤッ 咲「それに和ちゃんも!」 和「特注です」フフフッ カチッ 時計「オハヨウノドカ! キョウモカワイイナ!」キョウタロウボイス 和「ふふふっ」ニッコリ 咲「私も欲しいよっ!!!」 照「是非作り方を……」 菫「みんな、須賀君の事を書いているのか……」 はやり「この空気の読めなさ具合が、ぽんこつの所以だね!」 菫「」 はやり「今回のお題、優勝者はこの方ですっ!!」キャピン! 安価↓1~3 で一番コンマが大きい人 1 咲 2 照 3 和 4 菫 131 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 00 11 16.47 ID h7KEr7qZo [1/2] はやり「弘世菫ちゃんでーす!」 菫「や、やった!!」 はやり「おめでとうございまーす」パチパチ 菫「どうだ!? 私はぽんこつじゃないんだ!」 はやり「ということで、優勝者の弘世さんは一抜けですね☆」 菫「え?」 はやり「ここはぽんこつだけの会議ですから」 菫「そ、そうだな。うん、もうここに用は無いか……」 咲「イヤー、ザンネンダナァー」 照「ユウショウデキルトオモッタノニー」 和「ツギガアリマスヨ、ツギガー」 菫「……」 菫「ハメられた!?」ガビーン ※ 祝 菫さんポンコーズ卒業です はやり「これから新ぽんこつが出現する度に、増えてくるからね!」 照「最後まで残ったものが……ぽんこつおぶぽんこつくいーん」 咲「ほのぼのスレにおいて、最も優遇されるPOPQ!」 和「ある意味、シリアスのヒロインを取れない人にとっては……こちらが本命!!」キラーン はやり「それじゃあ、次回のぽんこつ会議もお楽しみねっ☆」 菫「な、なぜだ……なぜ私がこんな目に」ガクッ さて、次回はどんな新メンバーが現れるのか? そして最後にPOPQに輝くのは一体……!? .i. . . {. . !. . . .} .}! . .i} . . }i . . .', .ハ.!.; . . {. . i i . . .}! }i . .}i リ .}i . . . ,ハ{. . . .{.,i;;;;!};;;;;;;;}!;;} !;;_}ェz-チ} . . . i ハ.i.}. ',. ヽ乍示勿 ゞ=゙'チ. . . . .i}从 (ん? ということはシリアスヒロインの座は私が……).ヾ!',.',. ヾー ´ i . i . i;;;i゙ }.i. ;ヾ; .ゝヽ 丶 ハ;;i尤リ! i .}.ヾ,,ヽヾ、 ‐ - イ . ! .ii}i. i } . l . . . }> .. _. . '. {. . . i .i} ! ! i . !i'´`ヾー 、 . , '. ./、 . . . i.! !. { .i . { .. i≡ヾ .iノメ.ヾ、 i.i i,メi i ! i. .ゝ i./ . ヽ,冫i i//i .!/ヽ、 !ヾ、 ゝ、. }ゝ .i ノリ从ゝ、//i !///ヽ、! ヾ、 〈 .iノ. }. i }/////i//ヽ 竜華「ん? 何か言った?」 煌「すばらっ!」 淡「……」 菫「……急に敵のハードルが上がった気がする」 菫さんの戦いはこれからだっ!! カンッ! 143 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 00 38 31.64 ID h7KEr7qZo [2/2] 【おまけ】 【白糸台 正門前】 京太郎「ふわぁぁ」 菫「こら!」 京太郎「ほへっ!?」ビクッ 菫「こんな場所で大口を開けてあくびとは、関心しないな」フフッ 京太郎「す、菫さん?」 菫「君はもうアイドルなんだ。少しは周りの目を気にした方がいい」ツンッ 京太郎「うっ」ドキッ 菫「私はこっちだ。ちゃんと遅れないように教室に行くんだぞ?」 京太郎「は、はい……」ポーッ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ ー /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「また放課後に……な」ニコッ 京太郎「~~~っ!?」ドキドキ ガヤガヤガヤ ザワザワ 京太郎「一体なんなんだ……今日の菫さん」 なんだかいつもより大人っぽくて…… 京太郎「綺麗だったな……」ポーッ ぽんこつレイプ! クール美女と化した菫!! カンッ! 170 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 28 43.54 ID TrGzLH8zo [1/15] 遅くなってすいません まぁ、雑談に関してはスレに関係ある内容なら何も言わんお 変な内容があってもスルーでオナシャス! マホちゃんがなんでもしますから! 【今日の内容】 アイドル活動 祝 soulcatcher(s) 1巻発売! サイン会していいんかい?(サイン会だけに) 祝 soulcatcher(s) 一巻買えた 後おっかけの洋榎とはうちのことやで!! ~~~~~ 和「京太郎君、大丈夫ですか……?」 京太郎「優希は味方だ! 絶対に!! 味方にしなきゃいけねェ奴だ!」 咲「!!」 京太郎「怖ェ……けど、やらなきゃ……やってやる!!」ガチガチガチガチッ 煌「須賀君……明日はサイン会ですよ」 京太郎「!!」キッ / , / / / / | | . . . / / / ' | | | | i| | . イ ' /| /| l | | | | l| | |// / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ , <//////{/{{`∧ 、 / }}//////> 、´//////////// l| ,∧ _ ∧ ||///////////>/////////////从 { 、 _ ィ -vノ ' } /'//////////////////////////{/∧ l\ ー=≦__ , ´ /' / イ∧//////////////////////////|//∧ . \ / / /'////}///////////// 京太郎「悪ぃな、明日のサイン会……荒れるぜ!!」 はっじまるよー! 178 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 35 15.02 ID TrGzLH8zo [2/15] 【某日 朝 京太郎のアパート】 京太郎「う~ん……」ムニャムニャ ピピピッ (こ)ロ个ロ(こ) ⌒~´`'7,... _ /7´ ̄ ̄ ヾヽ , -‐ ゝ-‐_ ニ-‐-'| || |_ .| | <テルサンオハヨウ! キョウモカワイイデス! l ̄ ̄ ̄ ! ,!. || | | |ニニニニニ|_ -‐ ' " ヾ、____,〃  ̄ ̄ ̄ ’ ’ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _. . ----- . ._ ドゥフフ __ ryーv‐ー.,. ´ ` .、 . 、_r-r-vー┐....ryーv‐ . /´ ̄ \ ¨¨¨ 、..゙、_r-r-vー┐.....f , -‐.,. ´ \ -- 、 〈 . f , , -- | 、 、 \ -- 、 〈. } i|... / ヽ 、. |!; }'..} ゙/イ , | |、 \ \ \ \.... |!; }'...゙{ l|... ' , '. \...|l {、 l| . / / { ∧ \ \ ヽ |゙'" |l {、 f l|......| | | ヽl )f...../ / / 从 { 、\_ \ | ト、 、 . |l ). 〉 i| - | | | 、 .、 / イ / , { \ ∧ ´ \ | } /l } |`\..゙ ....{ l|......| { | },、 l  ̄ `..゙〉.. l|....Ⅵ / 从- \ { ,ィ==从}/ イ_,ノ ,.... |l 〉 ン~,ウ~ン…….゙〈 ;l! | | | | / { .| | .|. |! {..〈 ;l / イ/ ∧ ィ= ` /' , / /.... |! {...._ l!.....| l .| | |_ノ 从 j. |! ´.._ l! ,./ イ从{ 、 u | ハ}. |! ´...゙i ;i|.....| , , | | | | | ' l! 〉..i ;i|. 叭 _ .._ ., 从{.... l! 〉.....}/ . | | | | | | | . --\{......}/ー-====..゙\´ ./ |\. --\{_└ー^...| , / , |ィ} ,..=ー^ー┘ . ー^ー--'''~`ー-ー..` r ´ ! 、.ー^ー┘. | { / / | .| , / / .. / | ∨、. | /| , { / // イ_ _ _ .} , | .〉 \. |' , / | | ̄ / イ ヽ / .\/ 〉 / \_. \ {/、 .从 / , < ∧ ./ ,イ ☆ > 、. / }/{ \{. ,. -──────- 、_...★.... ,. -───- 、_.. ★ } ____ __ ,. - - ‐ ''''' " ̄ ̄ >--" ̄ ゙ '''ー  ̄ ̄` 丶 、 ̄ ̄ ー‐ ''' " ̄ \__ 京太郎「はっ!?」 チュンチュン ピヨピヨー ミキリツ……ムヒョー! シゴテシクダサイ 京太郎「夢、か……?」 ガラガラ 煌「おはようございます、京太郎君。朝ごはんできてますよ?」ニッコリ 京太郎「……はいっ!!」パァッ 184 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 47 04.47 ID TrGzLH8zo [3/15] 【白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 教師K「はい、それじゃあ授業は終わり。各自寄り道せずに帰りなさい」テクテク ザワザワ ガヤガヤ モブ子I「ねぇ須賀君、放課後暇? 一緒に遊びに行こうよ!」キャハ 嫁助「(無駄だぞモブ子I)」 京太郎「ごめん、今日はレッスンあるからさ。事務所行かないと」アハハ 嫁助「(須賀の心完全に閉じてっから)」 淡「タロー……」バキッ 嫁助「(それ見て大星が傷ついてるし)」グッ 京太郎「お前さっきから何言ってるんだ?」 嫁助「言ってねェス、言ってねェス」 京太郎「??」 淡「今日は麻雀部来ないの?」 京太郎「ん? ああ、もうすぐサイン会があるからそれの準備だな」 淡「……そうだったね」 京太郎「やるのは日曜日だから、お前も来いよ」 淡「もうサイン持ってるし」 京太郎「別に二枚あってもいいだろ? それに、あのサイン字汚いから書き直したいんだけど」 淡「ダメ!!!」クワッ 京太郎「え?」 淡「……いいの。私はあれがいい」テクテクテク 京太郎「……なんだったんだ?」キョトン 安価↓3 1 今日は事務所に行く 2 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 200 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 57 40.73 ID TrGzLH8zo [4/15] 【芸能事務所 アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございます!」 竜華「おはよう京太郎君」 京太郎「あれ、竜華さん早いですね」 竜華「サイン会が近いんや、ボヤボヤしてる暇はないで!」 京太郎「そうですね! 頑張りましょう!」 社長「頼むよ須賀君。ファンに直接会う第一印象というのは、かなり大事だからね」 京太郎「はいっ!!」 メラメラメラメラ 煌「燃えていますね、すばらっ!」 久「あー、忙しい忙しい」カタカタカタカタ 煌「でも、事務仕事かなり早いんですね」 久「これでも会長だったからねー当然よ」フフッ 京太郎「(凄い、なんだか本当に……みんなに支えられてアイドルに導かれているみたいだ!)」 竜華「さぁ、今日のスケジュールはこれや!」 京太郎「!!」 安価↓3 A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) グラビアの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます 210 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 06 51.37 ID TrGzLH8zo [5/15] 竜華「ビシバシ、レッスンや!」 京太郎「はい! 頑張ります!」 竜華「サイン会前やからって緊張はせんでもええよ。普段通りや」 京太郎「そ、そうですね!」 煌「今日の京太郎君は、なんだか硬くなっているようですね」 久「硬くなってる……//」カァッ 煌「?」 社長「事務員はスケベなことしか考えないのか?(偏見)」 竜華「そんでな、今日のメニューはこれなんやけど」 京太郎「あ、はい!」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 雀力 3 歌唱力 4 演技力 5 はやりんスペシャル☆ 220 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 15 15.46 ID TrGzLH8zo [6/15] 竜華「今日はトレーナーの先生がおるんや!」 京太郎「トレーナー? ということは……」 ガチャッ はやり「お待たせ! はやりんだよっ☆」 京太郎「瑞原プロ!」 はやり「もう、はやり先生って呼んでよ!」 京太郎「すいません、はやり先生」ペコリ はやり「うん! いい子いい子♪」ナデナデ 京太郎「こ、子供扱いしないでくださいよ!」テレテレ はやり「ふふっ、可愛いねー」ニコッ 竜華「……うちはプロデューサー、うちはプロデューサー……」ブツブツブツ 煌「?」 久「こういうのを気にしないあたり、貴女も相当な聖人ね」 煌「ほへ?」 はやり「ということではやりんスペシャルいっちゃおうか?」 京太郎「はやりんスペシャル!?」 はやり「うふふ、じゃあ行っくよ~☆」 京太郎「!?!?」 シュババババッ!! 竜華「こ、これは!?」 煌「!!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 弾道が114514上昇 30~89 成功 雀力以外+1 90~99 大成功! 雀力以外+2 234 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 22 18.54 ID TrGzLH8zo [7/15] はやり「はい、完成っ!!」 京太郎「す、すげぇ!!」デデーン / イ/ / / /! / j .7 ', i、 /.∠/ 7 77 7| / i 7 ', .i ', // / , i .ヽi.7'i! / ! .7 ∨ .i ', 〃 / ン' ,.! .7! i心! 7 | .i ∨ ..| ', j / ン´7 y'/i i`'弋z| .7 _! .i====='', .|--ヘ イ / 7 /〃.i ! , '.i .i . i i,七士ニ__,', .7 ヘ /イ 7 / ,イi', i / ヤ i ヤ.彳 ヒ艾心 i ..7フT ヽ 彳´ 7 / イ≠ / ヤi', ヘ| `゙''ゝー--Ⅶ.7 7 、 j / 彳 ヽ ヾ i 7 7/∧ ※ 京ちゃんです |.7 ',ヽ 、 . 7,' //// ヘ レ ', _ . 7,' /// ハ ヾ、_ . 〃 〃´ ヘ \ . 彳 , ハ ヽ .. ;イ ', ... , < ', ... _ , -‐ ' ´ ` ─── ¨¨ヘ ヘ 竜華「い、今何が起こったんや!?」ビクビク 煌「超スピード!?」ガタガタ 久「私が遅い? 私がスロゥリィ?」ガタガタ 社長「私が説明しよう」ズイッ 竜華「見えたんかおじさん!?」 社長「今瑞原プロは一瞬にして須賀君の喉、丹田を入念(意味深)にほぐし、乱れているメイクを整えたんだ」 竜華「そ、そないなことできるわけ……!」 はやり「ふふっ、アイドルたるもの、一瞬で身だしなみを直せなきゃね☆」 京太郎「す、すげぇ!!」 はやり「じゃあ、続けて細かいところの修正もしようか?」 京太郎「お願いします!!」ペコリ はやり「はやり~んスペシャル!!」カッ 一同「「「!?!?!」」」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 何も無し 30~89 成功 雀力以外+1 90~99 大成功! 雀力以外+2 250 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 30 09.35 ID TrGzLH8zo [8/15] はやり「ふぅ~」アセアセ 京太郎「す、凄い!」ツヤツヤ 竜華「京太郎君の顔がまるでゆでたまごみたいみたいや!」 煌「ツルッツルですよ! すばらっ!!」 京太郎「お、おぉぉぉお!!」 _, ...... / . イ .ヘ >'" >'" . イ / i ヘ ヘ >'" __ _ ,..... >'" -‐' ./ ./ // .j i 7', ヘ , イ__, -- フ , ... -‐ 7 _i / / / / .// ≠7 i i',',\\ / ィ'´ i ', ン , y / //=、// ≠' / 7 ! i | `ヽ、 '´ i /// // .ン〃弋Zフ¬ ハ / .7', .! .i.! フイ7 //≠ 〃.//  ̄ ///ij ヘ/7 7 ハ.i リ >-イ ;; ; 7 .// i ! イ 〃 イ ヘ 7 .ヾ >'"´‐ / ; イ≠ /i | 〃 レ' , , イ7 ; イ´ ./イ´≧---'-、ヾ ヽ _, -‐ jイ i,'イ´ 彳 ,、/ >-、>、 i > . / / >、\ ヾ / > _/ ./ \\ ./ヘ_ . イ \\ヽ .',>.、 , -‐'" \\ ヘ > 、/ \\ヘ > 、 \\ \ ヘ ヘ ヘ 久「やっぱり似合うわねぇ、こういう格好」ウンウン 京太郎「か、かつらが重いですけど……」 煌「歌舞伎役者みたいでカッコイイかな!」 はやり「うん、やっぱり男前だね!」 京太郎「はっ!? もしかすると……んあー!」キュピーン 社長「声の張りもよくなっている!!?」 久「凄い!!」 竜華「じゃ、じゃあ歌唱力も!!」 京太郎「妖↓精↑たち↑が↓夏↑を↓刺↓激↑する! ナマ足↓魅惑の↑マーメイド↑↑!!」キィィィン 一同「「「「」」」」ブクブクブクブク 京太郎「あっ……(察し)」 雀力以外が少しだけ上昇した!! 260 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 43 19.76 ID TrGzLH8zo [9/15] 256 ナイナイナイナイ! ナイナイナイナイナイ!! あれ、キャップが沸かない……? キャプ出現は見送りだし! 華菜ちゃんの出番を増やすしかないし!! 【京太郎のアパート】 煌「いよいよサイン会ですね」 京太郎「そうですね……ふんっ」フンフン 煌「自分のファン達に、初めて会うなんて……すばらっ!」キラキラ 京太郎「ファンが居てくれればの話ですけど」グググッ 煌「きっとたくさん来ますよ。ふふっ、たーくさんっ!」 京太郎「……(優希も、くるのか)」 ~~和「ゆーきを、救えるのは須賀君だけなんです」~~ 京太郎「いや……あいつがオレがアイドルだなんて知ってるわけないんだ」 煌「京太郎君?」 京太郎「いえ、なんでもないです」 大丈夫、明日は何も起きない きっと……大丈夫 【長野 優希の部屋】 優希「……京太郎、明日。お前を連れ戻して見せるじょ」 お前は私の……大切な人なんだじぇ 優希「勝手に、ヒグッ傍を離れたら…うぇぇ…許さない、ん……グスッ」ポロポロ こうして、それぞれの思惑を胸に夜はふけていくのであった 268 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 54 28.83 ID TrGzLH8zo [10/15] 【サイン会当日 舞台裏】 京太郎「うわぁぁぁぁ緊張してきたぁぁぁ!!」 竜華「落ち着いて深呼吸や!」 煌「ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!」 竜華「何を産む気や!?」 久「花田さんも緊張することあるのねー」 煌「きき、緊張なんてしししててて」ガタガタガタ 京太郎「お、落ち着いてください!」アセアセ 煌「で、ででででももも!?」 京太郎「俺は大丈夫ですから、ね?」ナデナデ 煌「は、はい」ホッ 竜華「(なるほど、京太郎君を落ち着かせる為にわざとやな)」メイスイリ 久「(コンディション管理はマネの仕事だけど、花田さんレベルマネが業界にどれだけいることか)」 京太郎「よし、頑張ろう」 煌「ふぃー、なんとかなりそうかな?」クスッ 京太郎「え?」 煌「いいえ、なんでもないですよ」ニコッ 竜華「そろそろ時間やで!」 京太郎「本当に並んでるんですか?」ジトッ 竜華「当たりまえやん! ほら、見てみぃ!」 京太郎「……」コソッ ガヤガヤガヤ ザワザワ 京太郎「す、すごいっ!」 久「あれが全員須賀君のファンなのよ?」クスクス 京太郎「俺のファン……」ドクンッ 久「胸を張りなさい須賀君。貴方はもう、私に使われていただけの男じゃないわ」 京太郎「部長……」 久「さぁ、開演よ!!」ニッ 京太郎「はいっ!!!」 279 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 02 27.62 ID TrGzLH8zo [11/15] 煌「皆さんお待たせしました! これからアクセル1の期待の新人、須賀京太郎君のサイン会を始めます!」 ワイワノワイノ ヤッタゼ アァ~イイッスネ アクシロヨ イキマスヨ、イクイク! 煌「それでは、須賀京太郎君の登場です!」サッ パチパチパチパチパチパチ 京太郎「ど、どうも」オズオズ ファン一同「……」ピタッ 京太郎「須賀、京太郎です」ニコッ / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V ファン一同「!!!」 キャァァァァ!!! カッコイィィィ!! ダイテェェェ! フゥゥゥ!! 京太郎「え?」 竜華「掴みはオッケーやな!」 久「よしっ!」 煌「それではまず、京太郎君に挨拶をもらいたいと思います」 京太郎「あ、挨拶!?」 ガンバッテー! 京太郎「はい、頑張ります」ニコッ ファッ!? クゥーン…… バタンッ ファンガタオレタゾ! ナンテハカイリョクダ!! 京太郎「???」 293 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 13 06.59 ID TrGzLH8zo [12/15] 京太郎「あーえっと、皆さん。今日は俺なんかの為に集まってくださってありがとうございます」ペコリ ダイジョウブダヨー ナガノカラキタヨー 京太郎「え? 長野ですか? 俺も長野出身なんですよっ!」パァッ アゥッ…… キャー! 京太郎「それで元々は冴えない日陰者で、目立たないような男だったんですけど……」 ソンナコトナイヨー チョーカッコイイヨー! 京太郎「あ、ありがとうございます!!」ペコリ ウゥッ!? トヨネシッカリー! 京太郎「えっと、それで俺は元々……大したことない奴だったんです」 竜華「(京太郎君……)」 京太郎「だけど、そんなオレがこうしてファンの方にサイン会を開けるのは……ある人のおかげなんです」 ザワザワ エー? ダレー? 京太郎「その人は頑張り屋で、時々怒るけど……根は誰よりも優しくて」 竜華「っ!!」 京太郎「今この場を借りて、その人にお礼を言わせてください」スッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「俺をここまで導いてくれて、ありがとうございます」 ガヤガヤ ザワザワ 京太郎「これからも俺がトップアイドルになるまで、よろしくお願いします!!」 ガヤガヤ ガンバッテー! ナレルヨキットー! ソンナスガヲオウエンシテル ケッキョクタダノファンッテワケヨ オ ウ エ ン カクテイネ!! チョウガンバッテホシイデス 竜華「な、何を言うとるんや……ヒック、あの、バカ……グスッ」ウルウル 久「自分を誇っていいのよ。貴女は須賀君の……恩人なんだから」 309 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 30 31.43 ID TrGzLH8zo [13/15] 【なんやかんやでサイン 握手会スタート】 京太郎「応援ありがとうございます」カキカキ 鯖缶好きな女の子「中々見所ある男なわけよ」ニギニギ 京太郎「中学生かな? ありがとう」ニコッ 計算されてミニスカの女の子「超応援してます! B級映画に出たら絶対見ますから!」キラキラ 京太郎「……具合悪いんですか?」 ぼーっとしてる女の子「ううん、大丈夫。ちょっと記憶してるだけだから」ミョンミョン 京太郎「こ、個性的な右手ですね(声が和に似てる……)」ヒクヒク むちむちボディの鮭弁好きの女の子「関係ねぇよ!! カァンケイねェェんだよォォォオ!!」ニギニギニギ 京太郎「し、白い!」 白もやし男「あァ? てめェ、喧嘩売ってんのかァ? あ、あっくんへってください」ニギニギ 京太郎「これからもよろしくお願いします」パキィィィン! 幸薄そうなウニ頭「おぉぉ! ついに俺の右手にも運が向いてきたぁぁ!!」ヤッタゼ! 白いシスター「いいからご飯食べに行くんだよ! お腹空いたんだよっ!!」ガブリッ 竜華「京太郎くんのファンは個性的やなぁ」コソコソ 久「個性的ってレベルじゃない気もするけど」コソコソ 煌「でも、中には見知った顔もいるようですよ?」ヒソヒソ 咲「京ちゃん!!」 京太郎「咲、来てたのか!?」 咲「うん、サイン欲しくて」エヘヘ 京太郎「バカだな、言えばすぐにやるのに」カキカキ 咲「えへへ、じゃあ握手!」ギュッ 京太郎「おう、これからもよろしくな!」 咲「うん!」パァッ 照「お待たせ」デデドン 京太郎「うん、分かってましたよ」カキカキ 照「テルテル愛してる(照だけに)って書いて欲しい」テレテレ 京太郎「あ、はい」 サイン「テルテル愛してる(照だけに)」ババーン 照「家宝化不可避」パァァァッ 329 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 45 01.92 ID TrGzLH8zo [14/15] 京太郎「お、大きいんですね……」ビックリ 豊音「うぅっ、恥ずかしいよー」テレッ -‐=====‐- /二二二二二二二\ __ /二二二二二二二二二\ / } /二二二二二二二二二二二∨ {_ /二二二二>''"´ ̄ ____,,.斗<二ニ=‐┐ /二>'''"´ ,.. -=ニ二二二二二二二二二>''"´ |/ ,,... -=ニ二>''" {\\ ∨二>'". 斗<二二| l |_,ノ ' \ . _\∨ |´ <二二| | |从 _ \ \ \刈|∨ | ∠二二二二| |l l |_/γ心` \ i\ \| l∨ ト. --――━━┥ 八从^ 乂ツ ,\ \ \ | . | | l∧ ,,, Χ \ | . | | |⌒ .、 ~ー'^~ .. i \ } | . | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ \ / / / /| | \ \ / / / -- 、 ┴- 、___ \ \ / /´/  ̄\) /二、 ∨\∨ ∧. / /ニニ{ /二二) (__ \ |ニニ| | . / |ニニニ{ ´ ィ^'´ |{ヽ ∧ニ| | .. / |ニニ/∧ 」 |{ /ニ}ニ| | | / / lニニiニニニ二|_________|ニニニニ{ニ| | l |. / / lニニl二二二二二\二ニ∨ニ二二二二二二〉ニ | l | 京太郎「その服似合ってますよ。これからも応援よろしくお願いします」 豊音「ちょー応援するよー!」 胡桃「お、おぉおぉぉ」ブルブル 京太郎「大丈夫ですか?」ギュッツ 胡桃「は、はひっ!」ニギニギニギニギ 京太郎「これからも応援よろしくお願いしますね」ニッコリ 胡桃「」ビリビリビリビリビリッ!! 京太郎「!?」 豊音「充電しすぎだよー!」アセアセ 短髪の女の子「(誰よあのビリビリ……見ない顔ね)」 モブ子A「お、お姉様ぁぁぁ!? なんでこんな冴えないアイドルのサイン会に!?」 煌「はて、何やら親近感の沸く人が……」ウーン 智美「ワハハー。清澄の須賀君、久しぶりだなー」 京太郎「あ、蒲原さん! 来てくれたんですね」 智美「今じゃすっかり須賀君のファンだぞー」ワhワh 京太郎「な、なんだか照れますね」ギュッ 智美「わ、ワハハ……//」マッカッカッカ 京太郎「以前は買い出しを手伝ってくれてありがとうございました」フフッ 智美「どうってことない……さ」フラフラ 340 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 53 42.75 ID TrGzLH8zo [15/15] まこ「盛況のようじゃな」ニッ 京太郎「染谷先輩!!」 まこ「なんじゃ、わしが来らいかんのか?」クスクス 京太郎「そんなわけないですよ」アハハ ギュッ 京太郎「これからも、応援よろしくお願いします」ペコリ まこ「当たり前じゃ、バカタレ」 セーラ「君が須賀京太郎君やな?」 京太郎「そういう貴方は江口セーラさん」 セーラ「あれ、なんで分かったん?」パチクリ 京太郎「あはは、プロデューサーから噂は聞いてますから」ニッコリ セーラ「うっ……竜華の奴余計なこと言うとらんやろな?」 京太郎「さぁ、それはどうですかね?」クスクス < _ / ヽ フ / / ヽ / ;/ / / / / \ / / /\_ハ l ハ \ \ ∠―フ l /fァミミ l ト LLレ ! ト ヽ  ̄ / レ i 辷ソ ∨‐ァミハ / { ` / /j "" 、 (z/ソ 〉 /V j ヽ レ { _ ""´ /;イ ./ /\ ゝ \ ヽつ u -イ ∧ / rァァ―ミ..┬ T´ < レ' /// /'┘ / z彡ミ\ /〈〈 /⌒フ´ ///⌒Y ハ / \ ' / // / } i / / iヽレ イ i / ! ヘ / i _ 小< ∨ V ヘ く\/ . ノY\ .ヽ /___ノ! ヘ \!⌒´ ´ ヽ _. 〈____ノー―' l/ / / / / / セーラ「かなわんわ、ほんま……//」ドキッ 京太郎「???」 竜華「(スカート嫌いなくせに、わざわざ着てるんやな)」ニマニマ 煌「……」パシャッ!パシャッ! 久「何やってるの?」 煌「いえ、誰かに撮って欲しいと言われたような気が……」 【千里山】 | . . .| . . . . . . . . . .| | l八{\ . . . . / ___ ∨ . . . . . . \ . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . . . . . .lノ } \_  ̄ ̄ ̄ ∨ . 、 . . . . .| . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . .. .//_' ´ ̄ ∨ . \ . . | . . . . . . . . . . | | . . .l l l\// ´ =芋 苧苧芋= ∨ . . . ┴ 、 . . . . . . . | | . . .l从  ̄ /〉 .| ( ) | } ∨ / ∨ . . . . / 八. . . . . . /..ベ 乂 ノ / }/ | . . . . / \ . . . . =彳 ( ハ. .==、 ¨¨´ / 八 . / \∧ 乂 } } .ー―― / . . ./ {\ . ¨¨´ノ ' )`ヽ 〈___/ . . . ′ ごちそうさんですー \ .__ //ノ /「 . . . . . . . .| / ´ .イ . | . . . . . . . . | | __ -‐ , | .| . . . . . . . . | | . 、 `¨´ / .| .| . . . . . . . . 乂__ノ . / | .| . . . . . . . . . . . . . . . . . 个 ... / | . 乂 . . . . . . . . . . . . . . . 350 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 03 37.80 ID u/yJ2W55o [1/13] 怜「……」ツカツカ 竜華「ん、あれは……怜!?」ガビーン | ./__// } } ./ | |___} | | ./ // ` //| /´ l ./ |/| .. | | ./ /イ 〃 , ィ ../ 〃 ,ノ .| | .. .ト、/___j!__,/__/ / ../ /_,j!______ | | | .. i!〃つ。ノ.V/l|\-‐ ´ '´つ。ノ.V/l}㍉ | ハ , fヘヽ弋l(......)ツ 弋(......)lツ / , イ .. ′ | i ¨¨¨¨¨ ¨¨¨¨¨ / | い i.| .| , ゚. . . . . . . . . . . . . .゚ , | .. ..| |i |ハ | ′ . . . . . . . ' . . . . . . . ′ノ | || || | .\__j j_/ .. | || || l .∧ / , l| リ 乂 个 .. ´  ̄ ` .. 个 ゚ リ \} .ト、 >... イ ./ \ い乂 .. .| > __ <│ j ./} /} /j/ `ー―ヘ ヽ}ィニ| |ニヽ ノ}ノ/_,イノ ィ __ -=ニニニニニノ ∨ニニ=- __ 怜「……」ジーッ 京太郎「あ、あの?」 怜「……」ジジーッ 京太郎「あの、後ろが混んでいるので……」 怜「……」ジジジーッ 京太郎「(聞こえてないのかな?) じゃあ、握手しますね」ギュッ 怜「」ピシィィィィィン!! その時、怜に電流走る(トキだけに) 怜「は、はぁぁぁぁぁ!?」 駆け巡る怜の脳内物質!! βエンドルフィン! チロシン! エンケファリン! バリン! リジン! ロイシン! イソロイシン!! 京太郎「!?」 怜「……」 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 怜「……もっかい」ボソッ 京太郎「え?」 怜「もっかいや」 , -──- (⌒ i / \ ( ) / | ! \ もっかい、もっかいや!! / l / /{ | _人_ l l ヽ : __ ./. | /ハ X.u| i `Y´ | | ヽ : /整 握 / \ : / l. |レ_」上__\ l / . | | il /理 手/ /、 : / .| l.〃厂_人气ヽゞ /斗七チ} i||/券 /. / / : /. | | ゞ乂`Y´ノ .芹人气ルr j |リ/ ) _// / i | | | |. { `Y´ }ノイメイ u / \/ l | | | | /\ ー - ' ./ l / : | | | | | u ヽ / { |/l : レ∨ル ヘ| lヽ __ u _ノ |ヽ} (⌒ ヽ /!∨‐ !トL. ! ¬丁  ̄ ̄ノ イ ハ j/ ( ノ / j‐‐ 、 \ !⌒/ /⌒ レノ リ \ { i⌒ i 、ノ \__∨ __/ / : \! '⌒ヽ{⌒怜⌒} / : ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒ー ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「」 竜華「」 363 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 11 45.23 ID u/yJ2W55o [2/13] 怜「お願いや! もっかい!」 京太郎「でも……」 怜「お、お願いや……じゃないと、ウチ……」ブルブル この時、長らく膝枕パワーを得ていなかった怜の体には反動が来ていた。 突然のパワーの補給により、体がついてきていないのである。 そして……その時は訪れた(怜だけに) 怜「がはっ!?」ブシャァァァ 京太郎「ぎゃぁぁぁぁ吐血したぁぁ!?」 竜華「あかん!! 限界や!!」 煌「こんな事もあろうかとスタッフさんを用意しています」パンパン BJ「また仕事か」 幼女「ちぇんちぇー!! 早くするのよさ!」 三 三三 /; "ゝ 三三 f; 二iュ 三三三 三 _ゞ .ニ! ,..'´ ̄`ヽノン /.; . }^( ; i . } } 三三 〈 .´ . ;.へに)二/. i ,.イ ト ヽ__ ,へ; ヾ-、ll__/. 、 f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←怜 . 〈 ミ/;;;iー゙ii====| .` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド' };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄| .ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll BJ「あんた、今日は運がいいぜ。依頼料は前払いでもらってるからな」 幼女「須賀君のサイン貰ったのよさ!!」ワーイ __/ / / \ /. / / / \ / / / / /}/ / \ / / / / / / / / . / / / / / / // / /| | . / / / / 7´~~//-/ // / ! ! l . ∨ l /l/ /´___/ /、,/ / ! ! l | / /|l /xァ≠=-ミ l / /__彡 へ | | | | / i 八/{ /三三 ハ| //  ̄ ̄、 \ 从 l | | |. . --./ l ′rうく三/ }/´ ____ // l | | | / / l ′ `う ⌒7三≧x // / 从 / ; / / l ′/// /三三三ハ/ / )イ ; ウチ、勝てへんかった…… / . / / ′ / てうぅ三ジ 厶イ / 勝てへんかったよ竜華…… . / . / / / { し `う゚ ´ / / { / . / / / / .| /// /イ l l .. / | / / / .| / .、 乂_) / l l . / l/ l / |l ∧ .、 U / l l l l .. / l/ 八{ ∧ | \ / l l l |\{\{.. /----=ニ二. \从 l≧=--------‐┬=≦>-/ l l l | ニ=- 二/ /二二二二二ニ===ニ二ニ==\/ / / l l |)ノ \/ニ/ /二二二二二二二ニ二二二二′ / / l l / / ̄| lニ/ /二二二二二二ニニニ二/ / / / l l / / . | 京太郎「一体なんだったんだ……?」 竜華「あのバカ……」マッカッカッカ 久「中止にならなくてよかったわ」 376 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 30 49.60 ID u/yJ2W55o [3/13] 洋榎「お、おぉぉぉ!? ホンマもんの須賀京太郎や!!」バーン 京太郎「ど、どうも……(姫松の人だっけ?)」 洋榎「やっぱホンマもんはちゃうな。これからも応援したるで!」ニギニギ 京太郎「ありがとうございます。今サインを……」スッ \ . \ \ ; イ .i . ヾ\ つ /\/ .,' ハ .} .i// ハ;/ \//i / ! /i i′ / 气テテZ=, // -‐‐''" ! }{. l ;;; i テ=ェx_ / .} .;' 乂 ソ | ;;; 「./ ./i/ xxxx 乂ソ厶イ _;ィ′ あ、それなんやけど……一つええか? 、 "" i ノ \\ \ r‐ ― ァ U 八i' //..r‐/≧ ..._  ̄ __, イ i /" \ /  ̄ ! ii /‐'iハ | .;'ハ__,/》《∧_}\. |/,/ /|| |ト、! \ 京太郎「あ、名前ですか? 漢字は……?」 洋榎「絹ごしの絹に、恵むって書いて絹恵や」 京太郎「(あれ、絹恵さんって妹さんの方じゃ……)」キョトン 洋榎「? なにか問題あるん?」 京太郎「いえ、なんでもないですよ」ニコニコ カキカキカキ スッ 洋榎「あんがとさんさん、さんころり~♪」ニコッ 京太郎「これからも応援よろしくお願いしますね、洋榎さん」 洋榎「当然や! 後おっかけの洋榎とはうちのことやで!」バーン テクテクテク 京太郎「あははっ!」 洋榎「……んん?」アレ? 【一時間後】 絹恵「お、お願いします!」 京太郎「はい。応援ありがとうございます」ニギニギ 絹恵「はぁぁ、ええなぁ」ホンワカー 京太郎「それじゃあ、サインを……」 絹恵「あっ、えと……」 京太郎「(もしかして……)」 絹恵「洋榎……洋楽の洋に榎の木で洋榎で書いて貰ってもええ?」 京太郎「……はいっ! もちろんです」ニッコリ 絹恵「ありがとな、須賀君。これからも応援しとるわ」ヤッタ 京太郎「……いい姉妹ですね。これからもファンでいてください、絹恵さん」 絹恵「???? ようわからんけど、またの活躍楽しみにしとるで!」テクテクテク 絹恵「ん? あれ?」 381 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 41 40.37 ID u/yJ2W55o [4/13] 京太郎「次は……」 健夜「お、お願いします!」 京太郎「こ、小鍛治プロォ!?」ビクッ / . . . . . . ./ . . /. . . . . . . . .| . . . . . . . .| . . . . . . . . . . \ / . / . / . / . . | i | | . | . . | . . . | . . . . . . . . . . . . .ヽ. / . i. . ハ . ./}ノ\|八|\| . N\ . | | . | . . . . . . . . . . . . . . . . ′ . |/{ V ヽ{ Vレ'}ノ| . . . . . . | . . . . . . . i i . . . .| | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __,ノ´ 廴___ | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __ ___ l . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| ィfチ芋ミ ィfチテテ芋ミ . . . . . . . . | . . . . . . . | | . . .爪〈 し i} し i} 〉 . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| 弋辷ソ 乂辷ン | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . i . .| .| | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . l . .| .|/ / / / ' / / / / / | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . | | .} / . . . . . . . | . . . . . . . | | . | . . 人 r‐、 / . . | . . . . . | . . . . . . . | | . |i . . . . .\ ー' ′ | . . . . . | . . . . . | | | . |l . . . . . . . . ヽ ィリ | . . . | . . . . . | . . . . . | | | .八 . . . . i . . . . .个ー‐┬ ´ | . .| . . . | . . . . . | .| . . | | | . | \ . |\{ヽ从 . | . .| | .i | . . . | . i . . 八{ /八| | . | \| ヽー } | 八 . . .|/}/ ヾ ,. -‐ァ…'厂 ′ ノ \| `丶、 / / ./ / // /⌒トミ 健夜「あぅっ……// やっぱり知ってるよね」カァッ 京太郎「光栄ですよ、小鍛治プロに来ていただけるなんて!」 健夜「あ、ありがとう」ギュッ ニギニギニギニギニギニギ 京太郎「これからも応援してくださいね!」 健夜「(やっぱり生はいいなぁ……)」ポヤー 京太郎「じゃあサインを」スッ 健夜「あ、その前に、す、須賀君!!」 京太郎「はい?」 健夜「……ごめんなさい」ペコリ 京太郎「へ???」 健夜「とにかくごめんなさい」 京太郎「(何を謝ってるんだろう?)」コンワク 健夜「こ、これからも応援してるからねっ!!」ダダダッ 京太郎「あ、ちょ、ちょっとー!?」 優希「……」テクテク 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 22 10.02 ID u/yJ2W55o [7/13] ザワザワ 竜華「ふーっ、大分数が減ったなぁ」 久「もうすぐ終わりね」 煌「色々ありましたけど、無事終わりそうでなんとか……」 京太郎「はい、どうぞ」ニッコリ なんか偉そうな金髪「このサイン、大事にして奉りたるけりね」 バーコード十四歳「いいから、早く帰りましょう」ゲンナリ 京太郎「次の人どうぞ!」 優希「……」テクテク 京太郎「え?」 優希「……」ピタッ 京太郎「優……希?」 優希「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 優希「キョウタロォォォ~~? アイタカッタジェェ~~~?」 30~89 優希「京太郎……久しぶりだじょ」 90~99 優希「うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 427 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 34 01.25 ID u/yJ2W55o [8/13] 京太郎「なんでここにいるんだ、優希……?」 優希「うっ……ぐすっ……」ウルウル _ _ _ _ _ _ _ , ‐  ̄  ̄ 、 / 丶、 _ .、/ , ヽ.,-.‐.、 ../ / , / / ヽ _)_ /〈 / / ./ .| , i /⌒ヽ' `ヽ ./ ヾ| | /| | | λ .i 丿 ヽ / .| i | | | .λ λ ハ |、 ., `ーi ' |.i ヽ .| | l λ ハ | | ヽ .|ヽ、 | ヽ | ! ノ | | | i | ゝ、ヘ | ヽ |. \ヽi ヽ、 | 丶/.丶 | !/| | |/ , i .| ハ ハ | 丶、 | イ.⌒ヽ 丶 /⌒ヽ, .| | '// / Y ヽ _| ゝ | ◯、_ノ ヽ、_.,◯ i | |/ , / / イ ! / / / / / / / / ∠ _ / / / ノ | ヽ、 /~~\ ∠ / / `' ' ヽ、 lヽ` 、 イ /ノ!ノ `'ヾ` ー ‐ - - - ‐ 一 ' ’ ''' ’’' 京太郎「優希?」 優希「う、うぇぇぇ!!」ポロポロッ 京太郎「!!」 優希「うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 京太郎「」 優希「会いたかったじょぉぉぉぉ!!」ダダダッ . . // . .! / \_/ 、二ニ==ー- . . . / . .〈!. . .| / . . . . . . . .. 、 . ..f' ヽ . . . . . . . .`ー-、_, . . . ! . . ゙i'´`y'´ . . . , . . . ./ . . . . . . . .、 .ヽ ゙、._.ノ 、 . . . . .`ー---='´ー'ノ . .. .. . . . . . . __ \__!‐'" . . . / i | . !. .. . . ヽ . ゙、... !、.、` . . . .、___ ,ノ'´ . . .. / `i . 、ー-‐/ i ;. .i -+-| | . .i . .゙、-ヽ-| . . i . . |iヽ丶、 . -=ニ二_ ,、 . . . . . . . . | | `ー'| ハ i、 、 i . | .;ハ .|ヽ、 、ー-\ V| . .i . . .| . . .ヾー- ̄二´----r-r' / . f´ \ . ! i . 、i ゙、! \i と=ミ `ー /⌒うイ . . . | . . . . .i-‐ '´ / /_/ . . ! \ . .i ! . / . . . . ..//// , __ ////ノ;. . . .ノ;,;,;ハ! / ... / ̄ 丶 \ ゙、 ! ,/ハ .i . . . .! r‐'´ ~ヽ 彡_;.ノ } | |! / _/-‐'´ . . \ \ ゙、 i . " ヽ!、i、_` ..、_ 丶、_ ノ _,.イ ハ! / / . . .. . . . . \ \_ノ 丶 _ ; -、-‐'´`ヽ `ー-<´kュ! /」 \/ ,..-.、 ( ̄ ` ー-、 _ `ヽ \-、 _,>――-、ー-、ー-、 \ | // ヽ¬-| ノ__ . . . \  ̄`´ `ー ' ノー-、゙、 `=ニ==fコー-、__l -― '´ / . `ー- 、 ___ _,..-‐'´ ,...-‐\ ハ!ー-<____/ヽ . . . . Τ ,. イ´ / .. \ 〈_ーヾー--‐ ' ´,..イ┘ // . ._,..ノ _,..ノ/ / _,../ . . r 、 ‐'Yヽァー--イ 人、_// ,..-―‐ '´ __ // //-'― ' ´ . .. ( .,、・ノ 〈__,ノ / /7`| (_ _,...-‐'´ `ー---‐' `ー ' ´ . . . . .`フiヾ、___,ノ / ! . .  ̄ ̄ . . . . . . . . iハ! ヽ_!__ェ.-^‐' |/ . . .. . . . .、‐|^~~~~~~~~K ̄.. . . . . . ..、!"" "" " /´ . 京太郎「ば、バカっ!! こんな場所で!?」 432 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 37 23.71 ID u/yJ2W55o [9/13] 竜華「なんやしらんけど、このままじゃイベントが台無しや!」 煌「な、なんとかしないと……」オロオロ 久「まさか優希がこのタイミングだなんて……!!」 ?「私がなんとかしよう!」シュバッ 竜華「あ、あんたは!?」 煌「そんな、ぽんこつの筈じゃ……!」 久「無理よ!!」 ?「ぽんこつではない……」 /_ ̄` ヽ_ ゚ マ /////ヌ ム / ̄ ´ ̄ヽ ゚ヽ`ヽ マ ム ム / ア \ ゚ \ 、 マ //r v≦オ{ // ヽ ハ . _ゝュ/八_j≠‐' ア i ハ ....i l i ィf 」ム__jムハ / ! ! '; ゚ i! | i . Y 三三. ム ' ...i iハ ヽ ゚ィz i i i ⌒ヾ 「 マ ム i.. l };> ´ 7マ tji | ! {_リ ハ ム L 」 ; ィハテj ゞ'´! ; j j | マ Vハ ム _ ―rォ | ハ ゞ' j L;!/ / ! ! マ Vハ_ム __ ―=  ̄ ̄ | ハ ` ィ{ l | r≠キ /////ハ―=  ̄ ̄ | ム ゚ ` イ { i |__ ―=  ̄ ヾ=<///`ー― j> ´ ̄ ̄ `ヽ,_, _ ―=7  ̄ ̄_\_ >-、 マ///[ ヽ -ー  ̄ ̄ ヾ{` 〉≦ ̄ ̄ / /ィ ̄ ア7⌒7 ̄ 7{ ヽ マ// イ / _z、__ ヽ_)/ / / / イ/ / 仁ニニ{! ; > __)イ / ヽ { ,ィ T ハ` ´ /=≠ / /| リ / 「≦'==ヘ! |八_ ィ { `ヾ _ イ | ! { | / / ィ/ ム| { ! !r―ニ二{. i/(_ イ ノ ` ヽj j! ! i八 ! /゚ /{ /ニi| ム 、 マニニニ人 |!_( _ ィ {  ̄ ̄ 、 个ミ丶{ / /゚j/ニニム ム≧ュ_ゝ=キ ´ ̄ L≧ュ__ イ / `ヽ j }`ヾj/ ムニ゚ニニ八 了/ i j了 ///| / 7 ゝア ムニニ.゚ニニヽ ! | h! /////{ / / /イ⌒ ムニニニニ゚ニニュ、 人 i 人丶///ハ 菫「菫だ」シャキンッ 竜華「何をする気やねんっ!!」 煌「」 久「あーもう滅茶苦茶よ」 440 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 45 07.26 ID u/yJ2W55o [10/13] 京太郎「お、落ち着けって!!」 優希「京太郎ぉぉぉ!!」ダダダッ 久「ゆうきぃぃぃぃい!! やめてぇぇぇぇぇ↑↑!!」 竜華「あかん! もう間に合わん!!」 菫「はぁっ!!」バシュッ ギュィィィィイン!! 矢「」ドスッ 垂れ幕「須賀京太郎サイン会!!」ファッサァァァ パサッ 優希「じぇ?」フミッ ズルッ ドシャッ!! 優希「」ゴッチィィイィン 京太郎「ゆうきぃぃぃぃぃい!?」 優希「うぐぐぐっ……こんなのって無いじょ」ウルウル / ̄ ̄ ̄ミヽ⌒'x___ / ,.ィ(⌒)" ` 、 | / `¨ \ { / ヽ \|ヽ/ /|/| |‐"/ ゙, ,' / (◯)´Χ /゙ . | i≦ミ(⌒)_.レ| |\| U  ̄ フ / . ト、. /⌒xヘ/⌒{ <___Χ . . | .) { //__|_/沁、 \ `ー_.\ . リ"ヽ ,.ィ" ̄ ∪)、{i込. } (◯)/` / . . } {||───⊂) ̄/\ ∪ / , ,ィ | `ー───‐゙ー" `゙''ー---‐'ー─‐'゙ム彡" ソ 竜華「」 煌「」 久「」 菫「ふっ、こんなものか」ニヤリ 453 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 56 54.02 ID u/yJ2W55o [11/13] 煌「ちょ、ちょっと垂れ幕が落ちるハプニングがありましたので、少し休憩にしますね!!」アセアセ エーソンナァァ! イイジャン、マッテルアイダニパンツミセテアゲナヨ-! ヒャァァァ!! ナニスルンデスカ!? サイン、ホシイ 京太郎「皆さんすみません!! すぐに再開するので!」 ソウデアリマスカ サインホシイジャン? ハヤクシテホシイノデスヨー ボカァイケメンケイアイドルカラジョソウケイアイドルモイケルンヤデ? ウッセェンダヨドシロウトガ!!! キョウタロウクンハスガオガイチバンナンデス! 京太郎「本当にすいません! すいません!!」 優希「うぅっ……」グスグス 京太郎「回収班!!」 竜華「今や!!」 久「もう、心配かけて!」ガシッ 優希「じょ?」 煌「ほら、こっちです!!」ガシッ _,.......-―--...、_ ,..=ニ二二ヽ,. ‐-.、,.... . ' ´ `ヽ、 _ ,..- .ニニ 丶 ,..-‐ ' ´( / \ Y∠.-‐-.、 `ヽ / ; ' i | | i ∨、 \ / / // i ! | ハi |i |i | i ヽ \ 、ヽ 、 ヽ / / ィ/ i / .i | !i | | i! |.! . .| i | .! i } ヽiヽ i i { / / / !| l.i! ! ! ! |―|、Τ`ト、 i`!  ̄!`!ー!- } ! | i ! ヽ ! } !ハ i / リ 人j、 ! i N ィ==ミ、 \{ ヽ;ィ=キ;ィ'| ノ!/ ;ィノ | ! ヽ! !. ハ从! ./ / ヾーヽ!メ. r' ; } _,} i゙ヽiイ ノ ヽ ゙、 リ | / ヽ! .i / i| ハ (.__)--u uー-(_.)/|' i、 i }ノ 仆 | i ト、_! . " " " ' " " " i .,! i i |i } __ リ、 i、 ! | .丶 /' | ハ ! }リ _ヲー-ユ、_ \{ `ー!、|、 `;..、⊂ニニニニ⊃.ノ , . .リjイ;ノ;ノ rニ巳⊂二ヽ  ̄-―{ __`二ニー----‐πフj;丿'"__ '" (_,.--‐ \ -イ ,,ィ' i !i |~~^^^~~| i.! /)i、 ヒ_ー \ ,.イ´ r' |! i ゛、 匸_)(二) ;;" / .iハ )ー---、_/、 ̄ \ /′ i! i\\ Vハ} / ;; " ;/i / 丶 / / \. ゙、 \ rイ \ \!、 \ ー=\/=='_; イ! レ / \. / / \ 丶. \/\\ \ ゙| 丶、 二ヽ◇フ'二∠_|! / / 〉 / / 優希「じぇぇぇ!?」ズルズルズル 京太郎「(なんとか回収できたか……)」ホッ 457 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 02 08 29.28 ID u/yJ2W55o [12/13] 【そうこうして、サイン会も終わり】 シーン 京太郎「お、終わった……」ガックリ 菫「お疲れ様。よく頑張っていた」ポン 京太郎「ありがとうございます、菫さん」 菫「ほら、アク●リアスを飲むといい」フッ 京太郎「助かります」ゴキュゴキュ 菫「100人はいたと思う……好評じゃないか」 京太郎「自分でもビックリです」 竜華「お疲れ様やな、京太郎君」テクテウ 京太郎「竜華さん……」 竜華「せやけど、もう一仕事残っとるで」 京太郎「……はい」 煌「お願いします……」 京太郎「もちろんですよ」ニッ 久「……ごめんなさい。須賀君だけに押し付けて」 京太郎「いいんですよ。それに、これは俺の問題ですから」 だから、俺が解決しないといけないんだ 京太郎「なぁそうだろ、優希」 ガチャッ 優希「あっ」ビクッ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , / {(从_| -- ´ 「/// | { |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 京太郎「よう、優希。タコス食うか?」ニカッ 518 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 23 43 03.23 ID AngjAgDLo 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart1【新人!】 99 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU イケナカッタ…… 100 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 是非とも行きたかったのですが、主人が熱を出してしまいまして 101 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃぁぁぁぁぁ!! コーチの奴許さないんだし!! 行く遅れのくせに偉そうなんだし!! 102 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA ↑池田ァァァァァ!!!! 103 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ひぃぃぃ!? 池田じゃないんだし!? 可愛い華菜ちゃんじゃないんだし!? 104 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe がっしゅくとかさなってざんねんです 105 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー! すっごくよかったぞー! 106 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 凄い盛り上がりだったっす!! 107 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルなんて何がいいのか分からないのです 108 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ところどころハプニングあったみたいやけど、結構いい感じやったで 109 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 サイン貰い損ねてしまった……死にたい 110 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー興奮したんだよー!! 111 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電完了 112 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO あのインハイチャンプ宮永照選手と妹の宮永咲選手! さらにはあのアラフォー小鍛治プロまでいたとの噂は本当!? 113 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ アラサーだよぉぉぉぉぉぉ!!!! 114 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 行きたかったのに、お母さんがダメだって…… 115 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa あいたい 116 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur やっぱ須賀京太郎は期待の星やなぁー ほんまええ男やでー 117 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister サイン会とかくだらないって、それ一番言われてるから 118 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress しかし、まだアイドルとして日は浅いのに……その才能の片鱗が見えていたな 119 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ↑ どういうことじゃ? 120 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru ファンの一人一人をしっかり見て、それぞれにちゃんと言葉を用意していた 表情も笑顔一つではなく、その人に対して色んな顔をくるくる見せる 流れ作業ではなくファン一人一人と向き合って、楽しもうとする気持ちがひしひしと伝わってきた 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi え? そんなに凄いの? 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 仕事がなければ見に行きたかったなー 532 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 00 52.81 ID 5wvlSv5Oo [1/8] 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 妹の為にとサインを貰ったんやけど……妹もウチと同じことしてた 泣けるでほんま……最高の妹や! 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ アンタも最高の姉や うちが保証したる 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 娘二人が泣きながら抱き合ってるんやけど…… なんか寂しい 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 確かに須賀君、すっごく優しかったんだよー! それに……か、可愛いって言われたよー……// 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi やっぱり格好よかったなぁ 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当然じゃない、これからトップアイドルになる男なんだから 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE サイン会には可愛いシスターや、ミニスカロリっ子がいたというのは本当ですか? 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sikorinn0 ↑ 哀れだなァお前……本気で言ってんなら、抱きしめたくなっちまうくらい哀れだわ 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE しかもウチ、妹の名前でサインしてもらたんやけど…… 最後ホンマの名前の方で呼ばれたわ なんで知ってたのかは分からんけど…… 一生この人のおっかけでいたいって、本気で思えたんや 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ウチもそうや! 須賀君のこと、ホンマ応援しとる! 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur せや! 関西人総須賀京太郎ファン化計画や! 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU え、それは…… アリやな!!! 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba アンビリーバボー 少しはマシになったようですね 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 マシどころか、これから大活躍だよっ☆ 537 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 21 07.27 ID 5wvlSv5Oo [2/8] 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 正直、まだどこがいいのか分からへん 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 何がいいって、あんなん卑怯やろ!! 破壊兵器や!! 核や!! 麻薬や!! 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ↑ 意味わっかんねー 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar お会いして、確かめたかったです 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI もしこの人が姫様の探す人なら…… 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister ファンが増えて来た……最悪 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress ? 喜ぶべきことじゃないか? 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんがこんなにも人気になって嬉しい 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やだもん 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 友達がすごくハマってるから……私も、応援しようかな? 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN あ 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 これからも頑張って欲しいのぅ 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん、きっとトップアイドルになってくれるよ 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO これからに期待っすねー 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルにハマるわけがないのですよwwwwwww 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse この人、あったかそう…… ~~~●ヶ月後 松実館にて~~~ 544 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 27 51.87 ID 5wvlSv5Oo [3/8] ( ) i ニlニ○ _L/、 / (⌒ ⌒) { cト ´ | ノ ⌒ ーノ{__ノ て人_) . ―― .. / .. . . . . . . . . . . . . . ` ..、 ' . . . . . . . . . . . . \ / / . . . . . . . . . . . } . } .. / } ハ / . ′. . } 斗/L/! . . . / 、i . . .}...... .  ̄ / . | ... . /| . / j/ | . . /} /リ|\| . .}.‘ ― { /.! |. . .. | / -- _} /ノ' /十/,「 ..ハ .i おねーちゃーん! rぅ' ,| .| . .| ;{z≦三 三ミメ.| /| .ト{ \ 京太郎君のテレビ始まるよー!! / { V | .| . .|´i `| | .| | .|/ . , . . . l |/// 、__ /// | .i! .! {i { ハ . 込{. __ (__ ノ .ィ} リ| 乂 / . ∧ . .V/⌒ヽ.--r >ォ抓/ ./ |′ / /. . . . /\ ハ´  ̄`V ´  ̄`∨ /| ( )イ. / . . . . / /\ { { 小{ (⌒ ⌒) // . . . . . . { fノ |! 人.} .{ て人_)./ . . . . . . 人 ,八 ノト{' . . . . ./ . . . ト、 / 乂 / . | _ __  ̄ ̄ ̄ . ヽ _ / '" ` 、 ` / \ ^ヽ / \ / / / ヽ / / . ヽ . . . } {i / ′ ,′. ト、 | | .、 ', ,′ l .! . ! . . .| ! .| | . . .| . 〈 l . | . . | . . 斗匕 ̄ メ | . .ハ-┼- 、. . .| . 〉 | . . i! | / / / l/ | / .l ∧ . ハ ヽ! | | . . .i| . . | /x = x. |. . ハ/ j/ l | | . . || | ,〃 ヾ j/ 〃 ̄`ヾ ハ .′! く、くくくく玄ちゃん!? | . . . .|| |/ {{ }} {{ jイ ! /. /| || | ヾ _ '′ ヾ _ ノ . // / / | || | 、 、 、 、 、 、 `¨¨¨´ ムイ´ { │ i ! . .| ` ` ` ` ` ` ` | | | たたたた大変だよぉ!! ヽ. | . .| ! ト、 _, ~~ ┐ ! ! ! i! .| | | . 、 丶 __ ノ _ ィ ,′ ′\ i! | ! . / __> _ .. - ´ / ./ . ヽ i| . . .| \ 、 \ .. - ‐ ムイ i! !. / | .|. . ./ \\ \__  ̄ ̄ ヽ ハ ′| . . | / /`¨\ >'´ -‐∨. / !/. / . | . . .レ′ _{__ .〕、__ イ / V / . | | /| / !\ . イ /. レヘ | . . l / \/i/| ー '_| / | \ |. . . . | ./ | / 、 ,′ \ | . ′ . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ./ . . . . . . . ./ . . . イ . . . . . . . . . . . /! . . . . . . . . . . | . . . . . . ‘, . . . . . . . ./ . . . ./ } . . . ._ . . . ./ i . . . . . . . _∧ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 斗 . . ̄ . / . ./ . . . . . . . イ . . i 丁 .丶 . . . . . . . . . . | . . . . .| . . ./// / . . . . . ./ . ./ |/! . . . . . . . . . . . . . | . . . . .|/ /_ . . -‐'′}/ ! . . . . . . . . . . . /| . . . . .|γ⌒ヽ γ⌒ヽレ . . . . . . . . . ./ . | . . . . .|弋 丿 弋 丿 | . . . . .| . ./ . . .| . . . . .| ¨ ¨ | . . . . ほへ? .◯ . ./^! . . . . .| 、、 、、 . . . . / . .{ .‘,| . . . . .| r‐----r V . . . . . i . . .`| . . . . .| { } /. . . . Ⅳ . . . . | . . . . .|≧ ..._ ゝ _.ノ _. イ . . ./ . .V . . . . . . ‘, . . .|斗-‐ ≧=‐----‐=≦ 、 . . .| . ./ . ./ . . . . . . . . . ∧ . . ‘, { { } } ヽ .| / . ./ . . 549 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 30 41.95 ID 5wvlSv5Oo [4/8] 宥「きょ、今日のお客さんが!!」ガタガタガタ 玄「お客さん?」チラッ ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム \ ,ノ / \ | ∧ i| ∧,イ 今日、予約していた須賀ですけど―― Ⅵム. ,__`_'_, .イ // ヽl \ ー‐ .//イ .イl| \ / lハヽ _/ ノ ヽ 、 ̄ V ヽ \_ _ .ィ´ ′ ヽ . / i \ ‐ 、_ _.. -‐ ‘ / ! ム ム { ヽ 、 `゙"''‐-..,,__ ,. -‐'"`゙´ 〈 l / l__ __」 ∧ |_ 〉 \ ``丶 / ___> | ハ \ / ハ | `<__、 | ¦ . ' | | |/\\ V // \ ! |ヽ ! | l | l 「 、\\j// ヽ{ | | ! | | | ¦ \ l ̄ ̄! 'l | ! | ゙i . l l | ヽ . . / | l ! ヽ l .l i | j丁{ | | _, -‐v ' ) . } i l ! ! .|! | i'⌒゙_.-‐'/ く . ∧ l ! , . l! { 厂 / ヽ ! '、 . l { / l| | 厂 ,' ..... (_ 〉 . ; . ! ' / l| / l , ; ... /. } } . 、 | ∨ !| / | / {、__ ⌒i ! . '、 ! / ! !´ /! ∧ | . ............ 〈 j 、 ! /. l .! ! ' { ....ー- .\_ { 、 l ! . . l .| l / | .... .....L._ 」 、 ¦ | . . |/ { ,' 「\ .......'、 〉 ' ! ! . . . . l } ! | \ -―… \ } リ | . . . . ! '、{ {, 丶 / ' ノ ;i { ! . . . . | ∧! 八 ∨/ ̄ ̄ | 玄「……」 宥「」ガタガタガタガタ / / ... / ′ / . . ..... ./. / ! . . .i ..! . ..... { . . . . . ハ /. /.〃/ ...../ ′'. | i . . . . | i _{__| .| . . .i | . .../  ̄`ヽ/ ふ ' // ′ /斗 十 | . . . . . . }}ハ ハ { ≧ト| / な な な ぅ {// { /|i 八 {=从 { i N孑弐{ミト∨ | ′ る. る .る (. i 从 {イァ う{ミト爪ト . ! ん) ハヽト、 { | ほ ほ ほ ). |. | \《 { } ヽ\{ { リ | ヽ! ど ど ど む. | ! |ハト.乂__ノ ー ' | < | 八 | | i /i, , , /i/ , } }i 人 __ ノ\ (__) l . i. / 厂「{ { ` ー― ´ / { | V 入 { ̄`ソ }/} }/ l.| | { |人 ∨ >... ` . ィ升| / 八 { 551 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 33 37.22 ID 5wvlSv5Oo [5/8] 宥「」ガタガタガタ 京太郎「震えてますけど、大丈夫ですか?」テヲギュッ 宥「あっ……」 / | | ハ | ii ヽ / / | | / /| | i.i ヽ i / | | / /_Lノ| | |.iヽ ヽ | / / | | _; r- ''ナ´| j.| j| | i 〉 ヽ ル 1 j j / | , r ' ´ ノ / _.j j | /| j`\ 1 i i / j / | |´ // / .j / | /.j / 、 |.1 ヽ | |.i | / | | | ///--- j/__j / j / .|i .| | j i |/ | ノ| | /_イr===t''ヾ / ノ /'' __.'_ .| / リ リ iリ | / | //o心 ミリ`/ / /' ==ミ、j ノ| / / / i |/ | |∥ .《毛 卅ii ' '´ ワ ミヾ |i ノi ノ i | '´`ヽゝ |.` つゞ 乍彳 ii リ }.///r' i |´⌒ヽ | | 弋 少 .っ ノ '7 | i | | i  ̄ ̄ .ヾ / | | ヽ | i | ///// .| | ヽ | i i ヽ ///.| | ヽ |\_ 1 i .| | ゝ_ `ゝj-1 i ,_ .| | あったかい…… \`'イ. ヽ 1. ゝ、____フ __.丿 | \ \ヾ 1 , r ' ´ ` ヽ、 j \ ヽ 1 , r '´ \| _ゝ、 \ ヽ , r 、ゝ -, /⌒i / .ヽ´ 1-、 ゝ- \ -/´ ヽ ヽ / .ヽ .1 .| 、 ヽ 、 / ヽ ヽ ヽ' | i | 7 ヽ、 _ノ、 ヽ 〉 〉 | / | ./ヽ 京太郎「え?」 | /〃 斗-- 、 ヾメ、ヽ / /. / / / /} | | / / {~⌒ヽ_ V》. { / / / / // / / /} ヽ/ぃ 十 ヽ | { / r'⌒ヽ } ` レ / ' / / / / / // (__ j⌒) | | ん 〃⌒) v‐ ' } / / ⌒// ./ / / / ー l Ⅳ __{ {{ し' 〃 / / / 斗=≡メ // / / ⌒) .フ|'⌒) | ( ゝ⌒) `- ´ ./ / / , -‐-ミx / /} / / レ| α | 〉- <\\\\ .// ./ { )ヾメ/ / / | | | { ノ \\\\\ ′' >-=' 〉ヘ / / 廴ノ .| |l. } /´ { { { し 〃 }}/ / ├ ナ 八 { { 乂` `ー=' _/ /' /}/ / _ト、 '⌒) ヽ} } ′ \\\/ `ヽ}/ / / | ー や \ 斗-―- \\>- r' \/ | | ⌒) / \ ヽ { ⌒~`ヽ __ } j \,′ ハ | / /⌒し ヽ \ `ヽ // j / } | : 京太郎「なんで泣いてるんですか?!」ガビーン 玄「うぇーん!!」 果たして松実姉妹の運命やいかに!? 続く
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/881.html
永水女子高校- 小蒔「……」ドキドキ 初美「あ、姫様 それロンですー」 小蒔「ええ!?」 初美「8000いただきますよー」 小蒔「は、はい…お疲れ様でした…」 霞・初美・春「お疲れ様でした」 巴「今日も姫様がが最下位ですね」 小蒔「か、霞ちゃん…」 霞「小蒔ちゃん、気の毒だけど、ルールはルールだから…」 小蒔「うぅ…」 霞「今日も小蒔ちゃんはおやつ抜きね」 小蒔「」ガーン 巴「今日で一週間、続けておやつ抜きですか」 霞(県予選までの間に 神様を降ろさない素の小蒔ちゃんを強化したくて始めた罰ゲームだけど…なかなか上達しないわねえ) 小蒔「春ちゃぁん…」ウルウル 春「…ポリポリ」チラッ 霞「小蒔ちゃん、もちろん黒糖もダメよ?」ニコッ 春「と、いうわけなので」ポリポリ 小蒔「うぅ~」グスン 霞(心を鬼にしないと…) 夜、小蒔の部屋- 小蒔「…」グゥ~ 小蒔「お腹がすきました…」 小蒔「朝昼夕三食だけじゃ足りないよぉ」 小蒔「でも六女仙を従える巫女として買い食いなんてできませんし…」 小蒔「甘いものが食べたい…別腹が空っぽです」グスン 小蒔「霞ちゃん…どうしてこんなひどい罰ゲームなんて作ったんだろう…」 小蒔「わかってる…神様を降ろせない時でも最低限戦えるくらいに私を鍛えるため…だけど…」グゥゥ 小蒔「お腹すいたよぉ…」 小蒔「霞ちゃんなんて…霞ちゃんなんて…」グスッ 小蒔「きらい…」 ボンッ 鬼巫女「……」 鬼巫女「……」テテテテテ 朝- 霞「小蒔ちゃん、起きてるかしら?そろそろ学校に…」 霞「…小蒔…ちゃん…?」 その日、神代小蒔は鹿児島から姿を消した―――― ついでに神代家の冷蔵庫の中身も――― 長野- 和「ロンです、7700」 京太郎「なんですとーーー!?」 和「須賀君…それは明らかに危険牌じゃないですか、不用心すぎます」 優希「おい犬!最下位の罰だじょ!学食でタコス買ってこーい!」 京太郎「はいいいいいい!」 咲「京ちゃん…」 京太郎「ちっくしょー、あの三人相手じゃまるで勝てる気がしないぜ…」 京太郎「東場の時点で優希に絞られて、いけると思ったら咲に鳴かれて嶺上嶺上…」 京太郎「あいつらに勝てる自分が想像できない…はは、泣きそうだ…」 京太郎「こんなんで俺、個人戦で生き残れるのかな…体力ばかりついてくぞ…」 京太郎「あれ?学食が閉まってる?おかしいな まだ閉店時間じゃないはず…」 京太郎の友達らしきモブ「おう京太郎 学食なら今はやってねーぞ クックック」 京太郎「なんでだよ!?これじゃ町までタコス買いに行かなきゃならねーじゃねーか!」 京太郎の友達らしきモブ「俺もよく知らんけどさ、噂によると食材が何者かに盗まれたんだとさ、クックック」 京太郎「マジかよ・・・食材泥棒なんて今のご時世いるのか…?」 京太郎の友達らしきモブ「学食はあきらめろ、じゃーな 部のパシリ頑張れよ!クックック」 京太郎「ちくしょおおおおおおおおおおお誰だよお前ええええええええ」 街- 京太郎「た、タコス…4つ、いや6つください」 店員「ぁありゃしたー!!」 京太郎「ふう、なんとか入手できた…早く帰らないと優希にドヤされるぞ」 京太郎「それもこれも、なんもかんも泥棒が悪い!もし俺の前に出てきたらとっ捕まえて警察に突き出してやる!」ゴゴゴゴ キャードロボウヨーダレカー 京太郎「わお」 京太郎「言ったそばからこれか!この怒りを泥棒にむごたらしくぶつけてやる!」 京太郎「待ちゃあがれぃ!おめえの悪行!お天道さんが許してもこの俺が!」 鬼巫女「っ!!」テテテテテテテ 京太郎「な、なんだありゃ!?人?いや動物か!?」 京太郎「と、とにかく捕まえる! ってはえええええ!!?」 京太郎「だがしかし!部活(パシリ)で鍛えた俺の脚力をなめるなよ!アイシールド21もびっくりだぜ!」 京太郎「だらっしゃあああああとったどーーー!」 鬼巫女「っ!!」ジダバタ 京太郎「こら、暴れんな!盗ったもんを返すんだ!」 ―― 京太郎「よかったな、許してもらえて」 鬼巫女「…」ショボン 京太郎「しかしお前、ほんとになにもんだ?子供…にしちゃ小さいし、角生えてるし、巫女服か?それ」 京太郎「どこから来たんだ?帰るところあるのか?家族とか…」 鬼巫女「っ……」ジワ 京太郎(ワケありか…) 鬼巫女「……」グウゥゥゥ 京太郎「んで、腹減ってんのか」 京太郎「とりあえずこれ食えよ うまいぞ」 鬼巫女「…?」ビクビク 京太郎「たくさんあるから一個くらいはくれてやるよ いらないんなら俺が食っちまうぞ?」 鬼巫女「…!」ムシャムシャムシャ 京太郎「はは、すげえ食いっぷり 腹減ってたんだなー」 鬼巫女「…!…!」ペコペコ 京太郎「いいっていいって気にすんな そんでさ お前、これからどうするんだ?行くあてでもあるのか?」 鬼巫女「……」ショボン 京太郎「ないのか… んー、だったらさ」 鬼巫女「?」 優希「遅いじょ犬!」 京太郎「悪い悪い 学食が閉まってて街まで買いに行ってたんだよ ほら、みんなの分もあるぞ」 咲「わあ、ありがとう京ちゃん」 京太郎「あー…それでさ みんなに相談したいことがあるんだよ」 和「相談?」 京太郎「皆の家でさ ペットっつーか…その、家族が一人増えても大丈夫ってとこはないか?」 咲「そんな家、あるほうが珍しいと思うけど…?」 優希「なんだ?犬でも拾ってきたのか?犬のくせに生意気だじょ!」 京太郎「犬っていうか、鬼っていうか巫女っていうか……」 和「??? 意味がわかりません」 京太郎「だよな…ま とりあえず見てくれよ おーい、入ってこいよ」 鬼巫女「……」ビクビク 和「きゃあああああああ!! なんですかこれはーー!?」 京太郎「実はかくかくしかじかで…」 咲「そっか…行くところがないんだね」ナデナデ 鬼巫女「……」ショボン 京太郎「なんかほっとくのもかわいそうになっちまってさ」 咲「京ちゃん…」 和「すみませんがうちは父が生き物…?は苦手で…連れて帰るのは難しいかと…」 優希「うちも無理だじぇー」 咲「私も…ちょっと難しいかな」 京太郎「そっか…」 咲「ごめんね、京ちゃん」 バンッ ??「話はきかせてもらったわ!!」 京太郎「うわ部長!いつから聞いてたんですか!?」 久「全部聞いてたわ、なかなかおもしろいのを拾ってきたわね~ 須賀くん?」 まこ「ほほ~確かに巫女で鬼じゃのう、服も…おぉう!ちゃんと脱げるんか!?」 鬼巫女「~~~っ!!」ジタバタ 京太郎「部長はどうですか?こいつ、連れて帰るわけには…」 久「悪いけどうちは無理ね~ それほど大食いだとちゃんと世話できる自信ないわ」 まこ「うちも雀荘じゃし…食べ物も扱うからペットは無理じゃのう」 京太郎「そうですか…」 久「あなたが拾ってきた子なのよ?須賀くんが責任もって連れて帰るのが筋だと思うけどねえ」 京太郎「うーん うちにはもうカピバラがいるんですよね…この部室でってわけには…」 咲「京ちゃん こんなところに置いておくのはかわいそうだよ…」 京太郎「だよな…」 鬼巫女「…」シュン 京太郎「そ、そんな顔すんな!わかったよ、部長の言うとおり ここまで連れてきた俺に責任がある!嫌じゃなければうちに来い!」 鬼巫女「…!」パアア ひしっ 優希「おおう、すっかり京太郎になついてるじぇ」 咲「ねえ京ちゃん、ところでこの子 名前はあるの?」 京太郎「名前…そう言えばなにも考えてなかったな」 和「あなた、お名前はあるんですか?」 鬼巫女「…!」テテテテ ピョンピョン まこ「ホワイトボードの前でジャンプし始めたぞ」 久「須賀くん、だっこしてあげなさいな」 京太郎「はい ほら、ペン持てるか?」 和「それより、字が書けるんですかその子…」 鬼巫女「~~♪」 「コマキ」 須賀家- 京太郎「ふう…なんとか家族も説得できてよかった、小遣いが減らされちまったのは痛いが」 ※説得シーンはワカメがキンクリしました コマキ「…」グウゥゥ 京太郎「もう腹減ったのか?夕飯までまだ時間あるし…ほら、ポッキーでも食っとけ」 コマキ「!!!」パアアアアアアア 京太郎「しかし本当によく食うな…食事代はマジで覚悟しておいたほうがいいかも…」 コマキ「♪」ペカー ポテ 京太郎「あれ?まだ残ってるぞコマキ?」 コマキ「♪」ブンブン 京太郎「満足したのか…?もしかしてコマキの主食って…お菓子?」 京太郎「た、助かった…かもしれん」 コマキ「♪」ゴロゴロ 京太郎「やれやれ、のんきな奴だな さて、俺は夕飯までネトマでもやってるか」 PC「ロン リーチタンヤオピンフドラ8000」 京太郎「うがああああああやっちまったああああああ…だって!俺も聴牌してたんだもんんんんん!」 京太郎「も、もう駄目だ…まくるには次のオーラスで倍満は出さないと…」 コマキ「…」テテテテ ピョン 京太郎「うぅ…コマキ…見ないでくれ、こんな俺の体たらくを…」グスン コマキ「……!」ペカーーーー PC「南四局」 京太郎「配牌は…え?な、なんか筒子がやけに多いな…」 PC「ツモ 清一色 三暗刻」 京太郎「な、何いいいいいいいいいいいいいいい!?」 永水- 巴「か、霞さん 元気を出してください 姫様もきっとすぐに見つかります…」 霞「えぇ……そうね」 霞(小蒔ちゃん…どこへ行ってしまったの…) 初美「霞さん……」 霞(あの子を強くしたい一心で…傷つけてしまっていたのね…また会えたら謝らないと…) 霞(昔から お菓子が大好きだったものね…) 春「……」スック 初美「はるる?どこに行くんですかー?」 春「…電話、人探しが得意な人に心当たりがある」 春「…霞、元気出して… きっとお姉ちゃんがみつけてくれる」 ~ひとまずカン~